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【独自】消防団員の個人報酬、「上納」が常態化 愛知県小牧市、懇親会や旅行に充てる「活動費」に

2025年7月25日 05時10分 (7月25日 05時10分更新)
 愛知県小牧市の消防団で、市から団員個人に支給される報酬を、受け取れない団員が数多くいることが分かった。団幹部が、報酬の振り込まれる個人の口座を管理し、備品購入のほか団の懇親会や旅行に充てる「活動費」として使っていた。市が4月、団幹部に是正を勧告したが、形を変えて再び「上納」を求められたとの証言もある。市が本格的な対策に乗り出した。
 小牧市消防本部によると、市消防団は六つの分団などに計139人が所属。団員には3万9千~18万7千円の年額報酬と、出動するたびの報酬が支給される。
 消防本部は4月、団関係者から「報酬が受け取れない事例がある」と通報を受け、聞き取りを実施。五つの分団で、報酬を「活動費...

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