東国武士団 考古学者 小山修三
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鎌倉の材木座で多数の頭蓋骨が発掘された。1950年代中頃のことである。研究にあたった鈴木尚博士は新田義貞の鎌倉攻めで犠牲になった戦士の首を集めて埋葬したものと考えている。頭骨は極めて特徴的で、長頭で額と後頭部が出っ張った、才槌(さいづち)頭だった。分析した米国の形質人類学者は、これは日本人ではない、外から来た集団のものだと言った。しかし、そんな事実は記録に見あたらない。鈴木さんは当時の関東地方の...
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