18歳人口減ったのに…膨張続けた私立大 背景に認証制度の形骸化
毎日新聞
2025/7/26 06:00(最終更新 7/26 06:00)
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18歳人口は減っているのに、私立大の数は一貫して増加傾向にある。その背景には、大学進学率の上昇だけではなく、国による政策がある。
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政府は1991年、大学進学率の上昇や時代のニーズに対応した教育を進めるため大学設置基準(省令)を改正。カリキュラム編成を自由化するなどし、大学経営に参入するハードルが下がった。
また、2000年代に小泉純一郎政権が進めた規制緩和策の一環で、大学の設置認可を緩和。大学設置後に文部科学相の認証を受けた認証評価機関で第三者が教育の質を担保する制度に変更したことも影響した。
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