ドラゴンボールad astra   作:マジカル☆さくやちゃんスター

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第23話 決戦への備え

 暗黒の宇宙空間を鋼の船団が飛んでいた。

 それはザーボンが率いる銀河パトロールの大艦隊だ。

 第七宇宙の総軍を結集したのかと思うほどの壮観たる景色の中、中心になっているのは空飛ぶ神殿であった。

 その神殿の中にある精神と時の部屋にて、リゼットは束の間の休息をとっていた。

 メタルクウラに対抗する為にゴッドミッションで兵士を量産しているが、リゼットも消耗しないわけではない。

 気は信仰によって無限供給される。体力も治療カプセルの中ならば回復出来る。

 だが彼女の使うゼノバースⅡは長時間維持出来る技ではない。

 そもそも完全に制御出来るようになったのもつい最近の事なのだ。

 ゼノバースⅡを発動している間、常にリゼットは信仰の波に耐えて理性を保ち続けなければならない。

 だからこうして、定期的に技を解除して精神を休ませる時間を取る必要があった。

 精神と時の部屋で休息を取れば、タイムロスはほとんどない。

 本当はここで兵士の量産が出来れば一番いいのだろうが、残念ながら精神と時の部屋は外界から隔離された異次元空間であり、リゼットが持つ気の無限回復が機能しなくなる。

 つまりここでは燃費の悪すぎるゴッドミッションは使えないのだ。

 それでもこうして休息が取れるだけ有難い。精神を十分に休めたリゼットは外に出て、再び兵士の量産を開始した。

 

 

 

 戦いに備えているのはリゼットだけではない。

 悟空達もそれぞれが戦いに備え、各自の方法で力を高めている。

 悟空は神殿の端で宇宙を眺めながら静かに立ち、精神を統一させている。

 リゼットが完成ブルー以上の戦士を量産出来る以上、完成ブルーでは最早それほど大きな戦力にはならない。

 だからといってブルーと合わせての界王拳は消費が大きすぎてすぐに息切れを起こす。

 ならば必要になるのはあの技……そう、身勝手の極意だ。

 身勝手の極意は超サイヤ人などのように感情を爆発させる変身とは真逆で、いかに心を静かに保てるかが鍵となる。

 心を静かに、身体が頭よりも先に反応する。されど身体に振り回されるのではなく心と身体を完全に同期させる。

 その領域にはジレンとの戦いで一度到達したものの、まだ極めたとは言い難い。

 まだ悟空は、入り口に立っているだけだ。

 意識して完全に操れるようにならなければ、この先の戦いには勝てないだろう。

 

「……変だな。妙に落ち着いている。大変な時だってのによ」

 

 悟空の心は、不思議と穏やかであった。

 身勝手の極意の為に心を静かにするまでもなく、自然とその心境に悟空は達している。

 今が大変な時だというのは分かっている。

 しかしそれでも不思議とワクワクしてしまうのはサイヤ人の血のせいだろうか。

 悪い癖だ……そう思いながらも悟空は笑みを浮かべ、そしてその瞳は銀色に輝いた。

 

 

 

「結局スピリットの強制分離とやらはベジータとトランクスが覚える事になったか」

「トランクスさんはともかくベジータさんは……その、大丈夫なんでしょうか?」

 

 神殿の中央付近に立ち、悟空の背中を見ながら話しているのはセルと21号の人造人間コンビであった。

 人造生命体アムズという敵に吸収されたプライド・トルーパーズを救出する為にスピリットの強制分離を誰かが習得する必要がある。

 その為にヤードラット星へ飛んだのはトランクスとベジータの親子二人だ。

 移動手段は勿論リゼットのヘブンズゲートで、事情は界王が向こうに伝えている。 

 

「さてな。最悪トランクスさえ習得して戻ってくればそれでいい。それより手が止まっているぞ」

「う、うっぷ……あの、少し休憩しませんか? 正直それ、不味……いえ、あんまり美味しくなくて……」

「我儘を言うな。とにかく今は即戦力が必要だ。そら、次だ」

 

 青い顔をして口元を押さえる21号を、セルがサディスティックな笑みで見下ろす。

 その彼の足元にいるのは大量の小さなセル……彼が生み出したセルジュニア達であった。

 過去、使う機会は全くと言っていいほど訪れなかったが、セルにはセルジュニアという我が子を生み出す能力が備わっている。

 このセルジュニアはセルの三割程度の力を持ち、生み出す為に多少気は消費するがそれ以外に大きなリスクもデメリットもない。

 即席で戦士を量産出来るのは何もメタルクウラやリゼットだけではない。ここにもいたという事だ。

 だがセルの三割程度の力しかないセルジュニアを今更量産してもメタルクウラには太刀打ち出来ないだろう。

 だが使い道がないわけではない。

 幸いにも今ここには、相手をお菓子にして食べる事でいくらでも強くなれる後輩がいるのだから。

 

「力が上がる、飢えも満たせる。一石二鳥だろう?」

「う、うう……セルさんの意地悪!」

 

 21号は涙目になりながらお菓子光線を放ち、セルジュニアをお菓子へ変化させた。

 床に落ちたそれはドーナツにケーキ、キャラメルと見た目はどれも美味しそうだ。

 しかし21号にとっての味とはその戦士が持つ気の質に左右されるものであり、量産されたセルジュニアは味という点では最悪に近い。

 点数を付けるならば5点にも届かないだろう。

 これ、戦いが終わったら吐きそう……そう予感しながら21号は渋々不味いお菓子を頬張った。

 

 

 

 神殿の反対側ではバーダックが右手に気を溜め、発射の構えを取っていた。

 その先にいるのは今は味方のはずのミラだ。

 彼に向けてバーダックは一切の躊躇なく気功波を発射し、ミラは両手を広げてそれを受け入れた。

 すると気功波はミラの胸に吸収され、ミラの筋肉が一瞬膨れ上がる。

 

「ぐっ……」

「そろそろ限界か。まあこんなもんだろう」

「い、いや……まだだ! この程度では奴等と戦えない……!」

 

 ミラはよろめきながら、もう一度手を広げた。

 彼等が今行っている事……それは気の吸収であった。

 ミラは地獄でドクターゲロの改造を受け、特殊なポーズをする事で敵の気功波を吸収して力に変える能力を手にしていた。

 本来ならばこれは、別の可能性世界で人造人間17号とヘルファイター17号が融合して生まれる戦士・超17号が身に着けるはずだった能力だ。

 だがリゼットを始めとして様々なイレギュラーにより本来の世界線から完全に分岐してしまったこの世界線において超17号は誕生せず、代わりにその能力を身に着けたのがミラであった。

 今、彼はその能力を使ってバーダックの気功波を何度も吸収し、パワーアップを繰り返しているのだ。

 所詮これは一時的なパワーアップ……ドーピングのようなものに過ぎない。

 だが一時的であろうと力が今は必要だ。

 

「さあ、もう一度だ。来い!」

「…………」

「どうした? まさかもう疲れたのか?」

「いや……変わるもんだなと思ってよ」

 

 バーダックとミラは、かつてはタイムパトローラーとその敵という関係であった。

 エネルギーと戦いを求めてあちこちの時代に現れては荒らし回るミラとトワを前に、バーダックとトランクスは何度も苦戦を強いられた。

 その時代を生きる者達を踏み躙る事に何も感じない、冷酷な魔族。

 己を最強と信じて疑わない、傲慢で気に入らない野郎。

 それがバーダックの知るミラという男であった。

 しかし今はどうだ? 最強の驕りは消え、ただどこまでも高みを目指す純粋な戦士へと変わっているではないか。

 ……いや、あるいは、フューの敵討ちの為か。

 

「いいぜ、今のテメェは悪くねえ。お望み通り、好きなだけくれてやらあ!」

 

 ミラの決意を前にバーダックは口の端を吊り上げ、そして気功波を再び発射した。

 

 

 

 四星龍は腕を組み、足元に転がる玉を見ていた。

 そこにあるのは六つの玉……いや、石……。

 かつてドラゴンボールと呼ばれていたそれは、先代の神とピッコロが融合した事で力を失って石となってしまっていた。

 創造主を失ったドラゴンボールは石となる。だがそれでもこれは確かにドラゴンボールで、この中にはエネルギーがあった。

 

「……見た目に拘っている時ではないか」

 

 邪悪龍はドラゴンボールから生まれた龍だ。

 正確には今の彼はプラスエネルギーで生まれた浄化龍だが、本質的には同じである。

 今は亡き一星龍はドラゴンボールを取り込む事でパワーアップする事が出来た。

 結局あの時はリゼットに仕掛けられた罠によってその後すぐに自滅するという悲しい結果に終わってしまったが、彼等にはドラゴンボールを飲み込むというパワーアップ手段があるのだ。

 四星龍は意を決したように口を開き、息を吸い込んだ。

 すると元ドラゴンボールが宙に浮かび、四星龍に吸い込まれていく。

 やがて全てのボールを取り込んだ四星龍に変化が起こる。

 額からは二本の角が生え、肩は鎧のように鋭角化し、目は赤く輝く。

 そして胸にはドン、と四星球……だった石が浮かび上がり、変身が終了した。

 スーパー四星龍ならぬ、スーパー石龍の完成であった。

 何でこの人、胸に石埋め込んでるの?

 

 

「おいメルス! お前、超銀河王様から呼び出されるなんて、一体何をやったんだ!」

「さあ……まあ、会ってみれば分かりますよ」

 

 『永遠の美』の旗艦の中を二人の銀河パトロール隊員が歩いていた。

 一人はジャコ。過去に地球に来た経験があり、悟空やリゼットとも顔見知りの隊員だ。

 もう一人はメルス。ウイスに似た顔立ちと雰囲気を持つ秀麗な青年で、自称エリートのジャコとは違う本物のエリート隊員である。

 彼はやがて一つの扉の前に到着し、その先へと入っていく。

 ジャコも続いて入ろうとするが彼の目の前で扉は閉まってしまい、ジャコだけが締め出される形となった。

 

「銀河パトロール第七艦隊所属、メルス。只今参りました」

「よく来たな。まずは座れ」

「はっ」

 

 大きなソファに腰を掛けてメルスを値踏みするように見ているのはこの艦隊の頂点である超銀河王ザーボンだ。

 その隣には傭兵レジックが控え、油断なくメルスを見ている。

 

「ザーボン様。私にどんなご用件でしょうか?」

「用件というよりは試したい事があってな……」

「試したい事、ですか?」

「ああ。普段はあえて触れずにいたが、今はここ一番の大事な戦を控えている。どうしても不安要素は先に確かめておきたい」

 

 ザーボンの言葉が終わると同時に、音もなくメルスの背後に何かが現れた。

 それは白く輝く戦乙女――リゼットが創り出した自律気弾のうちの一体だ。

 彼女は一瞬の迷いもなく手に持った槍でメルスに攻撃を仕掛けた。

 狙いは急所から外しているが、それでも命中すれば無事では済まないだろう。

 超サイヤ人ブルーを完成させた悟空にも匹敵する最強の量産兵の奇襲――それをメルスは()()()回避してしまい、しまったという顔をする。

 それと同時にザーボンが手を上げ、戦乙女も槍を収めた。

 

「やはりな……私の考えは当たっていたようだ。メルス隊員……き、貴様は天使なのだな?」

「それは……」

「その兵士は地球の神から借りた兵士だ。実力はあのゴールデンフリーザを凌駕している。

その奇襲を貴様は完璧に避けてみせた。まるで身体が勝手に動いたかのように……。

そんな芸当が出来る者など、天使以外にはあり得ない」

 

 ザーボンはテーブルに肘を付けたまま静かに語る。

 だがよく見れば腕が小刻みに震え、額には汗が浮かんでいた。

 当たって欲しくない予感が当たってしまった……その事から来る恐怖が全身に現れている。

 やがて冷静さを取り繕う余裕もなくなったのか、ザーボンは勢いよく立ち上がった。

 

「破壊神の犬め! 何が目的だ! こ、この私を消しにでも来たか!?」

「落ち着いて下さいザーボン様! 私はそんな……」

「ええい黙れ! 騙されんぞ! 何を探る為に銀河パトロールに潜り込んだのだ!?」

「おいザーボン、落ち着け」

「これが落ち着いていられるか! 天使だぞ!? 勢力を増した私を目障りと見たビルスが差し向けて来たに違いない! レジック、至急全戦力を……」

「落ち着けと言っている」

 

 天使という超越者を前に乱心しかけたザーボンだが、レジックの低い声に威圧された事で黙り込んでしまった。

 それから息を深く吐き、椅子に座る。

 いかに権力を手にしてもザーボンはザーボンだ。

 根本の部分は小物のままであった。

 

「……すまない、取り乱した」

 

 ザーボンは何とか落ち着きを取り戻したような声で言うが、やはり声は震えている。

 破壊神とはこの宇宙に暮らす者にとっては恐怖の対象だ。

 一度破壊する対象に選ばれてしまえば抗う術は無いに等しく、虫のように潰されてしまう。

 そしてその対象はビルスの気紛れによって決定され、ただ彼の気に障ったからというだけの理由で数億年の星の歴史が無に帰される事もあるのだ。

 多少は人間レベルなどを考慮しているだろうが……リゼットが活動する前の第七宇宙の人間レベルを見れば、それもお察しと言う他ない。

 戦闘力と言う点で語ればビルスは十二柱の中でも頂点に近いが、神としての真面目さは底辺レベルにある。

 ザーボンの知る限り、過去にビルスが破壊の決断を翻したのは地球だけであった。

 逆に言えば、あれだけ第7宇宙に貢献した地球であろうと気に入らなければ、それだけで破壊してしまうのがビルスだ。

 ザーボンがこれまでに積み上げてきた功績などビルスの前では何の判断材料にもならない。

 機嫌を損ねれば破壊されるだけだ。

 だからこそ、ビルスの配下である天使が今ここにいるというのはザーボンにとって多大な恐怖以外の何物でもない。

 

「……見抜かれてしまっては仕方ありません。

お察しの通り、私の正体は天使です。正確には天使見習いですが……。

銀河パトロールには、広い世界を学べという大神官様の命令を受け、派遣されました」

「広い世界を……ならば、我々と敵対する意思はないのだな?」

「その通りです。信じて下さい、私は銀河パトロールも、ザーボン様も害する意思はありません」

「…………」

「お許しが頂けるならば、これからも銀河パトロールで色々な事を学びたいと考えております」

 

 ザーボンは深く息を吐き、素早く思考を回す。

 まず、相手側にこちらを破壊する意図がないというのは朗報だ。

 メルスが真実を語っている保証はないが、嘘を吐く意味もない。

 そんな事をしなくとも、向こうはいつでも圧倒的な力でザーボンなど組織ごと消してしまえるのだ。

 『永遠の美』が持つ戦力など、破壊神や天使から見れば無に等しい。

 極端な話……リゼットが生み出す量産兵の一体ですら、『永遠の美』の全戦力が立ち向かっても太刀打ちできないだろう。

 それだけの圧倒的な差が存在している。

 ならば、今は本人が言っているようにこの天使を銀河パトロールの一員として扱った方がいい。

 ここで変に追い返す真似をする方が大神官の不興を買う可能性がある。

 

「ならば天使ではなく、銀河パトロールの一員であるメルス隊員に聞こう。

我が艦隊は現在、地球と共同戦線を張ってビッグゲテスターを叩き潰すべく展開している。

今や第7宇宙における究極の悪となったメタルクウラが勝てば、この宇宙に未来はない。

そこで聞きたいのだが、貴様はどの程度までの活動が許されている?」

「天使としての力を使わなければ戦いにも参加出来ると思います……攻撃は全て、銀河パトロールの装備に頼らなければなりませんが」

「……そうか。ならばこれまで通り、隊員の一人として活動してくれ。

貴様の正体はここにいる私とレジックの胸の内にだけ仕舞っておこう。

ご苦労だったな。下がっていいぞ」

「はいっ! ありがとうございます」

 

 銀河パトロールから除隊されずに済んだメルスは、ザーボンに敬礼をしてから退室した。

 その背を見届け、完全に扉が閉まってからザーボンは顔を下げて溜息を吐いた。

 

「よかったのか? 奴を残して」

「仕方あるまい。それに、天使の力を使えんと言ってもあの身のこなしは正直、今の私には喉から手が出る程欲しい戦力だ。

地球との共同戦線とは言っているが、実際の所我々に出来るのは精々が後方からの援護射撃や怪我人の治療くらいのもの……。

我々にはメタルクウラに通じる武器がない」

「神の領域か……俺もこの宇宙ではかなり強い方だと自負していたが、世界は広いな」

 

 レジックの言葉にザーボンは感情を抑えた低い声で答える。

 天使と分かった以上無下に扱う事は出来ない。

 追い返すなど以ての外だ。

 それに考えようによっては、決戦を前にして大きな戦力を確保出来たとも考えられる。

 銀河パトロールの武器を使う以上、メルスがメタルクウラにダメージを与える事は出来ない。

 だがメタルクウラに負ける事もないだろう。

 つまり囮や時間稼ぎならば出来るのだ。

 少なくとも、『こちらの隊員も戦った』という事実を作る事が出来る。

 

「クウラめ……いっそ、暗黒魔界と共倒れになってくれればどれだけよかったか……!

だが私が貴様等一族の影に怯えるのもここまでだ。

見ているがいい……最後に笑うのは、このザーボン様だ……!」

 

 ザーボンは絞り出すように言い、憎悪の籠った眼差しで宇宙船の壁を睨んだ。

 この壁の向こう……遥か彼方にはきっと、ビッグゲテスターとクウラがいるはずだ。

 ずっと昔からフリーザに怯え、顔色を窺いながら生きてきた。

 やっと奴から解放されて権力を握ってからも、何度も復活するフリーザとクウラに怯えていた。

 だがそれもここまでだ。

 地球の連中を利用してクウラを始末すれば、もうあの兄弟を恐れる必要はなくなる。

 そうすれば後はゆっくりと、第7宇宙での影響力と支配権を広げていけばいい。

 幸いにして一番厄介な暗黒魔界もクウラが潰してくれた。ならば死の世界となった暗黒魔界を掌握してしまうのもいいだろう。

 表の世界に加えて裏の世界も支配してしまえば、ますますこのザーボンに歯向かえる者はいなくなる。

 歯止めの利かない野心を抱え、ザーボンは秀麗な顔を醜悪な笑みで歪めていた。

 

 

 

「やりすぎると地球の奴等に殺されるかもしれんぞ」

「…………ま、まあ……連中を敵に回さない範囲内でな……」

 

 しかしレジックの忠告を受けてザーボンは日和った。

 どこまでいっても、その性根は小物のままである。

 




メルスルー「是非貴方に知ってほしい重大な事がある。私の名前はメルス。本物の天使見習いの戦士だ。本来は私との修行で悟空さんは身勝手の極意を使いこなせるようになるはずのとてつもなく頼もしい超最高イケメンです。
…………どうして悟空さんはもう身勝手の極意を使えるようになってるんですか?」
悟空「そんな事言われたってよ……」

メルスルー「私も悟空さん達と一緒に戦って存在感をアピールすれば……」
ザーボン「貴様は我が艦隊の護衛だ」
メルスルー「」

メルスルー「私がー! 私の出番そのものがー!」
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