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まるで手足を引きちぎられたかのような痛みが走る。
腕を抑えたまま五行院の屋上から恨めしそうに女は第二東京を見下ろした。
「あぁあぁあぁ!また私の邪魔をするのか!」
激昂した女はビルの縁から何も無い空間へと一歩足を踏み出す。
「許さん……許さんぞ……」
「お前が生み出したものは全て」
「私が殺すと決めたのだ」
地上に降り立つ一人の女、腐り、酷くおぞましい造形をしている。
まるで「死」そのものが目の前にいるような激しい恐怖が人々を襲う。
死を前に誰も恐怖で動けない。
その瞬間、厚い雲の隙間から一筋の光が差しこむ。
光の中から聞こえてくる声は、脳に直接語りかけてくるような不思議なものだった。
「国産みも、殺すのも、神の力」
「久しいな、イザナミ」
「イザナギ……!!」
女の表情が歪む。
すると、幾千もの光の剣が天から地上へと降り注いだ。
剣を手に取ると温かい光に恐怖で固まった心が照らされていくようだった。
「生者たちよ、今立ち上がり、剣を地面へ突き立てよ」
「死を冥界へ還すのだ」
死穢『イザナミ』出現
5体の特級指定対象を討伐したので冥界の王:死穢イザナミとのバトルが解放されました。
出現場所は五行院前の広場となります。
第二東京内にいる人間は全員、光の中から突如語りかけてきた『イザナギ』の声を聞き、天から降り注ぐイザナギの光の剣を入手することが可能です。
人々同士で手を取り合い、協力して浄化しましょう。
■イザナミとのバトルが開放となりましたが、引き続き特級指定対象とのバトルも描写が可能です。
※ただし、時間軸の混同注意。イザナミは全ての特級指定対象が討伐された後に出現しています。
※光の剣を入手できるのは特級指定対象討伐後の時間軸になりますので、特級指定対象に対して光の剣を使うことはできません。
■特級指定対象は、討伐されればいずれも肉体は地面に溶け消え最後に残った骨は風化して消えます。
■五行院からは「五行院の広場」に大変危険な死穢が出現したとの情報と応援要請が入りますが、それ以外のイザナギ等に関する情報はありません。光の剣の使用は各自の判断となります。
【イザナミの特徴】
■全長2.5m
■空中への浮遊が可能(地上から5m程度)
■意思疎通も可能ですが、イザナギと生者に対しての恨み言が中心です。
怒りの感情が強いようです。
【イザナミの攻撃方法】
■死穢の使役
■触れたものの生命力を奪う
(腕が掴まれれば腕が朽ちる)
■槍による強力な斬撃
■死の息吹:イザナミが吹いた息に触れると体が老化する
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討伐条件
イザナギの剣を地面に突き刺すことで、剣の周囲に半径20mの浄化エリアが生まれます。
不浄に侵された第二東京全体に浄化エリアを広げることで、イザナミを浄化することができます。
光の剣で直接イザナミを攻撃することも可能ですが、地面への突き刺しで発生する浄化範囲をイザナミに食らわせる方がより高いダメージとなります。
イザナミとエンカウント・バトル・剣の受け取り~突き刺し表現を描写した作品には 【絶海下】最終決戦 タグが使用可能です。
光の剣は何本でも所持可能で、タグの使用回数に制限はありません。
こちらのタグが使用されている作品ごとに主催がシークレットで100面ダイスを振ります。
ダイスを振り出た値がイザナミへのダメージの数値となります。
光の剣は第二東京内の全ての地域に降り注いでおり、どの地点にいてもイザナギの声を聞くことができるため、どの地点からでもタグの使用が可能です。
第一ベント【屍者の行進】の投稿数達成ボーナスにより、イザナミのHPを5000に設定します。
(第一イベントの投稿数が554作品、1ヶ月で220作品(およそHP10000)を基準に設定。そこから達成ボーナスとして数値を半減させています)
(例)【絶海下】最終決戦 タグが使用された作品が3つ投稿された場合、主催は100面ダイスを3回振ります。
1回目:15
2回目:35
3回目:70
→イザナミに合計120のダメージとなります。
※リアルタイムで出来ず申し訳ありませんが、週末など時間がある時にまとめてダメージ計算を行いイザナミのHPを更新します。