VShojoはこの1年、経営陣上層部による誤情報と、それが閉鎖直前に判明するという非常に困難な状況にありました。そしてこのたび、正式にVShojoが事業終了となったことが発表されました。 これを機に、私自身のVShojoおよびそれ以前に在籍していたCOVERでの経験について、ようやく公にお話し致します。 この投稿は、最近オンライン上に出回っている、VShojo US側が作成したとされるピッチ資料のリークに端を発した誤解や噂によって、私の役職や関与が誤って認識されている現状を受けてのものです。エンターテインメント業界は「信頼」によって成り立っているからこそ、VShojoがタレントやスタッフの信頼を損なう結果となったことのみでなく、事実と異なる形で私の名前が扱われていることを非常に残念に思っております。 まず、カバー株式会社での私の役職について明確にさせていただきます。私はCOVERにおいて「アドバイザー」および「経営企画」として活動しており、この情報はLinkedInにも正確に記載されております。これは、COVERの経営幹部、ENチームのメンバー、タレント本人からでも確認可能な事実です。にもかかわらず、なぜかVShojo側の資料では「Gen1ディレクター」として紹介されており、これは事実に反するものでした。 また、この誤情報により、「Omega」という、当時一部のタレントから疑問視されていた人物と混同されるようになってしまいました。しかし、私の実際の役割は、その問題の根本を解決するために招聘され、最終的にOmegaの解任を主導した立場でした。 COVERに入社した当初は、海外チーム内の課題を把握・解決することが主なミッションでした。その後、CEOやCFOと連携し、IPO準備のための戦略立案や、EN/ID各チームの課題解決、国際展開に向けた国際事業部の立ち上げなどに従事しました。IPO後も、海外部門のアドバイザーとして引き続き支援を行っておりました。 COVERでの3年間、さまざまな大型プロジェクトに関わる中で、私はひとつの選択を迫られました。米国新支社設立にあたり現地へ移住するか、それとも別の道を選ぶか。そのタイミングで、日本に残ることができるVShojoからのオファーを受け、個人的な事情も考慮し、そちらを選びました。結果として、その判断は大きな過ちとなってしまったことが非常に残念です。 とはいえ、VShojoの日本のチームと共に働けたことは、非常に有意義で誇らしい経験でした。小規模なチームながら高い効率性で事業を展開し、利益を出しつつ、新たなVTuberグループ「NOVA」の立ち上げにも成功しました。会社は消滅してしまいましたが、NOVAや日本所属のタレントが今後、継続して活動を継続できるよう、現在も元日本スタッフと全面的に支援を行っております。 IronMouse氏をはじめとするVShojoタレントに起きた出来事は、日本側にとっても大きな衝撃でした。我々日本チームは、直近までその内情を一切知らされていなかったのです。財務管理は米国本社が一手に握っており、日本支社長および私自身も、日本タレントへの報酬が未払いとなっていた事実を知り、支払いが可能であった中このような決断が成されたことに対し、強い憤りを感じています。 私は当初、資金調達の支援を依頼されてVShojoに参画しましたが、投資交渉を進めていた際、肝心な財務資料が上層部より提供されず、不審に思っていたところでした。今思えば、すべては意図的に隠されていたのだと理解しています。早い段階から経営面での懸念が多くあり、日本支社長と私は経営分離の可能性を模索しておりましたが、すでに手遅れとなっていました。 VShojoで起きた一連の出来事に対し、深い失望を感じています。同時に、元所属タレントの皆様が安心して活動を継続できるよう、今後もできる限りの支援を続けてまいります。 最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。ご相談、ご連絡などございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。 清
I remember many lates nights DMing each other. You’re one of the greatest people I know in this industry. Nothing but respect always