福岡選挙区「指定席」、「わかりやすさ」武器に参政が奪取…立民・国民は「共倒れ」
参政に票を奪われた自民の危機感も強い。自民現職の松山政司さん(66)は6年前の58万票から42万票まで減らし、大票田・福岡市の得票数は中田さんに及ばなかった。農業が盛んな地域でも「コメを巡る小泉農相の一連の対応への反発から『今回は参政に入れる』という若手農家もいた」(地方議員)という。
自民県連の松本国寛会長は「衆院選は遠くない。真摯(しんし)に受け止めなければならない」と話した。
投開票日当日の出口調査は、NHK、日本テレビ系列各局と共同で実施した。