快楽を諦めると貧相になる。
東京在住の女性R様から「生きる力が湧かない。私に強烈な今を叩きつけて欲しい」とご連絡をいただいた。私の正しい使い方である。フルメタルジャケットの教官のように、私をけちょんけちょんに潰して欲しい。バッサリ斬って欲しいと言われたので「斬る方も大変なんだよ」と言った。御礼は用意していますと言われたので、現金な私は「わかりました」と、あくまでもあなたの熱意に打たれたから承るのですよ的な雰囲気を出した。
誰も本当のことを言ってくれないから、厳しい言葉でも正直に思ったことを伝えて欲しいと言われたので「あなたの父親は厳しかったのですか?」と尋ねた。R様には、お行儀は良いけれど本音が見えないピアノの先生みたいな雰囲気があった。R様は「父親が怒鳴り散らかす人だったので常に機嫌を伺う必要があり、大人になった今も怒られたくない怒鳴られたくない気持ちが強い」と言った。仕事で男の人と接するには問題ないが、色恋的な興味はない、男の人と一つ屋根の下で暮らすだなんて耐えられない的なことをR様は言った。
ここから厳しいことを言う。心臓が弱い人は読むのをやめよう。手痛い目に遭いたくないからと、人間関係を諦めて楽な道を選ぶと、楽にはなるが貧相になる。ろくに抱かれていない女は、全身から「私は男から大事にされたことがありません」的な雰囲気を醸し出し、負のエネルギーを撒き散らす。本当の快楽を知らないから、常に満たされていない。存在自体が窮屈で、一緒にいる相手も窮屈にする。攻撃相手を見つけないと落ち着かないから、頭でっかちになり、人生全般が復讐の色合いを帯び、口では偉そうなことを言うものの、どうやったって男から愛されなくなる。綺麗な女たちを憎み、可愛げのある女たちを憎み、綺麗で可愛げのある女を好む男を憎み、地獄を生きる。
怒鳴られたくないからと深いコミュニケーションを避けると、不快は回避できるが、快楽も失う。誰かを好きになっても「失礼な思いをさせたら悪い」などと遠慮をして、自分の好きを伝えない。相手に好きを伝えることよりも自分を守ることを優先して、快楽を見送る。相手から選ばれないと関係がはじまらないと思っているから、自分からは選ぶことをしないで、死んでいるみたいに奇跡を待つ。奇跡は永遠に起こらないから、欲求不満の塊になり、不快を回避し続けた結果、存在自体が不快になる。第一希望を口にしないで、相手が自分にとって都合よく動くように仕向けたり、損をしないように向こうの出方を伺うような、卑劣な存在になる。哺乳類なのに爬虫類みたいな顔になり、狡猾で、冷酷な、毒蝮みたいな女になる。
全然関係ないが、名前に「か」のつく女は強い。マイスイートお姉ちゃんの名前はかおり。強い。めちゃめちゃ強い。人間の三大欲求を死守する。どのような理由であれ、ちゃんとした睡眠、ちゃんとした食事、ちゃんとしたセックスをしていない人間は人間ではないと言わんばかりの勢いで、人生を謳歌する。世間体より自分の快楽。欲望ファースト。三大欲求を作業にすると貧相になる。お前も名前に「か」がつくのだから、本当に食いたいものを食え。不快を避けてばかりいないで、快楽を追え。人生はお金じゃないとか怠惰なことを言うな。ビッグマネーはビッグラブ。人間は利権が大好きなんだよ。利権を潰すとか正義の味方ぶった悪徳詐欺師になるより、正々堂々利権を追え。快楽を追え。利権を潰したらおこぼれが庶民にも流れてくるとか、甘い幻想を捨てろ。何もしないでおこぼれを待っているだけの人間には、何も流れてはこない。欲しいものがあるのなら、自分で取りに行け。生命力とは、そういうことだ。
おおまかな予定
7月23日(水)東京都中央区界隈
以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)
連絡先・坂爪圭吾
LINE ID ibaya
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE https://tinyurl.com/2y6ch66z
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