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快進撃が止まらない『K-POPガールズ!デーモン・ハンターズ』グローバル1位の“秘密”

Netflixアニメーション映画『K-POPガールズ!デーモン・ハンターズ』の快進撃が止まらない。Netflix映画(英語)グローバルTOP1に OSTも2025年一番のヒットとなっている

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Netflix映画『K-POPガールズ!デーモン・ハンターズ』独占配信中
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Netflixアニメーション映画『K-POPガールズ!デーモン・ハンターズ』の快進撃が止まらない。

日本を含め配信されているすべての国でTOP10圏内にランクインし、2,420万回再生を記録して配信4週目でNetflix映画(英語)グローバルTOP1に踊り出た。

先日も、リアルK-POPグローバルスター「BTS」のジョングクが生配信でファンとともに映画を鑑賞し、“共感して涙を流した”ことがニュースになったばかりだ。

『K-POPガールズ!デーモン・ハンターズ』は、普段はスタジアムを満員にするK-POPスーパースタートリオ「HUNTR/X(ハントリックス)」のルミ、ミラ、ゾーイが、舞台裏では人間の魂を狙う“デーモン”の脅威と闘う凄腕のデーモン・ハンターズだった! というアクションファンタジー・アニメーション。

アカデミー賞受賞『スパイダーマン:スパイダーバース』シリーズのソニー・ピクチャーズ・アニメーションが製作。K-POPを聴いて育った韓国系カナダ人のマギー・カン監督と、Netflix映画『ウィッシュ・ドラゴン』のクリス・アペルハンス監督がメガホンをとった。

人気K-POPアイドルの実際の姿はデーモン・ハンターという設定は、まさに最旬K-エンタメのいいとこ取りだ。

日本でもヒットしたキム・ゴウン主演の映画『破墓/パミョ』のみならず、今年話題を呼んでいる「鬼宮」や「巫女と彦星」など、悪霊退治のアクションファンタジーはいまグローバルでも人気のジャンル。

そこに、ファンや大衆の前では常に品行方正で、ミスや涙を見せない完璧さを求められるK-POPアイドル(特にガールズグループ!)の役割に抗うように、「もう本当の自分を隠すことはやめる」とありのままの私らしさを楽曲に込めるメッセージが重なった。

キャラ立ちが明確なメンバー構成に、ライバルが魅惑的な新人ボーイズグループ「Saja Boys(サジャボーイズ)」にチャート1位を奪取されたり、ファンを横取りされたりする構図はいかにもK-POP。

何より、劇中曲が素晴らしい。オリジナルサウンドトラック(OST)は最新ビルボード・アルバムチャート「Billboard200」において2位に浮上(7月19日付)。2025年1月に4位を記録した『ウィキッド ふたりの魔女』を超え、今年最もヒットしたOSTとなっている。


しかも、全米シングルチャート「Billboard Hot 100」には「HUNTR/X」が歌う「Golden」の6位を筆頭に、7曲がランクイン。グローバルシングルチャート「Billboard Global 200」では「Golden」が1位を獲得し、「Saja Boys」の「Your Idol」が3位、「Soda Pop」が6位に上昇するなど、熱く支持されている。

K-POPリアルアイドルたちも次々とカバー動画を上げている

これらの楽曲を担当したのは、「BLACKPINK」をはじめ、現在は日本人メンバーも所属する“第5世代”「izna」「MEOVV」も手がける名プロデューサーTEDDYが率いる「THE BLACK LABEL」。その音楽性が「HUNTR/X」に見事にマッチした。

ほかにも「BTS」「TWICE」「TOMORROW X TOGETHER」らと組んだ欧米の音楽プロデューサーや、『ウィキッド ふたりの魔女』や実写版『白雪姫』などに関わったイアン・アイゼンドレイスらが参加。

TWICEジョンヨン、ジヒョ、チェヨンによる「TAKE DOWN」

ここ数年の主流だったイージーリスニング系とは一線を画し、技術とパワフルさを備えたボーカルによるガールクラッシュな楽曲や、ダークでコンセプチュアルな楽曲が古のK-POPファンの心を鷲づかみにしつつ、近年のミュージカル映画ファンにもしっかり刺さる、という楽曲面でもまさにいいとこ取り。

2020年代でOSTが「Billboard200」のトップ2に入ったのは、本作以外に、『ウィキッド ふたりの魔女』『バービー』『ミラベルと魔法だらけの家』のみ。いずれもアカデミー賞に絡んだ作品ばかりで、この盛り上がりは映画賞シーズンまで続いていきそうだ。

Netflix映画『K-POPガールズ!デーモン・ハンターズ』は配信中。


《上原礼子》

「好き」が増え続けるライター 上原礼子

出版社、編集プロダクションにて情報誌・女性誌ほか、看護専門誌の映画欄を長年担当。海外ドラマ・韓国ドラマ・K-POPなどにもハマり、ご縁あって「好き」を書くことに。ポン・ジュノ監督の言葉どおり「字幕の1インチ」を超えていくことが楽しい。保護猫の執事。LGBTQ+ Ally。レイア姫は永遠の心のヒーロー。

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