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【一強が崩れた先に…】滝沢秀明がジャニーズからTOBEへと持ち出した「何よりも大切なモノ」

【もはや青年将校…!】滝沢秀明が見据える「世界変革」のビジョンと傾倒した「過激な思想」

滝沢と組む「カリスマ」とは

これは日蓮が比叡山で修行を積み、晩年には身延山に入山したことを想起させる。いわば山岳修験者の魂を、滝沢に見るのだ。

二・二六事件の青年将校たちを支えたのは、異能の思想家・北一輝だった。北もまた過激な日蓮主義者だ。『日本改造法案大綱』は発禁となったクーデター煽動書である。

「私が興味を持つ昭和史の諸現象の背後にはいつも奇聳な峰のように北一輝の支那服を着た痩躯が佇んでいた」(三島由紀夫)

いかがわしくも危うく妖しいカリスマだ。

さて、滝沢青年将校にとっての北一輝とは誰だろう? ずばり言おう。ごぼうの党の奥野卓志党首ではないか! 実業家であり、政治活動家、格闘家としてリングに上がったこともある。

異能の思想家として知られる北一輝
異能の思想家として知られる北一輝

奥野は、ごぼうの党の公式X(旧ツイッター)で「滝沢秀明さんと言う古い友人が居ます。もうかれこれ15年くらいの仲です」と告白した。さらには「タッキーの代名詞とも言える火山の冒険も実は二人で始めた冒険です」という。

山で危難を共にした滝沢を「年下なのに先輩」と奥野は称える。さながら青年将校たちを称える北一輝のように。

石原完爾を日蓮主義に導いたのは、国柱会の田中智学だった。同じく智学に傾倒した井上日召は「一人一殺」の血盟団を組織し、青年たちによるテロリズムを決行した。さらには国柱会の会員には宮沢賢治がいて、「雨ニモマケズ」の詩篇の最終行に「南無妙法蓮華経」と記している。

滝沢秀明の異様な情熱と強固なストイシズム、冒険に挑む果敢な行動力は、彼らに連なるものだ。ジャニーイズムの「ユー、やっちゃいなよ!」と、日蓮主義の「南無妙法蓮華経」が、彼の脳内でこだましているように聞こえる。

『立正安国論』で世直し=世界変革を志向した日蓮のその末裔たち。そう、二・二六事件や満州事変の青年将校、北一輝、国柱会の田中智学、血盟団事件の若きテロリスト群像、『銀河鉄道の夜』の宮沢賢治、そうして『人間革命』の池田大作から、TOBEの滝沢秀明へ。

〈僕はやはりもう一度、エンターテインメントの人生を歩もうと決意いたしました。(略)夢は見るものではない。夢はかなえていくものだ。(略)この新しい時代を一緒に作りましょう〉(滝沢秀明によるTOBE設立声明)

日蓮上人のめざした世界変革の夢を、今、アイドルの次元でタッキーが実現しようとしている!

次の記事『【1強が崩れた先に…】滝沢秀明がジャニーズからTOBEへと持ち出した「何よりも大切なモノ」』では、ジャニーズ事務所からの独立を果たした滝沢秀明のが見据える「次なる戦略」について取り上げる。

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