東京・歌舞伎町の大久保公園周辺で売春目的で客待ちをしたとして、警視庁保安課は24日、売春防止法違反の疑いで、東京都新宿区、無職青柳美結容疑者(20)ら女4人を逮捕したと発表した。
◆「外国人が相手なら捕まらないと思った」
青柳容疑者らは摘発を逃れるためグループをつくり、通信アプリで警察のパトロール情報を共有していたという。
保安課によると、青柳容疑者が作った「連絡網」というグループチャットには、ほかの3人を含む26人が参加。公園周辺で実施されているパトロールや摘発され連行される別の客待ちの女性の様子を撮影した写真などを共有して、取り締まりから逃れていたという。
私服警察官による取り締まり対策として、外国人観光客だけをターゲットにしていた者もいたという。
逮捕容疑では、5月14日~6月19日、東京都新宿区歌舞伎町2の路上で、売春目的で客待ちをしたとされる。全員容疑を認め、青柳容疑者は「外国人が相手であれば、私服警察官のわけがないから捕まらないと思っていた」「グループチャットは警察対策を仲間と共有するために私が作った」と供述している。
保安課によると、昨年10月~今年6月、外国人から「ホテルで金を盗まれた」「金を渡したが、性行為ができなかった」などと4人に関するトラブルの110番が11件あり、関連を調べている。
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