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  • 童夢 (OTOMO THE COMPLETE WORKS 8)
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童夢 (OTOMO THE COMPLETE WORKS 8) コミック – 2022/1/21


[作品解説]
1983年に刊行された瞬間、既存の漫画表現のレベルを一挙にアップデートし、文字どおり「漫画を革新」した歴史的傑作『童夢』。その後20年以上、60刷を超える増刷を重ねながらも、現在絶版状態となっていた本作が「大友克洋全集」の第1期・第1回配本タイトルとして、超待望の復刻刊行。原画から新たに起こした版により画質も向上、厳選された紙質によって印刷のクオリティも格段にアップ。また単行本では未収録となっていた幻の連載時の扉や、2色カラー原画も復刻し再現。さらに著者が単行本カバー用として構想していたイラストをカラーにて完全再現し収録。巻末には著者自身による解説も収録したコンプリート(全集)仕様です。判型は従来の単行本よりもひと回り大きいB5変型サイズ。第15回「星雲賞コミック部門」および「第4回日本SF大賞」受賞作品。漫画史を語る上で避けては通れない記念碑的作品が遂に再臨!
[STORY]
不審死が頻発する郊外のマンモス団地。霊や祟りの仕業か、事故や事件なのかも判らぬまま警察が捜査に乗り出すが、子供たちが無邪気に遊ぶ団地内は一見平和に見える。そんな中、捜査員の目に怪しく映るのは、昼間からブラつくアルコール依存症の男、知的障害と思しき大男、受験ノイローゼ気味に見える浪人生、流産して以来おかしくなったと噂される主婦、ベンチで日なたぼっこする認知症と思しき老人…。またひとり、捜査中の部長刑事が不審死を遂げた後日、家族とともに団地に越してきた少女・悦子は、とある超自然的な力をその身に秘めていた…!
[OTOMO THE COMPLETE WORKS とは?]
世界的なタイトルを次々に生み出し、漫画家、イラストレーター、映像監督、シナリオライターなどのジャンルに囚われない創作者の顔を持つ大友克洋。その多様な「全仕事」のすべてを、作者である大友克洋自身が時代順に俯瞰、総括、そしてリ=プロデュースするのが「OTOMO THE COMPLETE WORKS」(大友克洋全集)です。日本から世界中に衝撃をもたらした表現方法の集積は、一人の作家のパーソナルな仕事集というだけでなく、1970年代から現代までの漫画、アニメ、映像までをも含む、現代文化の冒険を愉しめる作品集とも言えるでしょう。時代によって何が生み出されたか。作家は時代に何を見て、考えてきたのか。そして作家は、次に何を試みていくのか。──作品から発言までを網羅することで、作家としての進化を明らかにし、次の世代の創作者へその姿勢を伝えていく。この全集は作家自身が自らを「作品化」し、手触りも含むモノとして記録する、まったく新しい全集となります。(編集室より)

商品の説明

著者について

漫画家・映画監督。宮城県出身。
1973年「漫画アクション」にてデビュー。代表作に『童夢』『AKIRA』など。
1988年、自ら制作したアニメーション映画『AKIRA』は日本国外でも高い評価を受け、海外における日本アニメムーブメント(ジャパニメーション)のさきがけとなった。
2013年、日本政府より紫綬褒章。2014年、フランス政府より芸術文化勲章オフィシェ。
2015年、第42回アングレーム国際漫画祭・最優秀賞(フランス)。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2022/1/21)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2022/1/21
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 252ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4065262631
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4065262634
  • 寸法 ‏ : ‎ 17.5 x 2 x 25 cm
  • Amazon 売れ筋ランキング: - 13,965位コミック
  • カスタマーレビュー:

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お客様のご意見

お客様はこの漫画について、以下のような評価をしています: 内容については、言わずもがなの名作だと高く評価しています。美しい印刷で童夢を読むことができる点や、鮮明な描写や圧倒的な迫力があるという声が多くあります。また、紙質の良さと画質の美しさも高く評価されています。 作品の質に関しては、全体的に高い評価を得ています。 読みやすさについても好評で、一気読みできる点が特に評価されています。 カバーの品質についても、特性ビニールカバーや透明の防水っぽいものなど、丁寧に作られていることが評価されています。 大判サイズのため、取り回しやすく何度でも気軽に読める優れており、一気読みができる点も魅力の一つとして挙げられています。

37人のお客様が「内容」について述べています。31肯定的6否定的

お客様はこの漫画作品について、内容が素晴らしく、言わずもがなの名作だと評価しています。言わずもがなな名作であり、期待以上の傑作であると感じています。ストーリーの秀逸さや絵の緻密さも高く評価されています。特にアキラの描写や童夢の衝撃は強烈で、何度も読み返したいほどです。また、原作者の人生観に影響を与えてくれる大傑作として、後世まで伝えられるべき漫画だと感じているようです。

"...一時期映画化の話もあったが、あれはどうなったのだろうか。最近の映像技術であれば、何でも出来るかも知れない。ただこれは自分の頭の中で映像化した方が面白いと思います。" もっと読む

"本も古いながらも綺麗でした。 とにかく内容が素晴らしかった! 全然古くならない、惚れ惚れする画力。 満足です。" もっと読む

"浦沢直樹の漫便を観て読みたくなり購入 期待以上の凄さでした。" もっと読む

"大袈裟ではなく、読む者の人生観に影響を与えてくれる大傑作です。 個人的思い出話で恐縮なのですが・・・ 小学二年生だったオレは、毎週土曜日22時30分NHK教育…Eテレですね現在の…番組「YOU」を欠かさず見てました。..." もっと読む

30人のお客様が「作画」について述べています。30肯定的0否定的

お客様はこの漫画の作画を高く評価しています。美しい印刷で童夢を読む、鮮明な描写や圧倒的な迫力があると好評です。また、描き込みのすごさと線の細かさが大判でこそ楽しめると感じています。大版で発行されることにより、取り回しやすく何度でも気軽に読める良さがある一方で、大きな画は読み手に迫るものがあり、奇麗なオレンジのビニールカバーが気に入っているようです。

"...2011年8月20日、あらためて購入。30年ぶりくらいで読み直した。記憶の中では、非日常的な設定と詳細な描き込みによる超能力アクション漫画という印象、特に詳細な描き込みによる圧倒的な迫力がいちばんの魅力だった。..." もっと読む

"本も古いながらも綺麗でした。 とにかく内容が素晴らしかった! 全然古くならない、惚れ惚れする画力。 満足です。" もっと読む

"大友克洋の名作。 現代の漫画家に多大な影響を与えた一冊。" もっと読む

"絶版になっていたので、嬉しいです。 しかも、印刷が綺麗です。" もっと読む

20人のお客様が「作品の質」について述べています。20肯定的0否定的

お客様はこの漫画作品について、優れた作品だと評価しています。大友さんの傑作であり、内容もいまでも最高だと感じています。特性ビニールカバーや紙質の良さが好評です。また、映画化に期待する声もあります。

"...と絶賛していたのを見て再び読みたくなり、購入。やっぱり最高の作品!やばかったです!" もっと読む

"のめり込みそうです。ほんとに素晴らしい作品でした。" もっと読む

"...表紙が折れたりせず、しっかりした作りになっていて嬉しいです。" もっと読む

"中学生のときに読んだ衝撃を思い出しました。期待どおりの内容、装丁でした。" もっと読む

4人のお客様が「読みやすさ」について述べています。4肯定的0否定的

お客様はこの小説の読みやすさを高く評価しています。一気読みで、何度でも気軽に読める点が好評です。また、大判で読むことができる点も魅力的だと感じています。一方で、大きな画は読み手に迫るものがあると指摘する声もあります。

"一気読み。いつの時代になっても、名作は色褪せない。日本で映画化して欲しかった。" もっと読む

"...まず、大判で読める事がとても嬉しい。旧版には旧版の、取り回しやすく何度でも気軽に読める良さがありますが、やはり大きな画は読み手に迫るものがあります。 内容に関しては改めて書くまでもないので省きますが、雑誌掲載当時の扉絵、没になった表紙案が収録されています。..." もっと読む

"...この作品が凄いのは設定や背景を語られる事なく物語が進み、完結していくところ。 しかしその圧倒的な脚本と画力と構成で一気に読ませていく。..." もっと読む

"この作者の中で たぶん一番読めるものではないだろうか と言うかこれ以外は 創作途中過ぎて読めない あきらも例外でははない" もっと読む

3人のお客様が「カバー」について述べています。3肯定的0否定的

お客様はこの本のカバーについて高く評価しています。特性ビニールカバーや紙質の良さ、画質の美しさに感動しているようです。また、透明の防水っぽいデザインも好評です。

"中古では値段が上がっていた童夢。この再販された本はとっても綺麗です。カバーも透明の防水っぽいものになっており、丁寧に作られていると思いました。初めて読んだのは、友人の勧めで中学生か高校生ぐらいだったと思います。..." もっと読む

"...お値段は初版発売当初の3倍しましたが、それも納得の出来でした。 特性ビニールカバー・紙質の良さ・何より画質の美しさ。 とても感動しております。" もっと読む

"カバーが良い..." もっと読む

3人のお客様が「全集」について述べています。3肯定的0否定的

お客様はこの漫画について、全集シリーズを集めるにあたって1冊として購入しています。大全集に期待し、コレクション甲斐があると感じています。また、コマ割りやみせ方が良くできていると評価されています。

"全集シリーズを集めるにあたって、とりあえず買った1冊です。 コレクションをすると、この全集シリーズの特徴とも言える、ビニールのブックカバーが揃っていく様は、コレクション甲斐があります。" もっと読む

"年数がたっていますので、外観は相応ですが内容はいまでも最高です。大全集に期待します。" もっと読む

"いろんな漫画が広しとあれど、凄い漫画というのは限られている。 これはそんな漫画の一つ。コマ割りといいみせ方がよくできている。とても言葉では説明しづらい。 読んでいて、不気味な異様な雰囲気がある。超能力漫画、ホラー漫画として楽しめる。" もっと読む

6人のお客様が「変色」について述べています。3肯定的3否定的

お客様はこの小説の変色について意見が分かれています。一部のお客様は、なにも色あせていないと評価しています。また、名作として色褪せないという声もあります。一方で、ビニールカバーの色褪せや劣化の問題も指摘されています。特に周辺部が茶色く変色しており、保管状態が悪いようです。

"一気読み。いつの時代になっても、名作は色褪せない。日本で映画化して欲しかった。" もっと読む

"が、ビニールカバーは色褪せ、劣化します(^_^;) ですので、ビニールカバーは外袋に入れ、本体にはOPP製クリアカバーを かけました。 OPP製でも劣化はしますが暗所であれば10年以上前にかけたものもそれほど 劣化はしていません。..." もっと読む

"...メッセージ性が薄いといわれるからこそ、 自分が読み取ったもののすべてがメッセージだ。 なにも色あせていない、最新刊です。 この本に、この物語に巡り合えた幸運に感謝。 庵野秀明監督にでも、実写映画化してもらえないかと思う。" もっと読む

"いゃ〜保管状態悪いんですかね。 ひどい変色で、製本もバラバラ。 ボロボロのバラバラでした。" もっと読む

5人のお客様が「装丁」について述べています。3肯定的2否定的

お客様はこの漫画の装丁について意見が分かれています。一部のお客様は、コマ割りやみせ方が良くできていると評価しています。一方で、ビニールカバーの経年劣化が気になるという指摘もあります。また、不気味な異様な雰囲気があるという意見もあります。

"中学生のときに読んだ衝撃を思い出しました。期待どおりの内容、装丁でした。" もっと読む

"全集として発売していくという 企画には感謝。 しかし装丁が最悪です。 OOTOMOの文字を顔みたいに組んだロゴ… 経年劣化必至のビニールカバー… 全集とは長く持っておきたいものです。..." もっと読む

"...装丁に関しては個人的には好きですが、他の方が書いてらっしゃる通り、ビニールカバーは確かに経年劣化が気になります。 価格設定含め、いまやいい大人になった方々に向けた商品だと思います。 最後に、全集を出しておきながら新作の発表があることを祈るばかりです。" もっと読む

"装丁が悪い…..." もっと読む

個人的にSF漫画ランキング1位
星5つ中5つ
個人的にSF漫画ランキング1位
ランキングはあくまで個人のものです。好みなのでご容赦ください。 子供のころからSF小説が好きで、学生の時に童夢を読んで衝撃を受けました。 さんざん言い尽くされていると思いますが、サイキックパワーが丸くぶつかり壁がへこむシーン、夜の巨大団地の空中戦、えっちゃんの感情のまま放たれる力に真っ二つになる人間。 あと自分は、小さいですが夜の団地に集まるたくさんの消防救急車の俯瞰シーンがすごく好きです。 そしてなんといっても最後の、何の変哲もない団地公園で繰り広げられるラストバトルが好きです。 公園に来たえっちゃんを認識したチョウさんの見開きの顔のインパクト(全集の扉ここですよね)。 幸せの象徴のようなのどかな公園で、何かか水面下で進行するのを表すように、遊具がねじまがり、団地のどこかで窓ガラスが砕け、赤ん坊が泣き、杖がはじけ飛ぶ、コマの間が映像でありありと浮かびます。 日本人の間というか、空間とSFアクションをとても上手くミックスした作品と思います。 映画イノセンツのダイジェストを読んで童夢そっくりだな!と思ったら童夢からインスピレーションを得たそうで。私はまだ映画は見ていませんが、映画を面白いと思った方にはぜひ原作もお勧めします。 ※9月1日 全集を購入しましたが、ほかの方のレビュー通り大判なこと、2色刷りページがあることはいいものの、カバーがゴムで長期保存に向いてなさそうですね。なぜこのような仕様にしたのか理解に苦しみます。
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2025年5月23日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    本も古いながらも綺麗でした。
    とにかく内容が素晴らしかった!
    全然古くならない、惚れ惚れする画力。
    満足です。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2025年4月29日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    のめり込みそうです。ほんとに素晴らしい作品でした。
  • 2025年4月30日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    浦沢直樹の漫便を観て読みたくなり購入
    期待以上の凄さでした。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2025年7月12日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
  • 2024年2月2日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    いいよ
  • 2025年5月5日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    大友克洋の名作。
    現代の漫画家に多大な影響を与えた一冊。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2025年4月20日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    きちんとした商品で包装もとても丁寧なものでした また機会があれば購入したいです
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2024年10月22日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    『童夢』は、商業誌の連載としては変則的な創作だった。

    これは大友氏の創作法が当時の(今の)マンガ雑誌のシステムから大きく外れており、
    それだけでもかなり『特殊な』マンガ家だったことを示している。

    大友マンガの影響力は大きく、『大友以前、大友以後』と言われた。
    これに続く『アキラ』も同じ変則的な連載方法で完結まで通したが、
    作風がマンガ界に与えたほど大きな影響を制作システムに持たらすことはなかった。

    ただ大友氏だけがそういう特殊な創作を成し得たに過ぎない。
    つまり、日本のマンガシステムには大した影響はなかったのである。

    これほどの才能を持ってしても、週刊誌化されたシステムは元には戻らなかった。
    それどころか、この十年でさらに『分業化』が加速している。
    これが日本のマンガにとって幸が不幸かはまだわからない。

    ただ、週刊誌化され、分業化された今のシステムからは、
    第二の大友は生まれないだろうと思われる。
    週刊ペースと分業化による大量生産から生み出される作品は、
    質感が皆同じになるという宿命を持っているからだ。

    特殊なものには汎用性がないということを『大友マンガ』は示している。
    そこがとても残念だと、個人的には思うのだ。

    作品そのものについては『素晴らしい!!』の一語である。
    よくこんなマンガを『描いてしまった』ものだなぁとただただ感嘆するばかりだ。

    『アキラ』が評判になった頃、こんな大友マンガ批判があった。

    「大友マンガは、ただ正確で細かいだけで、あれなら練習すれば誰でも描ける」

    確かそんな感じの批判だか『ひがみ』だかよくわからないのがあった。
    当時の私はどう思ったかと言うと、
    「そうは言っても、あそこまで細かく描く人はいなかったよなぁ」である。
    この感想は今でも変わらない。
    改めて『童夢』を読んで(見て)そう思う。

    いくら大友氏が若かったからと言って、あそこまでよく描いたよなぁである。
    そして、細かく描くなら『誰でも描ける』なら、
    なぜ大友氏以前のマンガ家は『そこまで細かく描かなかったのか』である。

    答えは簡単で、『描こうという発想がなかった』のだ。
    この発想が大友氏の才能で、そう描こうという『発想』こそが才能の核心である。

    発明というのは常にそういうもので、
    出来上がったものを見れば何とでも言えるが、
    それを最初に実行するのがパイオニアというものなのだ。

    確かに大友マンガのように、細かく正確に描くのは『技術』だが、
    そう表現しようという『発想』が技術より大切なのである。
    だから、根気、執着心、こだわりという性格的なものも、
    (偏執的なものは別として)極めれば立派な才能になり得るかも?

    そして大友マンガの核心部分は、技術的な完成度ではなく、
    大友氏の持つ『感性』に他ならない。
    その感性は『童夢』で言えば、『超能力』をどう表現するかに発揮された。

    超能力マンガは、石ノ森章太郎氏の『サイボーグ009』や『幻魔対戦』があった。
    当時は、石ノ森マンガの表現法は革新的と言われた。
    『ファンタジーワールド ジュン』などの実験的作品も記憶に新しい。
    石ノ森マンガの実験は、手塚マンガが成し得なかった景色を見せてくれた。

    80年代に超能力マンガを描くなら、これを超えなければならない。
    大友氏は『童夢』のあとがきでこう述べている。

    目から光線が出たり、杖を振り回したり……
    そういう記号的なものではなく、物質をこわしたりへこましたりすることで
    表現できないか試行錯誤しました。(P.249)

    そして結果として、大友氏の発明したこの『物質をこわしたりへこましたりする』表現が、
    今でも世界標準になり続けていることをとても誇りに思うのだ。

    確かに昔のマンガは、目からよく光が出たもんなぁ
    個人的には、アレ好きなんですけどね♪
    そういうマンガも、もっとあっていいとおじさんは思う。
    みんな大友タッチじゃ面白くないから。

    大友マンガにはグッズになるようなキャラクターが見当たらない。
    この『童夢』もそうで、あえて言えば『団地』そのものがキャラクターだろう。

    圧巻は何と言っても超能力者たちによって破壊される建物の描写だが、
    P.132〜P.133 の見開き描写が素晴らしい。
    まるで映画『トップガン』の一場面を見ているような浮遊感があり、
    この感覚こそが技術を超えた大友氏の才能だろう。

    上下をひっくり返すという実にシンプルな発想で、
    こういう臨場感あふれる画面が出来るというのは驚きである。

    久しぶりに読んだ(見た)『童夢』は、こう言っている。

    これからマンガを描く人は、こういう風に描いちゃダメだよ。
    これは僕がもう何十年も前にやっちゃったからね。

    大友氏のこのメッセージを受けて、
    若いマンガ家はどんなチャレンジをするのだろうか?
    楽しみでもあり、不安でもある。

    再認識すべきマンガとして、一読をお勧めしたい。
    32人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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