15日朝、宮崎空港で保安検査場が一時封鎖されるなどのトラブルが発生し、欠航や遅れが出るなど影響が出ています。

国土交通省宮崎空港事務所によりますと、午前7時30分ごろ、全日空の業務に関わる地上係員が保安検査を受けずに搭乗ゲートエリアに入ってしまったことから、他の乗客と接触した可能性があったため、保安検査場を一時、封鎖したということです。

空港では安全確認を実施し、午前9時から保安検査場の通行を再開しましたが、すでに保安検査場を通過した人も再検査するなど対応に追われ、空港は混雑しています。

宮崎空港 15日午前9時ごろ
宮崎空港 15日午前9時ごろ

今回のトラブルにより全日空と日本航空で合わせて2便が欠航し、多くの便で遅れが出ています。

全日空の広報担当者は、「ご搭乗のお客様をはじめ、関係者の皆様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます」とコメントしています。