売春の客待ち=いわゆる“立ちんぼ行為”が社会問題化する東京・新宿区の公園にいま、ある変化が起きているといいます。その実態をJNNのカメラがとらえました。
歌舞伎町で売春の客待ちか “立ちんぼグループ”を摘発
東京・歌舞伎町の一角。大久保公園の周辺には、売春の客待ち=“立ちんぼ行為”をする女性と、“交渉”を持ちかける男性が夜な夜な訪れます。

フェンスには、「客待ち」も「買春」も、いずれも「犯罪です」と示すポスターも貼られていますが、取材に訪れた記者に対しても…
男性
「いくらだったらOK?1.5(万円)しかないもん。ちょっと歩こう」
勘違いをしたのでしょうか、多くの男性が絶え間なく声をかけてきます。
そんな場所で22日、ある悪質な“立ちんぼグループ”に捜査のメスが。

捜査員
「15時49分、売春防止法で通常逮捕します」
逮捕されたのは、内山夢叶容疑者(24)ら4人。大久保公園近くで、売春の客待ちをした疑いがもたれています。
ホストクラブで遊ぶ金を稼ぐなどの目的で4人は路上に立ち、うち1人は2年間で約1億1000万円を稼いでいたということです。

逮捕直前、内山容疑者の様子をカメラが捉えていました。男性から受け取った現金をカバンに入れる内山容疑者。夜の街へと消えていきました。














