湘南と県央、リニア予定の橋本を結ぶJR相模線 複線化の早期実現へ総会
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JR相模線の複線化を求める沿線自治体や経済団体などでつくる「相模線複線化等促進期成同盟会」の2025年度の総会が22日、寒川神社(神奈川県寒川町宮山)で開催された。複線化の早期実現に向け、関係機関に積極的に要望することを確認した。 【写真で見る】寒川神社で行われたJR相模線の複線化を求める総会の様子 総会には相模原、海老名、座間の3市と寒川町の首長らが出席。会長の本村賢太郎相模原市長が「一日も早く県央地域と湘南地域を結ぶ相模線の複線化促進に向けた動きを皆さんと共に進めていきたい」と呼びかけた。 25年度予算約142万円を、啓発事業などに充てることなどを決定。信号保安設備の改修や部分複線化など段階的な整備を図りながら、全線複線化の早期実現を求める要望書をJR東日本や国などに提出することを確認した。 相模線は茅ケ崎─橋本間の約33キロを結び、全線が単線となっている。同会は1998年に設立され、複線化による輸送力の増強や速達性の向上を実現するためにJR東日本や国への要望活動などを行っている。
神奈川新聞社
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