どこに投票したか気軽に言えば?
今回の参院選、結局自分は参政党に投票しました。
いくつか、参政党の裏側を暴露したり批判する動画を見たりもしましたが、自分の印象が覆るほどではありませんでした。
だってその「神谷代表は嘘つきだ!」と言ってる人が嘘ついてる可能性はゼロなの?
とか思っちゃって…。
ただそれらの発信をしてる人に対する僕の主観的な信頼度は高く、ましてや複数いるから、おそらく本当なのだろうとは感じている。
でもまだ足りない。
神谷氏だって最初はそんな感じで真実を口にしてる人って印象だった。
だからもう、とりあえずシンプルに政策を見て決めた。
鈍感なのかもしれないけど、どう転がっていくかは賭けるしかない。
もしやっぱりダメじゃんってなったらまた別の党に投票する。
ずっと前だってそんな感じで維新とかれいわに入れてたし。
敏感な人たちはすでに参政党ヤバい!となってるのだろう。
申し訳ない甘えですけど、本当にそうなら僕みたいな人たちが警戒し出すまで叫び続けて欲しい。
そもそも、政策が嘘とか言い出したら全部キリがない。
憲法の改正案についても、あくまで案としての問題提起だと認識してますし、神谷氏も太田光との対談でそう言っていました。
自民との連立の可能性についての発言も見ましたけど、理由は納得出来ます。
どちらも曲解が広まってるような気がしてなりませんでしたので、考えは揺らぎつつ変えず。
これから前述の嘘つき要素が発揮されて大きく裏切られたら僕の負けで、だいぶ間違えたことになりますが、そこまで見抜く力を持たなきゃいけない政治だったり選挙だったら、一般市民は関心の度合いがバラバラで誘導可能なんだからもう無理ゲーに近いです。
で、もちろん日本誠真会とか日本保守党とか無所属連合とかが本当は良いのかなーとは思ったけど、ほとんど議席取れないじゃん。
とにかく自民を落としたかったから、野党の票が分散するのが嫌で、頭角を現している参政党に入れた。
たとえ闇があろうと、参政党の存在感が大きくなることで、公約をチェックする人も増える。
そこで日本の問題に気づいたり意識する人も出てくるはずで、本当に関心を持って政治をチェックするだろうから、また次回以降の選挙に変化が訪れる。
参政党に入れたのはそのキッカケ作りみたいなものです。
そういう意味では、票を入れてないのに言うのは申し訳ないけど、れいわにはもっと議席を獲って欲しかった。
実はちょっと迷ったくらい。
でもそっちは発足からのキャリアもあるし、わざわざ自分が改めて投票しなくても平気かなと油断していた。
「もうお兄ちゃんなんだから1人で出来るでしょ?」みたいな感覚でした。
まだ目をかけなきゃいけないと思っていた幼児は急にたくましくなっていて驚き、同時に近くで転んでしまっていたお兄ちゃん。
そんな構図です。
誠真会や無所属連合について。
よしりん大好き、うつみん大好き、という熱心な方たちの意見も前向きに捉えていましたが、気づくのが遅かった。
浸透してこなかったのは時間の問題でしょうか。
信念が続くなら、今後ジワジワ広がって欲しいもので、こちらを振り向かせてもらいたいです。
代表の人物が言動を変えたりしないならね。
そんな中でチームみらいが議席を取ったのはすごいと思いました。
あと、年代別の投票先を見ると、歳が上にいくほど自民党に入れる人が多くて愕然。
というか70代以上から急に膨らむ。
逆に40代までは国民民主と参政党がツートップ。
自民がギリギリ3番手くらい。
50〜60代は自民が上位だけど、それを合わせても自民・国民民主・参政党でほぼ3等分の議席になるような割合。
現役世代は2票くらい持たせた方がいいんじゃないかな。
などなど、こんな風に思いながら、ちょっと思ったのは「あ、この人はこの党を推してるんだー」というのが分かる場合と伏せてる場合がありますよね。
言っていいじゃん!
別に自民党に入れてるからって友達やめないし!
そこからまた話し合おうよ。
それと、色んな人の声を耳にしてると「もう日本と海外の歴史や現状を全て知らないと投じちゃいけないの?」みたいに思ってしまう時もありましたが、1人1票が認められてるということは、時間と能力の有無も踏まえて同じ価値ということで、自分は今回の選択について堂々と話すことにしました。
【追記】
案の定というか、悲しいことに、上記の内容を投稿したら批判的なリアクションがございました。
この記事のリンクを貼り、ご自身の記事内で反対意見を述べられる方がおられました。
それ自体は別に構いません。
ただ、その内容を目にすると、人それぞれ考えが違うことを認めず、ご自身の考えを押し付けるような印象を受けてしまいました。
さらに、記事の中身が「ペラペラ」とか、僕のスタンスに「スカシてんじゃねーよ」など、侮蔑的かつ攻撃的な表現があり、残念でなりません。
そういった姿勢は、同じテーマで話してる際に何の発展にも繋がらないのではないでしょうか。
意見の違う相手がいる場合、あくまで話し合いの余地を残すべきだと思います。
そうでないと、生まれるのは憎しみです。
こうした反応があると、やはり政治に関心を持つことを後悔しかねないし、イメージも悪くなります。
これでその方が応援していた政党に今後入るかもしれなかった1票が失われる可能性も高くなります。
参政党の憲法改正案を見て、戦争に進んでしまうのではという心配を抱く人がいます。
自分の考えと違うから、相手が傷つくような言動を取るのは戦争と変わりないのではないでしょうか。
あなたがその政党を嫌っている理由の1つかもしれないことを、あなた自身が体現してるかもしれません。
僕は、友達が自民党に投票したからといって絶交したりしません。
話し合って、何が違うのかを理解して次に活かすつもりです。
今回の件で非常に嫌な気分にはなりましたが、政治スタンスを改めて考える機会になったので、ポジティブに捉えようと思います。
コメント