ヘッジファンド投資、撤退相次ぐ 「富裕層にとって死んだも同然」
22日の米株式相場は上昇し、ダウ工業株30種平均は前日比179ドル高の4万4502ドルで終わった。トランプ米政権が来週に中国と貿易交渉するとの報道を受け、両国の関係改善への期待から株式に買いが入った。一方、中国以外の主要な国・地域との交渉が難航しているとの観測もあり、相場は狭い動きに終始した。
材料が「夏枯れ気味」の株式市場にあって市場関係者が注目したのが、カリフォルニア大学の寄付基金がヘッジフ...
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(更新)- 中空麻奈BNPパリバ証券 グローバルマーケット統括本部 副会長ひとこと解説
この記事が言うヘッジファンドは、ニュアンスとしてはマルチストラテジー型のヘッジファンドのこと、を指しているのではないか。プライベートエクイティやプライベートデッドなどの資産金額は今でも増大しており、つまりは、このなんでも投資対象とするのではなくアセットクラスに限定した投資スキームに乗り換えている、ということを、ヘッジファンド投資が「死んだも同然」という表現している、のではないか。とはいえ銀行の規制が緩み、ヘッジファンドの滞留資金が銀行に戻る可能性があるとすると、次のリスクはどの市場に溜まることになるのだろうか。マネーフローの動きに注目である。
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