米トランプ政権、外国人留学生受け入れプログラムを巡りハーバード大の調査開始
アメリカのトランプ政権は23日、外国人留学生受け入れプログラムを巡り、ハーバード大学が資格を満たしているかについて調査を開始したと発表しました。
これまでトランプ政権は、ハーバード大学が「敵対国を含む諸外国と広範な関係を築いてきた」などとして外国人留学生の入国を一時停止する文書に署名し、大学側が提訴していました。対立が続く中、アメリカ国務省は23日、外国人留学生を受け入れるプログラムを巡り、ハーバード大学が資格を満たしているかについて調査を開始したと発表しました。
国務省は、「プログラムが国家の利益に反することのないよう確認するものだ」と説明しています。
これに対しハーバード大学は「大学が憲法で保障された権利を侵害する行政当局による更なる報復措置だ」との声明を発表しました。
また、ニューヨーク・タイムズによりますと、国務省は大学に対して学生ビザプログラムに関連する記録を1週間以内に提出するよう求めているということです。