音楽評論家 渋谷陽一さん死去 74歳「ロッキング・オン」を創刊

音楽雑誌の「ロッキング・オン」を創刊し、大型ロックフェスティバルのプロデューサーとしても活躍した音楽評論家の渋谷陽一さんが亡くなりました。74歳でした。

渋谷さんは1951年、東京生まれで、19歳の時に音楽雑誌に寄稿し、音楽評論家としてのキャリアをスタートさせました。

1972年に海外のロック音楽を批評する「ロッキング・オン」を、1986年には邦楽のロック音楽を対象にした「ロッキング・オン・ジャパン」を創刊し、日本でのロックの評論をけん引してきました。

また、NHKのラジオ番組「ワールドロックナウ」などラジオのDJも長年にわたって務めてきました。

さらに、国内最大規模の大型ロックフェスティバル「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」を開催するなど、音楽イベントのプロデューサーとしても活躍しました。

渋谷さんが代表を務めるロッキング・オン・グループによりますと、渋谷さんはおととし11月、脳出血のため入院し、リハビリに取り組んでいたということですが、誤えん性肺炎を併発し、今月14日に亡くなったということです。

74歳でした。

【動画】26秒

動画は、1975年放送のNHKニュースで、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドについて語る渋谷陽一さんです。

※動画はデータ放送ではご覧になれません

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