歌舞伎町で外国人観光客など相手に売春の客待ちか 4人逮捕

歌舞伎町で外国人観光客など相手に売春の客待ちか 4人逮捕

東京・新宿区歌舞伎町で外国人観光客などを相手に売春目的で客待ちをしたとして、20代の女の容疑者4人が、警視庁に逮捕されました。
容疑者の1人は「私服警察官ではないと思われる外国人などを相手にしていた」などと供述していて、警視庁は、歌舞伎町で相次ぐ売春目的の客待ちを防ぐためパトロールを強化しています。

逮捕されたのは、東京・新宿区に住む無職、青柳※美結容疑者(20)ら4人です。

警視庁によりますと、4人は、ことし5月から先月にかけて、新宿・歌舞伎町にある大久保公園の周辺で、売春の客待ちをしていたとして、売春防止法違反の疑いがもたれています。

売春目的の客待ちが問題になっている大久保公園の周辺は、外国人観光客が増えていて、4人は、外国人と翻訳アプリでやりとりして売春の交渉を行っていたということです。

4人は、いずれも容疑を認め、青柳※容疑者は「絶対に私服警察官ではないと思われる外国人や高齢の男性のみを相手に売春をしていた。ほかの女の子とグループチャットを作って、取締りにあたる警察官の情報を共有していた」などと供述しているということです。

警視庁は、ことし、先月末までに歌舞伎町で売春の客待ちをしていたとして、去年の同じ時期より40人多い75人を逮捕していて、パトロールを強化するとともに、外国人観光客に注意を呼びかけています。

※青柳容疑者の「柳」は「卯」の左側が「夕」

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