ハロプロ新グループに千葉ロッテ推しと牛乳愛と鹿児島出身の美少女。ロック曲で夏祭りでの失恋歌う

斉藤貴志芸能ライター/編集者
ロージークロニクルの植村葉純、橋田歩果、上村麗菜(左から) (撮影/上飯坂一)

ハロー!プロジェクトの新グループとして今年3月にメジャーデビューしたロージークロニクル。全員が10代というフレッシュな9人組だ。両A面の2ndシングル『夏のイナズマ/ガオガオガオ』のリリースにあたり、橋田歩果、植村葉純、上村麗菜の3人に聞いた。ロックテイストの失恋ソングとアニメ主題歌のキュートなナンバーへの取り組みに、個人で熱が籠るものの話も出た。

暇さえあれば牛乳を飲んでいます

――今回は小柄なメンバーさんに集まってもらった形になりましたが、16歳の上村さんはまだ伸びてますか?

上村 伸びてます。ロージークロニクルに入った頃が147cmで、今は150cmはいきました。朝起きて背伸びはよくしています。

――橋田さんは中学2年のとき、「2年生です」と言ったら、現OCHA NORMAの北原ももさんに小学2年生だと思われたという逸話があります。やっぱり当時より伸びました?

橋田 伸びたかわかりませんけど、今は151cmくらいです。

――植村さんは牛乳をたくさん飲んでいるそうですが、あまり伸びる効果はありませでした?

植村 牛乳はいっぱい飲んでますけど、背は一番低い145cmです。小さい頃に牛乳ばかり飲んでいて、ごはんをあまり食べなかったんです。だから、一度牛乳断ちをさせられました(笑)。

――今は牛乳をどれくらい飲んでいるんですか?

植村 朝、昼、晩にお風呂上がりと、暇さえあれば飲んでいます(笑)。お水の替わりくらいに。

――中でも好きな銘柄があったり?

植村 いろいろな牛乳を飲んでみようと。さっぱりしたのも濃厚なのも好きです。でも、特に好きなのは鳥取県の白バラ牛乳です。

撮影/上飯坂一
撮影/上飯坂一

電車をよく間違えて気づくと横浜に

――鉄板ネタだと、橋田さんは千葉ロッテマリーンズのガチ勢のファンだそうですが、今シーズンは最下位に沈んでいます。

橋田 残念には思っていますけど、落ち込むまではいきません。

――特に推しの選手もいますか?

橋田 山本大斗選手です。あと、同い年で活躍している寺地選手にも注目しています。2005年生まれ同士の木村投手とバッテリーを組んだ試合もあって、励みになりました。

――上村さんは鹿児島出身で去年から上京。東京暮らしで戸惑うことはありました?

上村 電車が一番困りました。鹿児島では交通手段が徒歩か車で、電車に乗ることすらなかったので、乗り換えでよく間違えました。新宿駅が特に難しくて、メンバーか駅員さんに聞いています。

――目的地に着けなかったことも?

上村 あります。横浜に行ってしまうことが多いです。間違えて急行に乗って、ずっと降りたい駅に止まらずに「次は横浜」となっていて。私、神奈川まで来ていた……となることがよくあります(笑)。

撮影/上飯坂一
撮影/上飯坂一

みんなのお姉ちゃんという感じ

――上村さんのお姉さんと橋田さんが同い年だとか。

上村 歩果ちゃんは東京のお姉ちゃんです。いつも髪の毛をやってくれて、電車も教わって、東京のいろいろなところに連れていってくれます。最初にディズニーランドに一緒に行って、そのときに初めてのお泊りも歩果ちゃんとしました。

橋田 当時は麗菜がまだ鹿児島にいて、前日に東京に来て遊んで、お泊りしました。次の日にディズニーランドに行きました。

上村 楽しかったです。

植村 歩果ちゃんはグループで一番年上で、リーダーですけど、みんなのお姉ちゃんという感じです。まとめ役をしてくれています。

――橋田さんは学校でも、学級委員とかやっていたんですか?

橋田 全然そんなことなくて、学校では前に出ないタイプでした。でも、ロージークロニクルでは自分が最年長なのは意識していました。

――リーダーは大変なこともありますか?

橋田 みんな自分からいろいろ発信や行動をしてくれるので、大変だと思うことはあまりありません。植村と村越(彩菜)は研修生の同期で、ずっと一緒にいますし。

植村 お互い助け合う感じです。

橋田歩果(はしだ・ほのか)2005年10月17日生まれ、東京都出身   (撮影/上飯坂一)
橋田歩果(はしだ・ほのか)2005年10月17日生まれ、東京都出身 (撮影/上飯坂一)

CD店で夢に見ていた光景が

――3月にメジャーデビューしてから、変わったことはありますか?

植村 結成からデビューまでが一瞬で、その間にリリースイベントをたくさんやって、メンバーとすごく仲良くなりました。パフォーマンスでも団結力が高まって、「もっとこうしたい」といった意見も出るようになりました。

上村 ファンの方々と直接お話しできる機会が増えて、個別イベントでは一緒にチェキも撮れて。そういう触れ合いがすごく嬉しいです。

橋田 CDの発売日にメンバーとお店に行ったんですけど、外に私たちのポスターが貼ってあって、売り場にロージークロニクルのコーナーも作っていただいてました。

植村 店内に自分たちの曲も流れていて。

橋田 夢に見ていた光景で感動しました。

――皆さんのビジュアルも急速に洗練されましたね。

橋田 シングル曲の衣装を作ってもらえて、研修生のときにはなかった髪飾りとかイヤリングとか、小物系が増えました。ヘアアレンジで編み込みをして取れないようにしたり、衣装に合わせたアイシャドウを使うメンバーもいます。

アラームは1分おきに30回かけて

――リリースイベントなど遠征も増えたと思いますが、飛行機内やホテルで変わったことをするメンバーはいますか?

植村 私は村越彩菜ちゃんと隣の部屋になることが多くて、いつも朝になるとガッタンガッタン音が聞こえてきます(笑)。

橋田 うるさいよね(笑)。

植村 何をしているのか、わかりませんけど(笑)。

橋田 たまに隣のメンバーの部屋からアラーム音が何回も聞こえてきて、起きられないんだなと思います。

――寝坊しがちなメンバーも?

橋田 最近は減りましたけど、吉田姫杷は1回寝ると起きられません(笑)。休憩中に寝ていて「ひのはー!」と起こしたりもしていました。

上村 私も朝は弱いです。毎日アラームを1分おきに30回かけて、やっと起きられます(笑)。携帯、目覚まし時計、タブレットの3台持ちで、起きる予定の時間の30分前から鳴らし続けています。

歌詞カードにたくさんメモをします

――2ndシングルが発売になりますが、レコーディングには慣れました?

植村 最初の頃は自分の声と音を聴きながら歌うのに慣れなくて、どうしたらいいんだろうと思ってました。最近は声量をどう出すか、調節を意識してできるようになりました。

――事前にルーティンですることも?

橋田 私は歌詞カードにめっちゃメモします。音を伸ばす長さ、ちょっと切るところ、ここは歌い方を変える……とか。スタジオに持参して、譜面台に置いて歌っています。

上村 仮音源をもらって、音程がわからないところは、ピアノで弾いています。昔習っていたことがあって、いちおう弾けるので。スタジオでも音がわからなくなると、携帯のピアノのアプリで自分で弾いて確認します。

抜き方をカッコ良くするのが課題に

――『夏のイナズマ』はロックサウンドで、夏祭りの出来事を歌っています。

植村 私はロージークロニクルの曲で『夏のイナズマ』が一番大好きです。いつもはキーが高めの曲が多いんですけど、今回はAメロとか低めで私の声に合っていて、ドラムの音もカッコ良くて。歌詞もオチサビの<今年最後の花火に驚き秋が起きて>のところがすごくいいです。巡り巡って……みたいな感じがするので。

橋田 今まではかわいらしい曲や元気な曲が多くて、こういうロックな感じで、ちょっと大人っぽい曲は初めていただきました。でも、葉純が言っていたように音程は私たちに合っていて、みんな歌いやすかったと思います。失恋の歌のニュアンスとか、Aメロの抜き方をカッコ良くするのは、課題かなと思います。

――橋田さんは普段はかわいい志向なんですよね。

橋田 そうです。でも、父がONE OK ROCKさんのファンで、一緒にライブに行ったりもするので、ロックな曲もやってみたいと思っていました。

植村葉純(うえむら・はすみ)2008年2月25日生まれ、大阪府出身 (撮影/上飯坂一)
植村葉純(うえむら・はすみ)2008年2月25日生まれ、大阪府出身 (撮影/上飯坂一)

強めに歌うのをアピールしていけたら

――上村さんはこの曲、馴染みました?

上村 カッコ良く見せるところも多くて、表情や歌い方は難しいので研究中です。

――太い声も出せるのは上村さんの強みですよね。

上村 強めに歌うパートをいただけたりするので、そこをもっとアピールしていきたいなと思っています。

――最後に台詞のように「先輩!」と言うところも担当しています。

上村 レコーディングでは自分のパートになると決まってなくて、何パターンか録ったんです。甘めな言い方と必死に止めるような言い方と、どっちになるかと思っていたら、先輩を引き止めるほうが使われていました。もっとなり切って言えるようにしたいです。

――先輩が他の子と仲良くしている光景も思い浮かべつつ?

上村 そうですね。物語があるので、それに沿って言うようにしています。

上村麗菜(かみむら・れな)2009年6月15日生まれ、鹿児島県出身 (撮影/上飯坂一)
上村麗菜(かみむら・れな)2009年6月15日生まれ、鹿児島県出身 (撮影/上飯坂一)

かき氷でキーンとなる顔が面白くて

――MVでは浴衣姿のパートとダンスパートがありますが、撮影で印象に残っていることは?

上村 みんなで浴衣でかき氷を食べるシーンで、それぞれのキーンとなっている顔が面白いです(笑)。本当にキーンときているメンバーもいました。

植村 私はかき氷でキーンとなったことがなくて、感情がわからなくて。「キーン」という口とビリッとなる感覚を想像してやっていました。合っているのかわかりませんけど(笑)。

橋田 この3人で撮ったシーンもあります。最初は麗菜が木のほうにいて、私と葉純がちょっと離れたところで話していて。

植村 そこで実は「お昼ごはん、何だと思う?」という話になって、私が「ハンバーグ!」と叫んでいたんです(笑)。声は入ってませんけど。

橋田 MVをメンバーが初めて観る動画をYouTube用に撮ったとき、葉純が「ハンバーグのシーンだ」と言ったんですけど、皆さん、何のことかわからないと思います(笑)。

スーパーボールすくいは上手です

――夏祭りって実際に行きますか?

植村 小さい頃はよく行ってました。スーパーボールすくいがめっちゃ上手です。カップを満杯にできます。

上村 上京する前はずっと、地元のお祭りに行ってました。フルーツ飴を必ず食べていて。ラムネの早飲み競争に参加したこともありましたけど、下から数えたほうが早い順位でした(笑)。

橋田 地元のお祭りで、自治会のお母さんたちが作ってくれるもつ煮込みが、すごい人気だったんです。すぐ完売になってしまうので、ほぼ全家庭のお母さんたちが鍋を持っていって入れてもらって、家に持ち帰って食べていました。めっちゃおいしかったです。

――アイドルになると夏はハロコンやフェスで、なかなかお祭りには行けませよね。

植村 でも、今年は行きたいです。

橋田 『夏のイナズマ』を聴いてから、なおさら行きたくなりました(笑)。

アップフロントエージェンシー提供
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アニメで観るたび幸せな気分に

――『ガオガオガオ』はアニメ『かいじゅうせかいせいふく』で主題歌として流れているのも観ていますか?

上村 キャラクターが振付を踊ってくれるのがめちゃめちゃかわいくて。観るたびに朝からすごく幸せな気分になります。

植村 アニメ自体もかわいくて、エンディングで自分たちの曲が流れるのが嬉しいです。

橋田 アニメ主題歌を歌わせていただくのは夢だったので、2ndシングルで叶って感動しました。MVにもアニメのキャラクターが登場していたり、私たちの衣装もキャラクターに合わせていたりで、本当に『かいじゅうせかいせいふく』の主題歌になったんだと実感しています。

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困り顔のために眉毛のストレッチを

――MVでの皆さんのドヤ顔は練習したんですか?

橋田 過去イチレベルで、みんなたくさん表情を撮りました。パフォーマンスの中でも、1人ずつグリーンバックの前に立って顔だけでも。難しかったのは、どうしてもドヤ顔がみんな同じ感じになってしまって。違いをつけるために、いろいろな表現をしました。完成して観たら、それぞれ個性のある顔をしていて、かわいかったです。

上村 私は困り顔を頑張りました。眉尻を下げるのが難しくて、まず眉毛のストレッチから始めました(笑)。鏡を見て眉毛を動かして、スタッフさんに「下がってますか?」と聞いて。結構ほぐれて、眉毛を動かせるようになりました。

植村 私が頑張ったのは、呆れ顔と困り顔の差を出すことです。ポーズで見せることもできますけど、顔だけで表現するのは難しくて。でも、私は眉毛のストレッチはしていません(笑)。

――普段からドヤ顔をしがちなメンバーもいますか?

上村 松原ユリヤちゃん!

植村 私はメンバーの写真を撮ることが好きで、カメラを向けると他のメンバーはニコッとしてくれますけど、ユリヤちゃんは必ずキメキメのドヤ顔をするんです(笑)。それが個人的にツボで、今回のMVでもユリヤちゃんのドヤ顔は注目ポイントだと思います。

無意識にドヤ顔をしているかも

――皆さんはドヤ顔はしませんか?

植村 牛乳をゲットしたときはドヤ顔をします(笑)。北海道にイベントで行ったとき、3本買ってドヤとか。

橋田 私はあまりしませんけど、Switch2が当たったときはドヤったかも(笑)。『スーパーマリオワールド』とかめっちゃやっています。

上村 私はお話ししたように、ドヤ顔をすること自体が難しいので。

橋田 相馬優芽ちゃんと遊んでいるときはしているかも。

上村 してる? 最年少の優芽ちゃんとは他愛もないことでふざけていて、TikTokで流れてきた流行りのダンスのものまねとかしています。うまくできたら、無意識にドヤ顔をしているかもしれません(笑)。

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受注生産のユニフォームも注文しました

――この夏はプラベートではどう過ごしますか?

植村 イベントもいっぱい回らせていただくので、各地でたくさんの牛乳をゲットします(笑)。事前にご当地牛乳を調べて、見つけたら買っていて。夏のお風呂上がりに飲む牛乳は本当に最高です!

上村 私は夏のお洋服が好きなので、いろいろ着たいです。展示会やポップアップで頼んだものが届くのが楽しみ。いつも白とかベージュとか同じ色を買いがちなので、夏に合う黄色や青や緑のお洋服を結構買いました。

――橋田さんは10代最後の夏ですね。

橋田 ヤバいですね(笑)。毎年、千葉ロッテマリーンズの夏のイベントには行きまくっています。受注生産のブラックサマーユニフォームも注文しました。ZOZOマリンスタジアムは日差しが結構強いんですけど、そんな中で飲む炭酸ジュースがおいしくて、球場グルメも楽しみです。

撮影/上飯坂一
撮影/上飯坂一

暑さ対策を重ねて耐えてます

――この夏の異常な暑さも大丈夫ですか?

橋田 大丈夫ではないです(笑)。

上村 日傘を差して扇風機を持って、対策に対策を重ねて、やっと耐えています。

橋田 いろいろなものを持って、夏は手が忙しいよね。あとは無理せず、リリースイベントでもハケたら水を飲んで、体調管理を優先しています。

植村 ライブ前には必ず牛乳を飲んでいます。この前テレビで、暑さ対策には牛乳がいいと言ってました。やっぱりそうだったんだと、いつも牛乳は手放しません。

橋田 私たちはお水にしておきます(笑)。

ロージークロニクル

ハロプロ研修生ユニット’23に新メンバーを加えて2024年に結成。「薔薇色の」「希望に満ちた」「幸せいっぱいの」という“Rosy(ロージー)”と、「年代記」を意味する“Chronicle(クロニクル)”から、いつまでも語り継がれる薔薇色の歴史を紡いでいってほしいと命名。2025年3月にデビューシングル『へいらっしゃい!~ニッポンで会いましょう~/ウブとズル』をリリース。

アップフロントエージェンシー提供
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『夏のイナズマ/ガオガオガオ』

7月23日発売

初回生産限定盤A
初回生産限定盤A

初回生産限定盤A・B  CD+BD 2090円(税込)

初回生産限定盤SP CD+BD 3850円(税込)

通常盤A・B CD+トレーディングカード 1300円(税込)

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芸能ライター/編集者

埼玉県朝霞市出身。オリコンで雑誌『weekly oricon』、『月刊De-view』編集部などを経てフリーライター&編集者に。女優、アイドル、声優のインタビューや評論をエンタメサイトや雑誌で執筆中。監修本に『アイドル冬の時代 今こそ振り返るその光と影』『女性声優アーティストディスクガイド』(シンコーミュージック刊)など。取材・執筆の『井上喜久子17才です「おいおい!」』、『勝平大百科 50キャラで見る僕の声優史』、『90歳現役声優 元気をつくる「声」の話』(イマジカインフォス刊)が発売中。

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