「ふふふ、セイント・ピッチ、ベッド上の戦いはからっきしだな」
男は無遠慮に、エルカの美脚を高々と掲げ、無防備に曝け出された秘園に、汚らしい指を差し入れる。
「んあっーっ!」
媚薬の塗られたペニスにより、乱されていたエルカは、ひとたまりもない。
例えようのない官能の波に溺れ、身をねじらせながら、よがり苦しむ。
歴戦の女勇者もベッドの上では、男の性技の前に手も足も出ない。まるで赤子扱いされてしまう。
(うう、な何故、こんなにも気持ちいいの!?)
自分の体を征服した、肉欲の激しさが信じられなかった。
グチュ、グチュ
卑劣な指は、蜜あふれるスリットの奥深くを、激しくかき回す。
ギュッ、ギュギュッ
天井に向かって突き上げられたエルカの足首が、快感のあまり限界まで反る。ぴったりとフィットしたエナメルロングブーツが、悲鳴のような音を立て軋んだ。
「ああ、気持ちがいいっっ!気持ちがいいわっ!」
無意識の内に声に出してしまたエルカ。
「わはははっ、とことん無様な女だっ!よくこれでセイントを名乗れるモンだぜっ!」
ぷしゅーっ
無残にも潮を吹く、ビザール・ヒロイン。
ほとばしる愛蜜がマントの裏地を汚していく。
「ははははっ、犯され潮を吹くとは、とんだヒロインだな!まだまだこれからだぜ。身も心もグチュグチュにしてやる」
(あうっ、ま、まだ、やるつりか・・・)
既に幾度も絶頂に達し、身も絶え絶えなエルカだったが、男は容赦しない。
「このまま、よがり狂わせ、殺してやるぜっ!この世で一番惨めな死に方をするんだな、セイント・ピッチ!」
再び男の指が、激しく動き出す。
「おおおっっっっ、うおおおおぉぉぉぉっ!」
すぼめた口から泡を飛ばしなから、身もだえるセイント・エルカ。
(あああっ、このままでは本当に死んでしまうっ!)
これまで味わったこのないエクスタシーに、悶絶しながらも恐怖を覚えるセイント・エルカ。
このまま、正義の美少女戦士が、よがり殺されるのか?セイント・エルカに逆転勝利のチャンスはあるのか?
