【一覧表】那覇市議選、40人の当選決まる 与党20人 トップは参政・和田氏 女性は最多 沖縄


【一覧表】那覇市議選、40人の当選決まる 与党20人 トップは参政・和田氏 女性は最多 沖縄
この記事を書いた人 アバター画像 琉球新報社

 任期満了に伴う那覇市議会議員選挙(定数40)は20日、投開票された。知念覚市長を支持する与党系は20議席で改選前に比べて1議席を増やした。野党系は13議席で、改選前から1議席を増やした。中立は7議席だった。与党半数となり、知念市政に一定の評価が示された。

 投票率は59・29%で、過去最低を記録した2021年の前回選挙の46・40%を12・89ポイント上回った。

 初めて同市議選に候補者を擁立した、れいわ新選組、国民民主、参政党の候補計5人が全員当選するなど、新興政党が勢いを見せた。最多得票は参政党新人の和田圭子氏の9232票だった。和田氏は参院選沖縄選挙区に出馬した和田知久氏=参政=の妻。

 今回の市議選は戸籍上の性別で男性47人、女性17人の計64人が立候補した。女性候補の当選は16人で、女性当選者が過去最多だった前回2021年選挙の13人を更新した。20代の候補者も2人当選した。

 今回の市議選は現職35人、新人27人、元職2人が立候補した。このうち現職29人、新人10人、元職1人が当選した。


 ※当確が決まった候補者の写真に、那覇市の「市魚」で漁獲量県内一を誇るマグロと、「市花」ブーゲンビリアのイラストをつけています。得票順も以下から。

※当選したのは以下の方々(本紙の当確順)

和田圭子氏、上里直司氏、比嘉啓登氏、奥間綾乃氏、喜屋武幸容氏、 坂井浩二氏、嘉手川航汰氏、泉水ティファニー氏、上原結奈氏、瑞慶覧りか氏、普久原朝日氏、外間有里氏、前田千尋氏、山川典二氏、前泊美紀氏、山田マドカ氏、村上由自氏、仲田奨司氏、糸数貴子氏、金城亮太氏
宇根良也氏、幸地わかえ氏、金城直子氏、大山盛嗣氏、上原仙子氏、平良昌史氏、上地貴大氏、大城幼子氏
野原嘉孝氏、屋良栄作氏、下地ななえ氏、古堅茂治氏、吉里明氏、清水磨男氏、我如古一郎氏、西中間久枝氏
粟國彰氏、瀬名波奎氏、立津伸城氏、湧川朝渉氏

    こんな記事も読まれています