立民の蓮舫氏に公選法違反疑惑が浮上 野田氏「事実関係把握したい」 違反なら公民権停止

立憲民主党の蓮舫氏=3日午後、東京都豊島区(奥原慎平撮影)
立憲民主党の蓮舫氏=3日午後、東京都豊島区(奥原慎平撮影)

参院選比例代表で当選した立憲民主党の蓮舫氏にSNS(交流サイト)を使った公職選挙法違反疑惑が浮上している。この疑惑に関して立民の野田佳彦代表は25日、「まだ事実関係が分からない。事実関係をまず把握したい」と述べるにとどめた。国会内で記者団の取材に答えた。

蓮舫氏は野田氏の側近。蓮舫氏の疑惑を巡っては、20日投開票日当日、自身のX(旧ツイッター)のアカウント名を「【れんほう】2枚目の投票用紙!」に変更した。

SNS上で公選法違反疑惑が指摘されると、「れんほう蓮舫」に修正した。選挙後、蓮舫氏は「不注意」との認識を示していた。

公選法では投開票日当日の選挙運動を禁止している。蓮舫氏のアカウント名変更は、自身への投票を促す事実上の選挙運動に当たるとの指摘がある。違反者は「1年以下の拘禁刑又は30万円以下の罰金に処」され、一定期間、選挙権・被選挙権が停止される。

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