ウォール・ストリート・ジャーナル日本版から フォロー

エヌビディア早期投資、リターン3000%も(WSJ日本版)

ウォール・ストリート・ジャーナル日本版
エヌビディアの共同創業者で最高経営責任者(CEO)のジェンスン・フアン氏=AP
エヌビディアの共同創業者で最高経営責任者(CEO)のジェンスン・フアン氏=AP

<Hannah Miao/2024年8月26日>

 米半導体大手エヌビディアは市場で最も注目を集めている銘柄だ。株価の驚異的な上昇によって、早期に投資した一部の一般投資家は人生を変えるほどの大金を手にすることになった。

 エヌビディア株は2024年に入ってから2倍以上に値上がりしており、最近はつまずきが見られるものの、年初来の上昇率でS&P500種指数構成銘柄のトップに立つ。エヌビディアの半導体はブームが続く人工知能(AI)を支える。AI普及のけん引役として期待が高まるエヌビディアの一部を所有しようとする投資家は増え続けている。

 エヌビディアは6月、一時的に時価総額で世界一になった。上位20社にも入っていなかった5年前には、ほとんど想像もできないことだった。足元ではエヌビディア株は6月の高値から約9%下落しているとはいえ、2022年末からの上昇率は株式分割調整後で約700%に達する。1999年の新規株式公開(IPO)以降のトータルリターンは50万%を超え、足元の時価総額は約3兆ドル(約440兆円)に達する。

 エヌビディアは28日に四半期決算の発表を予定している。決算は株価がさらに上昇する手掛かりになるのか、あるいは熱狂の沈静化を示し株価急落を招くのか、株主らの注目が集まる。

 ファクトセットによると、エヌビディア株は約30%を個人投資家や小規模資産運用業者が保有している。これは米アップルや米マイクロソフトといった他の超大型テクノロジー株とほぼ同じ水準だ。

 一般投資家の中には、エヌビディア株の上昇で早期退職が可能になった人もいれば、旅行や借金返済、慈善活動への寄付などの資金ができたり、…

この記事は有料記事です。

残り4668文字(全文5368文字)

全ての記事が読み放題

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません。