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総説『COVID mRNAワクチンのシェディング :利用可能な証拠のレビュー』2024年 imahealth.org/research/covid ファイザーは自社のmRNAワクチン試験で「環境暴露」というカテゴリーを設け、接種者から未接種者への暴露を想定していた。しかし製薬企業と規制当局は適切なシェディング研究を実施せず、 一般への情報開示も行わなかった。「1000件を超える臨床報告」が示すのは、mRNAワクチンシェディングが現実の健康被害をもたらしているという事実である。 — mRNAワクチンは「遺伝子治療製品」としてFDAが定義しており、その定義に従えばシェディング(体外排出)の研究が義務付けられている。しかし製薬企業はこの要件を無視し、シェディングのリスク評価を怠った。著者は規制文書、科学文献、そして1000件を超える臨床症例の分析を通じて、mRNAワクチンシェディングの証拠を包括的に検証した。 FDA の2015年文書は遺伝子治療製品を「転写・翻訳によって効果を発揮し、宿主ゲノムに統合される製品」と定義し、シェディングを「患者からのウイルス性・細菌性遺伝子治療製品の放出」と説明している。既に承認された他の遺伝子治療製品では実際にシェディングが確認されており、ロクタビアンは精液中に6か月間シェディングすることから、接種者に6か月間の精子提供と妊娠の禁止が指示されている。 ✅ ナノ粒子技術によるシェディングメカニズム mRNAワクチンはリポソーム・ナノ粒子 (LNP) 技術を使用しており、これは天然のエクソソーム (細胞外小胞) と同じ構造を持つ。「エクソソーム」(細胞が分泌する小さなカプセル)は直径30-150nmの小胞で、mRNAワクチンのLNPは100-400nmの範囲にある。これらの微細粒子は血液脳関門や精巣血液関門、胎盤を通過し、全身に分布する能力を持つ。 ワクチン接種後、細胞がスパイクタンパク質を産生し、それがエクソソームに包装されて体外に排出される。この過程で吸気、唾液、汗、母乳、便、皮膚などを通じてシェディングが発生する。 ✅ 母乳経由のシェディングの証拠 最も衝撃的な発見の一つは、接種した母親の母乳からワクチンのmRNAが検出されたことだ。当初、研究者たちは「胃酸でmRNAは分解されるから問題ない」と考えていた。しかし実際には、エクソソームに包まれたmRNAは胃酸に耐性を持ち、赤ちゃんの腸から血流に入ることが判明した。 ファイザーの機密文書によると、授乳中の女性215人のうち20%で赤ちゃんに有害事象が報告された。その中には脳卒中、痙攣、呼吸不全という深刻な症例も含まれていた。企業はこれらを「間接暴露」として記録していたが、一般には公表しなかった。 ✅ 妊婦への隠れた影響:胎盤を越える微細粒子 ワクチンに使用されているリポソーム・ナノ粒子は、胎盤という自然の防御壁さえも通過する。 データが物語る現実は深刻だ。ファイザーに報告された妊娠中の「暴露」458件のうち、半数以上の248件で有害事象が発生し、53件が流産だった。月経異常の発生率は通常の298-4927倍に上昇し、流産率は15-57倍に増加した。 欧州の安全性報告では「パートナー経由の母体暴露」という記載があり、これはワクチン接種したパートナーから妊婦へのシェディングを示唆している。 📌 シェディングの深刻な健康リスクと個人差 1000件を超える臨床報告の分析から、最も頻繁に報告される症状は月経異常、頭痛、耳鳴り、鼻血、原因不明のあざ、めまいである。 シェディングは主に呼気中のスパイクタンパク質含有エクソソームによって発生し、「環境過敏性を持つ人々」に影響を与える。最も深刻なケースでは脳卒中、血栓、重篤な心疾患、さらには死亡例も報告されている。 シェディングは全ての人に影響するわけではない。しかし影響を受ける人々の苦痛は現実であり、彼らの声に耳を傾け、適切な対策を講じることが私たちの責任である。 原題: Shedding of COVID mRNA Vaccines: A review of the available evidence - Pierre Kory, MD, MPA