【がブル台風】台風8号『コメイ』が発生 台風7号『フランシスコ』今後の進路は?影響は?【雨と風のシミュレーション】
■ 南シナ海で台風8号が発生しました。 今後、沖縄方向へ進む見込みで、警戒が必要です。 【写真を見る】【がブル台風】台風8号『コメイ』が発生 台風7号『フランシスコ』今後の進路は?影響は?【雨と風のシミュレーション】 ■台風8号の発生状況と特徴 ― 南シナ海で新たな台風が誕生 23日21時、南シナ海の北緯17度40分、東経118度50分において、熱帯低気圧が台風8号に発達しました。現在、台風は時速約15キロで西へ進んでいます。中心気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルとなっています。台風の中心から半径165キロ以内では、風速15メートル以上の強い風が吹いている状況です。 ■今後の進路予想 ― 向きを変えて沖縄方向へ 台風8号は、24日9時(12時間後)には南シナ海の北緯16度55分、東経118度35分付近に達する見込みです。この時点での中心気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルまで強まると予想されています。 さらに24日21時(24時間後)には南シナ海の北緯16度25分、東経119度05分付近へ移動し、中心気圧は980ヘクトパスカルまで低下、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルとさらに勢力を強める見込みです。 ■48時間後の予想位置 ― 沖縄の南へ接近 48時間後の25日21時には、台風8号は沖縄の南、北緯20度20分、東経123度10分付近に達すると予想されています。この時点での中心気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルとなり、若干勢力が弱まる見込みです。 ■熱帯低気圧への変化 ― 72時間後の予測 台風8号はその後、熱帯低気圧に変わり、72時間後の26日21時には沖縄の南の北緯25度25分、東経129度35分付近に達する見込みです。この時点での中心気圧は998ヘクトパスカルと予想されています。台風や熱帯低気圧の中心が予報円に入る確率は70%です。 ■警戒ポイント ― 沖縄地方への影響に注意 今回の台風8号は、現在は南シナ海を西進していますが、その後進路を変え、日本の沖縄方向へ向かう予想となっています。特に25日頃には沖縄の南に接近する見込みであるため、沖縄地方では台風の動向に注意が必要です。