国民民主・玉木代表「関税合意への評価撤回」 党首会談「石破首相の強い続投意欲感じた」

国民民主党の玉木雄一郎代表=25日午前、国会内(春名中撮影)
国民民主党の玉木雄一郎代表=25日午前、国会内(春名中撮影)

国民民主党の玉木雄一郎代表は25日、石破茂首相(自民党総裁)と会談した後、X(旧ツイッター)で「以前私が申し上げた日米関税交渉の結果を『評価する』とのコメントは撤回します」と表明した。

玉木氏は合意について「共同文書もなく内容が全くピン留めされていません。驚きました。15%の関税率もいつ25%に戻るか分からない状態です」と指摘した。

米側が発表した、日本が5500億ドル(約80兆円)を投資するとの内容について「なんと5500億ドルはアメリカの『指示』によって行われることになっている。しかも、利益の90%はアメリカに」と批判した。

投稿に添えられた動画では、会談で首相の強い続投意欲を感じたと明らかにした。

首相はこの日、与野党7党首らと国会内で会談した。

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