エンディング

陰陽師と五行院は力を合わせ街中の死穢・五体の特級指定対象・イザナミの討伐に成功。

街への被害は甚大で、一般人の死傷者も多数あった。

翌日には弐本内閣総理大臣が会見を行い、脅威への対処は完了しており復興が速やかに進められることを発表した。

その言葉通り、事件の1〜2ヶ月後には第二東京内にある殆どの交通機関は復旧、街の修復や市民への支援が進められていった。

今回の事件も前回と同様、本土にも知れ渡ったが、すぐに情報規制がなされ詳細な情報を入手するのは困難を極めた。

事件以来、街ではパタリと死穢を見かけなくなる。
イザナギを倒したことによる影響だろうか。

しかし、それでも第二東京を去る人間も現れる。

 

 

五行院の最上階から本土へと出港する船を眺めながら、白色のスーツに身を包んだ初老の男が深いため息をつく。

その様子を見て、後ろに立つ秘書の男が心配そうに話しかける。

「本当に……これでよかったのでしょうか」

初老の男は視線を逸らさず、前を見据えたまま話す。

「良いのだ、これで」

「……」

「ここが戦場となり、国民が犠牲になることを この国は遥か昔から知っていたのだ」


「ここは……第二東京は……、『弐本を存続させる為だけに存在する場所』だったのだから」

「逃げたければ、逃げればいいさ」

冥界の真上、地獄の入り口
陰陽師と五行院が守り抜いた、たったひとつの島。

第二東京は、今日も変わらず。

絶海にあり続ける。

 

全ボス討伐ルート+α

街への被害は甚大で、一般人の死傷者も出ているが、今回の事件はあまりの規模の大きさに「災害級」と分類され、神通力を持たないながらも中心となって指揮した五行院は国民を守った英雄として評価されます。

弐本の歴史上、最も規模の大きい「災害」を戦いを乗り越えた陰陽師・五行院は国民から今まで以上に支持を集め、
第二東京を去る人間がいる一方で、それでも憧れを抱いた人間達が第二東京を訪れるでしょう。
 
イザナミ・イザナギについての国からの正式な発表は無く「危機的状況における集団幻覚」などと言われているが、人々の記憶からあの出来事が消えるわけもなく、「神のいる島」「奇跡の島」などど海外メディアでは報じられているそう。
 
特級指定対象に関しては五行院から正式な発表があり、「特殊な死穢」が発生した原因を究明中と国民に説明。

事件から数ヶ月経っても、弐本国内での死穢の発生情報はありません。
弐本に初めて、死穢のいない日々が訪れます。
 
陰陽師と五行院が掴み取ったこの平和な日々が、きっといつまでも続くことでしょう。
・五行院の地下は変わらず立ち入り禁止ですが、どうやら大穴は塞がれているようです。
・今回のイベントに参加した陰陽師、五行院職員へ特別手当が支給されます。(50万~100万+α)(祓った数に応じた報酬)
・結界術師の描写が解禁されます。詳細は下にある「絶海小話:第二東京の秘密」をご確認ください。

ストーリー解放

ふわり  と、
風が吹く。

その風につられるように少女は振り返る。

なにか、声が、聞こえたような。

「?」

建物の隙間の暗がりを凝視しても、そこには何も居ない。
つい力が入りギュッと握りしめていた拳に気づく。

 

おかしい、なにかを握りしめている。
なにも持っていなかったはずなのに。

 

指を一本一本、剥がすように、ゆっくりと手を開く。

「骨……?」

次の瞬間、少女のいた場所は
突っ込んできた車でグシャグシャに潰れていた。

通行人の悲鳴に混じり

 

女の笑い声が

聞こえた。

——
トゥルーエンド「生者の国、弐本」

死穢が発生しない日々は約5年ほど続きます。

その間にも五行院-防衛対策部は解体されることはなく、治安維持の組織としてあり続けるでしょう。
(警察と連携した街の治安維持、地域ボランティアや海外派遣、事務仕事、他の部署への異動も可能)

中にはこの違和感に気づく人もいるかもしれません。

少女の交通事故から調査を重ね、国の上層部と五行院上層部はイザナミの存在を把握しますが、「その時」が予見される日まではこの事実は公表されません。

弐本が再び死穢の恐怖に支配された時、かつて弐本を守り抜いた者達が必ず立ち上がるでしょう。

以上、これにて絶海の陰陽師の全日程終了となります。
この5年後のアフターストーリーを企画化する予定はありませんので、ご自由に描写して頂いて大丈夫です。
陰陽師の方達は5年間ほど平和な日々に収入が絶たれることになりますが、稼いだお金でのんびりしていてください。

アフターについて

■企画終了の9月30日以降は無期限アフターとなります。
アフターでは新規CSの投稿が不可となります。(再投稿は可能)

アフター用タイトル
【絶海下】○○○【アフター】

アフター用タグ
【絶海下】アフター

■10月1日 0:00 から、外部が解禁となります。企画終了まで規約を遵守して下さい。

絶海小話

-世界観 情報開示-

以下の情報は、参加者様方に向けての情報開示となります。
キャラクターが知ることはないでしょう。

※本編で登場するワードは日本神話をベースにしていますが、同一ではないとお考えください。
絶海の陰陽師の世界観に合わせて改変されている部分があります。

イザナミの浄化失敗→バッドEND
イザナミの勝利、冥界の死者が溢れ第二東京が冥界となる。
やがて弐本全体に被害が広がると、国土奪還・人命保護の名目で他国が介入。死穢と人間の戦争が始まる。弐本から生きて脱出した人も、差別や迫害の対象となる。

イザナミの浄化成功→通常END
イザナギの勝利、冥界の道を塞ぐことに成功。イザナミ消滅。死穢が現れなくなり平和な日々が訪れる。国・五行院・イザナギがイザナミの存在に気づけない。五行院は防衛対策部は死穢対策以外の自治部署に変化。5年後のイザナミの復活を予期できない。

イザナミの浄化成功+α→トゥルーEND
イザナギの勝利、冥界の道を塞ぐことに成功。イザナミ消滅。死穢が現れなくなり平和な日々が訪れる。国・五行院・イザナギがイザナミの存在に気づくことができる。5年後のイザナミの復活に対応できる。

死穢はイザナミの呪い
「一日に1000人の人間を殺す」

神通力はイザナギの祝福
「一日に1500人の人間を生みだす」

人々に死穢に対抗する力(神通力)を与え見守ってきたイザナギだが、最終イベントでは人類がイザナミに敗北すると弐本が陥落してしまうという状況になった為、新たな力(光の剣)を人類に与えた。

光の剣は、第二東京に人と陰陽師を集め続け数百年にわたりイザナギの権能を高めて来たことで生み出すことができた強力な奇跡。もう一度行うには、また長い歳月がかかると思われる。

・五行院本部の真下、海の底よりもっと深い黄泉の国(冥界)にイザナミがいる。

・イザナミは冥界の王。死んだ者を使役することができる。また、己自身を死穢と変え現代まで存在している。

・イザナギとイザナミの話の大筋は日本神話になぞらえています。

・絶海のイザナギは死穢となり死を振りまく不浄となったイザナミを地上へ出さないために冥界への道を大岩で塞いでいます。

第二東京は人口島とされているが、元は小さな島だった。
死穢の発生率が異常に高いその島の島民は、伝承のイザナミを恐れ、守護のために陰陽師を島に集め、イザナギを祀ることで呪いを封じようとした。

しかし、島が発展するにつれ、対抗するように強力な死穢が現れるようになった。

元は本土でイザナギの本尊を守護していた結界術師達が「かの土地に人々を集め、豊かにすることで呪いを抑えられる」という神託を聞いたことで、第二東京にイザナギの本尊を移動した。
イザナギの本尊を移動してからは、島に面した海が干上がり島が少しずつ大きくなっていった。
時代が進み技術が発展してくると人の手によって土地が拡大された

そこから現代まで第弐東京に人を集め発展させるという動きが続いている。

・第二東京はイザナミに対する最終防衛戦線であり最前線。ここが落ちたら弍本は死の国と化すと伝承されている。

・五行院の上層階にはイザナギの本尊が隠されている。第一イベントで登場した五行院の幹部が話していた【上】はこの本尊を指していた。

・この本尊の結界や護りを行っていたのも結界術師達である。その為、結界術師は地下と上層階に出入りしていた。イザナミ襲来時、上層階にいた結界術師達はなんとか生き残った模様。

・人(穢れなき存在)が多い方がイザナギの権能を強め、イザナミを牽制できるので第二東京に人と陰陽師を集めている。

・第二東京にはパワースポットが多い

元は第二東京の起源となった島の島民が死穢へ対抗するために集った集団。
その昔から陰陽師と連携し死穢へと立ち向かってきた。
その勢力はどんどんと拡大し、弐本の中枢にまで及ぶ。

五行院のトップである白いスーツを着た初老の男性は、島民の長であった一族の末裔らしい。

こと死穢の分野に関しては、内閣総理大臣を動かすほどの権限を持つ。
(国民の命を守るため・国を存続させるために「国会・内閣・裁判所」とも独立した機関となっている。彼の一声で様々な機関をすっ飛ばして国防のために国が動くため裏事情を知るものには「二人目の総理大臣」などと揶揄されているそう。)

事情を知らない人から見ると秘密体質の怪しい組織に見えるが、その実「国民の保護・国の存続」一点に集中した機関であり、トップの性質から組織内に腐敗は見られない。

国外脱出や混乱を回避するため一般国民には知らされることのない内部事情を全職員へ共有するのも困難といった理由から「秘密」が多い環境となっている。

・五行院本部にある結界によってイザナギが黄泉比良坂で出口を塞いだ『1000人引き大岩』を支えていた。

・五行院本部の大岩の封印によりイザナミは地上に今以上の干渉が出来なかった。

・1000人引き大岩や、イザナギの本尊を守護、維持する結界の神通力を持つ一族が遥か昔から存在する。それが「結界術師」達であった。

・第一イベントで結界が半壊した際、立ち入り禁止期間中は彼らが結界の修復に当たっていたが、イザナミの襲来によりその場にいた結界術師達は全滅した。(血の海の正体)

絶海下では、ほぼ登場しなかった「人工衛星:天の道」「地中感知器:地の道」
この二つによって受力機は出力と安定性を保つことができ、死穢の発見にも役立っている。

(上)では道の破損があったが、その事件以降の修復によって性能と安定性がアップしたことにより今回は問題なく動作していた様。企業努力の賜物である。

実はその両方が国民の監視にも使われており、そこで得た情報は各機関へと提供される場合がある。

イザナミの呪いを強く受けた特別な死穢
五行院はその存在を認知し、実は昔から約50年に一度のペースで特級指定対象の襲撃を受けていたが一部の陰陽師と五行院で対処し存在を秘匿していた。

太夫・禿…生前は美貌と才覚を兼ね備えた遊女であり、血の滲むような努力により太夫まで上り詰めた。最後は想い人を胸に秘めながら梅毒で命を落とす。数多くの愛憎を生んだ彼女はより強い死穢となった。

虚無僧…元は名家の出自であり、武芸に秀でた誠実な男だった。ある時、戦に破れ視力を失い生き延びるために僧になる。彼の奏でる八尺は美しくも寂しくもありこの世の無常を語るその音は多くの人の心を引き付けたと言う。

百人童…とある村では双子や多産を畜生腹と忌み嫌い、双子の内片方を座敷牢などで人の目から隠し育てる風習があった。劣悪な環境に閉じ込められた幼子たち長くは生きれなかったと言う。供養のために子供が死ぬと、その子供に見立てた人形が作られたそうだ。因習に従い子を閉じ込めた人全てが、我が子を愛していない筈がなく、因習を憎む心が不浄を生んだ。

赤子…目も開かず、産声もあげずにこの世に生まれてきた水子たち。父と母の「生きてほしかった」「健やかに育ってほしかった」と言う強い想いが異形の死穢を生み出す。

戦国武将類まれなる指揮能力と優秀な人格から多くの戦いを勝利へと導いた名将。遂に敗れる時でさえもその威厳は崩れることはなく、彼の遺体には愛馬が生涯寄り添い続けたという。人望が厚く、多くの人々から慕われていた彼は戦場で多くの呪いを生み、その死は非常に惜しまれた。

・飛行機事故発生から死穢が集団で上陸するまでのタイムラグはイザナミによる計略

・死穢の生体データは研究の産物。受力機異常は人災。

・般若の面の死穢「迚ケ蛻・謖?ョ壼ッセ雎。」は特級指定対象。名前は近江大経坊

・前述しているように五行院は特級指定対象の存在を知っていたため緊急時に備えアラートを用意しており最終イベントで配信されたメールがそれである。数十年ぶりに稼働したため「迚ケ蛻・謖?ョ壼ッセ雎。」などと文字化けしてしまったようだ。担当管理者はこっぴどく怒られたらしい。

・前作では生者の呪いがメイン(飛行機事故も爆破事件も人災)で、今回は死者の呪いがメインテーマとなっています。

箇条書きとなりましたが世界観開示は以上となります。

付け焼き刃の知識で創作している部分も多くありますので、アフターでもぜひ参加者様の深い知識と独創的な発想で自由に考察して頂き世界観を深めていってもらえればと思います。