東京工科大で泡消火剤が流出、2地点で高濃度PFASを検出 八王子

上田学
[PR]

 東京都八王子市は22日、東京工科大学八王子キャンパスで、発がん性が疑われる有機フッ素化合物PFOSを含む泡消火剤が流出し、敷地内外の2地点で国の暫定指針値を超す高濃度の有機フッ素化合物(総称PFAS)が検出されたと発表した。

 市によると、キャンパス敷地内に設置している消火設備の配管に10日夜に亀裂が生じ、泡消火剤が排水溝に流出。市が15日に水質を調べたところ、敷地内の調整池の出口付近で1リットルあたり8600ナノグラム、調整池から水路を経て流れ込む兵衛川付近で同1600ナノグラムを検出し、国の暫定指針値(同50ナノグラム)を超えていた。

 兵衛川では飲用の取水はしていない。国土交通省関東地方整備局が下流の浅川と多摩川の3地点で調査したところ、暫定指針値は下回っていたという。

 八王子市環境保全課は「大学からは2リットル程度の流出と聞いていたので、高濃度の数値が検出されて驚いている。引き続きモニタリングを実施していく」としている。

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

この記事を書いた人
上田学
ネットワーク報道本部|首都圏ニュースセンター
専門・関心分野
地方過疎(地方創生)、まちづくり、消費者問題、福祉・介護、社会保障