玉川徹氏、参政党支持者巡る発言“説明”もネット「後付けに過ぎない」「流石に」
元テレビ朝日社員の玉川徹氏が24日、自身がパーソナリティーを務める、TOKYO FM「ラジオのタマカワ」(木曜前11・30)に出演。反響を呼んでいるテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)での自身の発言について“説明”した。 【写真あり】初当選し涙を浮かべる参政党のさや氏 細身で清楚なルックスでファンも多い 自身のラジオ番組で、参政党を支持する人についてトークし「モーニングショーでしゃべったコメントで誤解されてて、なんか“関心がない若者が”みたいに捉えられているんだけど、そんなことひと言も言ってなくて、僕が言ってるのは政治的に無垢(むく)な人っていう話」と21日放送の「モーニングショー」での発言について振り返った。 「今、(ゲスト出演の)古谷さん(作家で評論家の古谷経衡氏)がおっしゃったように、その(参政党支持の)大きな塊は40代とか、そういうところなのね。20年も30年も全く政治的に無関心でも何の問題もなく生きてきた。むしろ成功されている。そういう人が初めて図らずも(参政党に)出合ってしまった。そういう結果として初めて政治に行くと。初めて選挙に行くと」と言い、「その際に、ある程度の知識がない状態で、例えばヒナが出合って、それがデマだったりした場合はどうなりますかっていう話を僕は懸念するっていう話をしたんですよ」とし、「切り取られていた部分がある」と述べた。 この“説明”に対し、ネット上には「いやいや、リアルタイムで全部聞いてたけど、言い訳のような主張は一切感じられなかった。『政治を知らない人が投票するのはいかがなものか?』以外の主張を受け取れなかった。」「少なくともこれを切り取りと捉えるのは違うと思う。もし考えていたことと受け止められ方が違っていたならただただ説明が下手だし、この釈明も後付けに過ぎない」「玉川さん、これは流石に苦しいです。玉川さんのテレビでのご意見(リアルタイムで見た)、ラジオでのご意見(この記事でしか見ていない)を全て受け入れたとしても、塊であるという40代の人、それも今まで問題なく生きてきた、むしろ成功しているという、その人たちの選択は尊重しなければいけない」「いや、切り取りではないでしょ」「コメンテーターという言葉を扱う立場であれば、できるだけ誤解を招かないような言葉で発言すべきだと思います」などの意見が出ている。 玉川氏は、7月21日放送の「モーニングショー」で、玉川氏は参院選の投票率が上がったことについて「誰が選挙に行ったのか、分析しないといけない」と指摘。これまで選挙に行っていた層は、「基本的に政治や選挙の基本知識を持ってる人」だったとし、今回は「全く今までそういうものがない、学校だって近現代史を教えないんだから、そういうことさえ知らない、いま与党と野党がどうなっているかも知らない、そういう人がSNSで初めて触れて、全く違うところでアルゴリズムで飛んできた情報に触れて、そこに感化されて行動を起こした人が相当数いるっていうことなんですよ」と持論を展開。 「それが社会にどんな影響を与えるのかは未知数。今までは投票率上がるのいいことだと思っていたんですけど、果たしてどうだろう」と疑問を呈し、「これからの日本を考えた時、10年後を振り返った時、というふうな感じは思っているのでこの比例の投票は分析したいところです」と述べていた。