参議院選挙 自民・公明 過半数割れ【全議席 確定】

20日に投票が行われた第27回参議院選挙。125の議席をめぐって争われ、各党の獲得議席が決まり、自民・公明両党は過半数の議席を維持できず衆議院に続き参議院でも少数与党となりました。

参議院選挙 獲得議席

与党122議席
残り0議席
過半数125
野党・他126議席
非改選75
今回47
非改選48
今回78
選挙前141
選挙前99
自民
39
公明
8
立民
22
維新
7
国民
17
共産
3
れいわ
3
参政
14
保守
2
社民
1
N党
0
再生
0
みらい
1
無・他
8

【地図から】選挙区や開票所ごとの最新状況

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【全確定】各党の獲得議席

125の議席をめぐって争われた参議院選挙は各党の獲得議席が決まりました。

▽自民党:選挙区で27、比例代表で12のあわせて39議席
▽立憲民主党:選挙区で15、比例代表で7のあわせて22議席
▽国民民主党:選挙区で10、比例代表で7のあわせて17議席
▽参政党:選挙区で7、比例代表で7議席のあわせて14議席
▽公明党:選挙区で4、比例代表で4のあわせて8議席
▽日本維新の会:選挙区で3、比例代表で4のあわせて7議席
▽共産党:選挙区で1、比例代表で2のあわせて3議席
▽れいわ新選組:比例代表で3議席
▽日本保守党:比例代表で2議席
▽社民党:比例代表で1議席
▽チームみらい:比例代表で1議席
▽無所属:選挙区で8議席

投票率(選挙区) 58.51% 前回より6.46ポイント↑

総務省のまとめによりますと、今回の参議院選挙の選挙区の投票率は、58.51%と、前回・3年前の選挙より6.46ポイント高くなりました。

自民・公明 過半数割れ 衆議院に続き少数与党に

自民・公明両党は選挙前の66議席から大幅に減らし、目標としていた過半数の維持に必要な50議席に届かず、衆議院に続き参議院でも少数与党となりました。自民党を中心とした政権が衆参両院で過半数を割り込むのは1955年の結党以来、初めてのことになります。

自民 比例代表12議席にとどまる 過去最少に並ぶ

自民党の比例代表の獲得議席は12議席にとどまり、15年前、2010年の選挙と並び最も少なくなりました。

公明 8議席にとどまる 過去最少に

公明党は8議席にとどまり、これまでで最も少なかった15年前、2010年の9議席を下回り、過去最少となりました。
愛知選挙区などで議席を獲得できませんでした。公明党が選挙区で敗れるのは18年前の2007年以来です。

立民 改選議席の22議席確保

立憲民主党は改選議席の22議席を確保しました。

国民 非改選とあわせ予算伴う法案提出の21議席確保

国民民主党は目標に掲げた16議席を上回る17議席を獲得し、非改選の議席とあわせて、予算を伴う法案を提出できる21議席を上回りました。

共産 3議席にとどまり単独法案提出不可に

共産党は改選議席の7を下回る3議席にとどまりました。非改選の議席を合わせても7議席となり、参議院では単独で法案を提出することができなくなります。

れいわ 3議席目 改選2議席を上回ること確実

れいわ新選組は、これまでに3議席を獲得し、改選議席の2議席を上回ることが確実となりました。

参政 非改選とあわせ単独法案提出の11議席確保

参政党はこれまでに14議席を獲得し、非改選の議席とあわせて、単独で法案を提出できる11議席を上回りました。

保守 2議席獲得 政党要件すべて満たす

日本保守党は2議席を獲得しました。これにより党所属の国会議員が衆議院とあわせて5人となり、公職選挙法上の政党要件をすべて満たすことになりました。

社民 政党要件を維持 2%超の得票率 1議席確保

社民党は比例代表で2%を超える得票率を得て公職選挙法上の政党要件を維持することになりました。

公職選挙法で政党と認められるには
▽所属する国会議員が5人以上か
▽直近の衆議院選挙か参議院選挙で2%以上の票を獲得していることが要件になっています。

社民党は去年の衆議院選挙での得票率が1.71%にとどまり、今回の選挙で2%に届かなかった場合、政党要件を失うおそれがありました。

【全国32の“1人区”】自民は半減の14議席

全国32のいわゆる1人区は、勝敗がすべて決まりました。
自民党は前回・3年前の28議席から半減となる14議席にとどまり、2016年の選挙で1人区がいまの32になって以来、最も少なくなりました。
一方、野党側は
▽立憲民主党が前回より6議席多い8議席。
▽国民民主党が前回より2議席多い3議席。
このほか▽無所属が7議席でした。

女性の当選者42人 過去最多

今回の選挙に立候補した女性の候補者はあわせて152人で、全体に占める割合は29.1%と、前回に次いで過去2番目に高くなりました。開票の結果、女性の当選者はあわせて42人と、これまでで最も多かった前回・3年前の選挙を上回り過去最多となりました。

政党別では
▽立憲民主党が12人▽自民党が7人▽参政党が7人▽国民民主党が5人▽日本維新の会が3人▽共産党が2人▽れいわ新選組が2人▽無所属が4人となっています。

当選者 最年長は鈴木宗男氏(77) 最年少は奥村祥大氏(31)

今回の当選者のうち、最年長は、自民党の元議員、鈴木宗男氏で77歳です。元北海道・沖縄開発庁長官で、比例代表で2回目の当選を果たしました。
一方、最年少は、国民民主党の新人、奥村祥大氏で31歳です。元通信会社社員で、東京選挙区から立候補し、初めての当選を果たしました。

自民 政治資金不記載 10人当選 4人落選

今回の参議院選挙では、自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で政治資金収支報告書に不記載があった14人が立候補しました。

このうち▽北海道選挙区の高橋はるみ氏▽福島選挙区の森まさこ氏▽石川選挙区の宮本周司氏▽愛知選挙区の酒井庸行氏▽京都選挙区の西田昌司氏▽兵庫選挙区の加田裕之氏▽奈良選挙区の堀井巌氏▽山口選挙区の北村経夫氏、▽比例代表の石田昌宏氏▽比例代表の橋本聖子氏の10人が当選しました。

一方▽三重選挙区の吉川有美氏▽宮崎選挙区の長峯誠氏▽比例代表の赤池誠章氏▽比例代表の杉田水脈氏の4人が落選しました。

東京選挙区 7番目で当選 塩村文夏氏(立民) 任期は3年

東京選挙区で7番目の得票で当選した立憲民主党の現職、塩村文夏氏は欠員の補充での当選となるため、任期が3年となります。

《比例代表 結果:各党の当選者》

【自民党(12議席)】
▽現職の舞立昇治氏▽新人の福山守氏▽新人の犬童周作氏▽現職の山田太郎氏▽新人の見坂茂範氏▽新人の東野秀樹氏▽現職の橋本聖子氏▽新人の釜萢敏氏▽現職の有村治子氏▽現職の石田昌宏氏▽現職の本田顕子氏▽元議員の鈴木宗男氏。

【国民民主党(7議席)】
▽現職の田村麻美氏▽現職の浜野喜史氏▽現職の礒崎哲史氏▽新人の伊藤辰夫氏▽新人の足立康史氏▽新人の平戸航太氏▽新人の山田吉彦氏。

【参政党(7議席)】
▽現職の梅村みずほ氏▽新人の安達悠司氏▽新人の安藤裕氏▽新人の松田学氏▽新人の岩本麻奈氏▽新人の山中泉氏▽新人の後藤翔太氏。

【立憲民主党(7議席)】
▽元議員の蓮舫氏▽現職の岸真紀子氏▽現職の吉川沙織氏▽現職の水岡俊一氏▽現職の小沢雅仁氏▽新人の郡山玲氏▽元議員の森ゆうこ氏。

【公明党(4議席)】
▽現職の平木大作氏▽新人の司隆史氏▽新人の佐々木雅文氏▽新人の原田大二郎氏。

【日本維新の会(4議席)】
▽現職の嘉田由紀子氏▽新人の石井めぐみ氏▽現職の柴田巧氏▽新人の石平氏。

【れいわ新選組(3議席)】
▽新人の伊勢崎賢治氏▽現職の木村英子氏▽新人の奥田芙美代氏。

【日本保守党(2議席)】
▽新人の北村晴男氏▽新人の百田尚樹氏。

【共産党(2議席)】
▽現職の小池晃氏▽新人の白川容子氏。

【チームみらい(1議席)】
▽新人の安野貴博氏。

【社民党(1議席)】
▽新人のラサール石井氏。

▼NHK党▼再生の道▼日本誠真会▼無所属連合▼日本改革党は、議席は獲得できませんでした。

自民 山東昭子氏が落選

比例代表で、自民党の現職、山東昭子氏が落選しました。
山東氏は83歳。女優やタレントとして活動し、1974年の参議院選挙で初当選して以降、あわせて8回当選しました。この間、科学技術庁長官などを歴任したのに加え、2015年には女性では初めて自民党の派閥の会長に就任し「山東派」を率いました。
2019年に参議院議長に選出され、扇千景氏に続いて参議院で2人目の女性議長となりました。山東氏は実績をアピールして支持の拡大を図りましたが、浸透せず、落選しました。

自民 佐藤正久氏が落選

比例代表で、自民党の現職、佐藤正久氏が落選しました。
佐藤氏は64歳。2004年のイラクへの自衛隊派遣の際に陸上自衛隊の先遣隊の隊長を務め「ヒゲの隊長」の愛称で知られました。2007年の参議院選挙で比例代表で初当選し、外務副大臣や防衛政務官を歴任しました。現在は自民党の幹事長代理を務めています。
佐藤氏は自衛官のOBなどに支持を訴えるとともに、高い知名度を生かして全国で支持の拡大を図りましたが及ばず、落選しました。

【解説】与党 過半数割れ 今後は

動画は2分17秒

21日「おはよう日本」6時台で放送。
(データ放送ではご覧になれません)

Q.与党過半数割れに。結果をどう見る?

A.(政治部・西井建介記者)
与党にとっては非常に厳しい結果と言えます。石破総理は過半数の維持に必要な50議席を「必達目標」としていましたが、届きませんでした。石破総理は続投の意向ですが、衆参両院で過半数を失い、政権運営はますます厳しくなる見通しです。
これに対し国民民主党と参政党は大幅に議席を増やしましたが、比較的若い世代を中心に支持を広げ、自民党の従来の支持者の一部も取り込んだものとみられます。日本保守党や政治団体「チームみらい」も初めて比例代表で議席を獲得しまして、有権者の支持動向が分散したことも今回の選挙の特徴と言えそうです。

Q.与野党はどう臨む?
A.(政治部・西井建介記者)
まず与党ですが、予算案や法案を成立させるためには引き続き野党の協力が不可欠です。石破総理大臣は政策ごとに野党との合意形成を図っていくことを模索する方針で、通常国会で今年度予算を成立させた経験などを踏まえ、政治を前に進めていきたい考えです。
一方の野党ですが、立憲民主党の野田代表は「民意は石破政権に明確に『ノー』という意思表示を示した」と述べていまして、対決姿勢を強める構えです。ただ、衆議院で少数与党の状況でも、野党が必ずしも足並みをそろえて与党と対じしていたとは言えませんので、今回の選挙結果を受けて野党が一枚岩となって政権交代を迫っていく方向となるかは見通せません。与野党双方が互いの出方を探りながら、今後の戦略を練っていくことになりそうです。

《経済界 反応》

日本商工会議所 小林会頭「新たな政治体制構築を」

参議院選挙の結果について、日本商工会議所の小林会頭は「国民の選択により、物価高への不満や新興勢力の台頭を背景に、与党は大幅に議席を減らし、過半数を割り込む厳しい結果となった。自民党および公明党はこの民意を真摯(しんし)に受け止めるべきである。今後、政局の流動化は避けられないが、政治の安定なくして持続的な経済成長は望めない。政権与党には、民意を真正面から受け止め、内外の信任を得るに足る新たな政治体制を構築していただきたい」とコメントしています。

そのうえで「わが国が成長と分配の好循環を実現し、人口減少下においても持続可能な社会経済を構築していくためには、短期的な物価・需給対応にとどまらず、中小企業の稼ぐ力の強化をはじめ、構造改革を伴う中長期的な政策の着実な実行が不可欠だ」と指摘しています。

経済同友会 新浪代表幹事「関税などで不安高まった表れ」

参議院選挙の結果について、経済同友会の新浪代表幹事は「連立与党が過半数を割る結果となったことは、アメリカの関税措置など足元の課題に対し実効性のある経済政策が速やかに提示されず、国民の政権運営への不安が高まったことの表れだ」とコメントしています。
そのうえで、今後の政権運営については「日本には重要な政策課題が山積しており、国政の遅滞は許されない。アメリカの関税措置に対して一部の国では妥結に至る中、日本も速やかに交渉をまとめていただきたい。与野党間での意見調整を含め早急に交渉方針を見直し、残された時間を無駄にすることなくアメリカとの交渉にあたるべきである」と指摘しました。

経団連 筒井会長「与党に対する厳しい民意の表れ」

参議院選挙の結果を受けて、経団連の筒井会長は「参議院においても自民党・公明党の両党の議席数が過半数を割る結果となったことは、与党に対する厳しい民意の表れと受け止めている」というコメントを発表しました。
そのうえで「足もとでは物価高対策や成長と分配の好循環の実現が喫緊の課題となっている。同時に、混迷する国際情勢下における自由で開かれた国際経済秩序の維持・強化、税・財政・社会保障の一体改革など、中長期の視点で取り組むべき問題も山積している。政治には強いリーダーシップのもとで、こうした重要政策を推進することが求められ、自民党・公明党の両党を中心に安定した政治の態勢が確立されることを強く期待したい」としています。

《海外の反応》

アメリカ国務省「日米同盟は強固」

アメリカ国務省の報道担当者は、今回の参議院選挙の結果を受けてNHKに対し、コメントを出しました。

それによりますと「日米同盟は、インド太平洋地域と世界全体の平和と安全、そして、繁栄のいしずえであり、かつてなく強固なものになっている」と強調しました。その上で「われわれは、揺るぎない民主主義の同盟国である日本政府と、地域の安定や防衛協力、経済関係、それに日米韓3か国の関係を含む幅広い議題で協力を継続していくことを期待している」とコメントしました。

中国外務省「建設的かつ安定的な関係構築」

参議院選挙の結果について中国外務省の郭嘉昆報道官は21日の記者会見で日本の内政にはコメントしないとした上で「中国は日本とともに、あらゆるレベルや分野で対話と意思疎通を進め、政治的な信頼を深めて意見の違いを適切に管理しながら、戦略的互恵関係を全面的に推進するとともに建設的かつ安定的な中日関係の構築に努めていきたい」と述べました。

韓国外務省「堅固で成熟した関係構築」

参議院選挙の結果を受けて韓国外務省は「韓国政府は堅固で成熟した韓日関係の構築のため、日本側と引き続き緊密に意思疎通をしていく」とするコメントを出しました。

海外メディア “日本の政治的な不安定性高まる”

参議院選挙の結果、石破政権が衆議院に続き参議院でも少数与党となったことについて、海外メディアは日本の政治的な不安定性が高まると報じています。

【欧米】
AP通信は「今回の敗北は石破政権にとってさらなる打撃となり、日本の政治的な不安定性がさらに高まる」と伝えています。
アメリカとの関税交渉については「トランプ大統領は交渉の進展の遅れや日本への自動車やコメの販売の低迷を不満としてさらに圧力を強めている。来月1日に発動する予定の25%の関税措置は、石破総理大臣にとってさらなる打撃となっている」としています。
その上で「石破総理大臣は選挙前は交渉での妥協に抵抗していたが少数与党が野党との合意形成を行うのは困難になるため、選挙後も突破口が開けるかは不透明だ」としています。

ロイター通信は議席を大幅に増やした参政党について「『日本人ファースト』の政党が厳しい移民政策を掲げて選挙で台頭」と見出しをつけて報じています。
このなかで「神谷代表のメッセージは経済の低迷と、多数の観光客を呼び込み、物価高も招いている円安に不満を抱えていた有権者の心を捉えた」という専門家の分析を紹介しています。
さらに、神谷代表が選挙前のロイター通信の取材に「トランプ大統領の大胆な政治スタイルからインスピレーションを受けた」と述べたとした上で「選挙後は『自民党政権と協力するよりもほかの小規模な政党と連携するという、ヨーロッパの新興ポピュリスト政党の例にならうつもりだ』と述べた」と伝えています。
【中国】
中国では、国営の新華社通信が速報で伝えるなど関心の高さがうかがえます。新華社通信は、石破政権について「去年の衆議院選挙で過半数の議席を獲得できず、少数与党となった。今回の参議院選挙でも敗北したことで政権運営はさらに困難になる」という見方を伝えています。

国営の中国中央テレビは、インターネット上の記事で選挙結果の背景について「石破総理大臣は国民が最も関心を持つ物価に関する問題でほとんど成果を上げていなかった」として与党に対する国民の不満が高まっていたと分析しているほか「歴史的な惨敗を受けて自民党内では石破総理大臣の辞任を求める声が高まっている」と伝えています。

中国は、発足から半年となったアメリカのトランプ政権との対立が今後も予想される中、日本とは、石破政権の発足以来、関係改善に向けた前向きなシグナルも送ってきただけに選挙結果を受けた日本の政治の動向を注視しているとみられます。
【韓国】
韓国メディアは、自民・公明両党が過半数の議席を維持できなかったことを大きく伝え、日本の政治の先行きは不透明さを増しているなどと伝えています。

通信社の連合ニュースは「与党が惨敗したことで日本の政局は不透明さを増し、しばらくは五里霧中の状況が続くとみられる。石破総理大臣の退陣や連立政権の枠組み拡大、政権交代などいずれのシナリオもありうる。変数があまりにも多く、予測が容易ではない」と伝えています。

大手紙「朝鮮日報」は「2012年以降、選挙のたびに連戦連勝した『自民党1強時代』は幕を閉じた。石破総理大臣は、退陣せず、総理大臣の職を続ける意向を示したが今後の情勢によっては、本人の意思と関係なく退陣を余儀なくされる可能性も排除できない」などと伝えています。

==各党幹部の反応【詳しく】==

22:00すぎ

石破首相「果たさないといけない責任ある」続投の意向

石破総理大臣は午後10時すぎ、NHKの開票速報番組で、参議院選挙で自民・公明両党が目標としていた過半数の維持に必要な50議席を確保するのは難しい情勢となっていることについて「厳しい情勢であり、謙虚に真摯に受け止めなければならない」と述べました。その上で自身の進退を問われたのに対し「現状で比較第1党の議席を頂戴している。もう1つは、全国で選挙期間中に訴えてきた物価高を上回る賃金上昇や厳しい安全保障環境への対応、防災対策、地方創生、人口減少対策など国家のために果たしていかなければならない責任がある。比較第1党の責任はよく自覚していかなければならない」と述べました。
また、参議院で与党が過半数の議席を割り込んだ場合、一部の野党に連立に加わってもらう考えがあるかと質問されたのに対し「各党の議席数がまだ判明していないので軽々なことは申し上げられないが、去年の臨時国会やことしの通常国会でいろいろな意見を伺いながら、修正すべき点は修正してきた。それはこれから先も一緒だ。政策実現のために何が一番いいのかをよく考えないといけない」と述べました。さらに「物価高を上回る賃金上昇が一番の物価高対策だと訴えてきたが、依然、物価高が賃金上昇を上回っている状況なので、非常に困っている家庭などに早く手厚い支援の対策を打っていくということがなかなか理解して頂けなかった」と述べました。その上で「消費税が社会保障を支える貴重な財源であること、国家財政が非常に厳しい中で長期金利が上昇していくようなことは、なるべく抑えていかなければならないという話が、なかなか理解して頂けなかった」と述べました。

このあと石破総理大臣は、テレビ朝日の開票速報番組で、比較第1党の重さを自覚しなければならないという認識を重ねて示しました。そして続投の意思表示と受け止めてよいか問われると「結構だ」と述べ、続投する意向を示しました。

01:00ごろ

立民 野田代表「自民との『大連立』はありえない」

立憲民主党の野田代表は、午前1時ごろ、記者会見で「大きく前進できなかったことは分析をよくしなければいけない。一方で、石破政権に対して国民はノーという意思表示をしたので、ガソリン税の暫定税率の廃止などで野党連携をして、早く実現していきたい」と述べました。
その上で野田氏は「自民党とは、消費税で見解が違い、政治とカネの問題では決着がついていない。『大連立』はありえない」と述べました。そして、内閣不信任決議案の扱いについて「石破総理大臣に続投の意思があるなら、きょうの記者会見で、アメリカのトランプ大統領との関税交渉についての言及も、当然あると思う。国難をいっそう助長する状況ならば、より強い気持ちで政権と対決せざるをえなくなっていく可能性もある」と述べました。

04:00前

公明 斉藤代表「党の代表として責任を感じている」

公明党の斉藤代表は午前4時前、党本部で記者団に対し、自民・公明両党が過半数の維持に必要な50議席に届かないことが確実になったことについて「本当に残念だ。自民党と公明党が国会運営で決めるべきことを決めて国政を前に進めていかなければならず、しっかりやっていきたい」と述べました。
また、公明党が議席を減らしたことについて「党の代表として責任を感じている。責任の取り方については熟慮している」と述べました。一方、石破総理大臣が総理大臣を続投する意向を示したことについて「過半数には近い議席になると思うので、石破総理大臣の決意であれば、それを受け止めたい」と述べました。

00:30ごろ

参政 神谷代表「法案提出できるのはうれしい」

参政党の神谷代表は午前0時半ごろ記者会見し「10議席に届くということであれば法案を提出できて、みんなの期待に応えられるのでうれしい」と述べました。
その上で、記者団から、今後、参政党の政策に反対する人たちにどう理解を求めていくかと問われたのに対し「参政党は外国人を追い出そうとか差別しようということには賛同していないことを理解してほしい。そういうことを言う党員がいたら注意するし、注意を聞かないのであれば除名する。そんな過激な言論を党内で認めてはいない」と述べました。
一方、石破総理大臣が続投する意向を示したことについて「代わりがいないのだと思う。誰か有為な人がいれば代わるのだろうが、自民党がそれだけ人材がいないということなのではないかと受け止めている」と述べました。

00:30ごろ

自民 木原選対委員長「首相自身が説明するものと思う」

自民党の木原選挙対策委員長は21日午前0時半ごろ、フジテレビの開票速報番組で、石破総理大臣が続投の意向を示したことについて、党内の納得が得られると思うか質問されたのに対し「比較第1党であることは間違いないし、国民に訴えてきた責任があるので、石破総理大臣自身が説明するものだと思う」と述べました。

自民 鈴木総務会長「責任政党としてしっかりやっていく」

自民党の鈴木総務会長は麻生最高顧問らとともに麻生派の会合に出席したあと記者団に対し、石破総理大臣が続投する意向を示したことについて、総裁としての記者会見を聞くまではコメントできないとした上で「参議院選挙で最も多く議席を得たのは自民党であり責任政党として責任ある立場でしっかりやっていかなければならない」と述べました。また、今後の政権運営のあり方をめぐり「政治は生き物だ。これから先どういうことになるかは、あまりにも変数が多すぎて誰にも分からない」と述べました。

23:30すぎ

自民 森山幹事長“石破首相の指示あれば続投する考え”

自民党の森山幹事長は20日午後11時半すぎ、自民党本部で記者団に対し、幹事長を続投するかと質問され「私の進退は石破総理大臣と相談するのが筋であり、そうしたい。『引き続き幹事長をやれ』という指示があれば、党人として当然だ」と述べ、石破総理大臣から指示があれば続投する考えを示しました。その上で「国際情勢やアメリカの関税措置、それに対する経済状況を考えると、間違いなく言えることは今は政治空白をつくってはいけないということだ」と述べました。

00:00すぎ

国民 玉木代表「新しい選択肢が選ばれた」

国民民主党の玉木代表は、午前0時すぎに東京都内で記者会見し「自民党がダメだからといって、立憲民主党がどんと増えているわけではなく国民民主党や参政党が増えていて、新しい選択肢が選ばれた。『こういう政策をやれば強い経済を取り戻せる』と率直に語った私たちに、国民が期待を寄せた」と述べました。

みんな 大津党首「結果を真摯(しんし)に受け止める」

みんなでつくる党の大津党首は「結果を真摯(しんし)に受け止め、今後もいじめやひぼう中傷の撲滅、誰もが安心して暮らせる社会の実現に向けて活動を続けていく。今回の選挙を通じていただいた声や思いは私たちのこれからの政策提言や社会変革の大きな原動力となる」とするコメントを出しました。

23:30ごろ

公明 斉藤代表「自民 公明の連立政権を軸に考えたい」

公明党の斉藤代表は、午後11時半ごろ日本テレビの開票速報番組で「自民党との連立を前提にして選挙協力の協定を結び政策実現のために一緒に頑張ってきた。今回の選挙で自民党と公明党が離れることは考えておらず、自民党と公明党の連立政権を軸に考えたい」と述べました。その上で「党の代表として議席を減らすことに大きな責任を感じている。責任の取り方についてはしっかり熟慮していきたい」と述べました。

共産 田村委員長「自民党政治を終わらせる立場を貫いていく」

共産党の田村委員長は、20日午後11時半ごろ、NHKの開票速報番組で「衆議院に続いて参議院でも、与党過半数割れを大目標に戦ってきた。自民党との対決姿勢が鮮明な野党が力を合わせ、国民の審判に応えるべきだ。自民党は、野党の取り込みをするだろうが、私たちは、自民党政治を終わらせる立場を貫いていく」と述べました。

23:00すぎ

維新 吉村代表「厳しい結果 改革政党であり続ける」

日本維新の会の吉村代表は午後11時すぎ、NHKの開票速報番組で「関西はギリギリ何とか土俵際で踏みとどまっているが全国的には厳しい結果だ」と述べました。その上で「政党は公約を実行することが非常に重要だと思っているので個々の政策ごとに是々非々で進め、約束を果たす政治をしたい。社会保険料を下げる改革は本当に必要だと思うのでこれからも訴えていきたい。本当に必要なことを正面から訴えていく改革政党であり続け、日本を改革によって良くしていきたい」と述べました。

23:30ごろ

保守 百田代表「もの足りない結果」

日本保守党の百田代表は午後11時半ごろ、NHKの開票速報番組で「もの足りない結果だ。減税や間違った再エネ政策の是正などを訴えてきたが、届いた部分もあるし、届かなかった部分もあるということだろう」と述べました。その上で「とにかく私たちは愚直に日本を豊かにするために、われわれの主張が通るように国会でほかの議員に働きかけていきたい」と述べました。

23:00すぎ

社民 福島党首「国民のための政治やらなかった自民に審判」

社民党の福島党首は、午後11時すぎに東京都内で記者会見し「消費税減税も、企業団体献金の禁止もやらない、国民のための政治をやらなかった自民党に対して、国民が審判を下した。まだ、社民党に対して当選確実が出ていないので見守っていきたい」と述べました。

22:30ごろ

参政 神谷代表「自公政権 立民とも是々非々」

参政党の神谷代表は、午後10時半ごろ、NHKの開票速報番組で「選挙前に想定したよりも3倍ぐらいの議席を獲得しそうなので大変喜んでいるところだ」と述べました。
また、今後の他党との関係については「政策ごとに賛成できるものは賛成する。政策ごとに賛否を決めていくというのが自公政権、与党との向き合い方になる。立憲民主党とも是々非々だ。選択的夫婦別姓などは乗れないが、減税政策などは立憲民主党が提案してくれるのであれば協力してやっていきたい」と述べました。その上で「次の衆議院選挙で50か60ぐらいの議席を取れれば将来、ヨーロッパのような少数政党の連立内閣みたいなものが実現するのではないかと考えており、その一角を占めるようなポジションを目指したい。自民党は右から左までウイングが広すぎて国民が何がしたいのかわからなくなっている。将来、自民党の分裂もあると思っており、与野党関係ない新しい枠組みを作っていきたい」と述べました。

22:30ごろ

国民 玉木代表「約束守らない石破政権に協力するつもりない」

国民民主党の玉木代表は午後10時半ごろ、NHKの開票速報番組で、党の獲得議席の状況について「手取りを増やすという政策への期待の結果だと思う」と述べました。また、石破政権との関係については「政策ごとに判断していきたいが、われわれが一番重視をしていた『103万円の壁』の178万円への引き上げとガソリンの暫定税率の廃止については約束が守られていないと思っている」と述べました。その上で「石破政権は続くのだろうか。自民党内政局、与党政局、どうなるのかわからないし、このまま続投が認められるのかどうかも含めてよく見定めたい。約束を守らない石破政権に協力するつもりは全くない」と述べました。

22:30ごろ

保守 百田代表「1議席ずつ 時間かかっても日本を豊かに強く」

日本保守党の百田代表は午後10時半ごろ、インターネット放送のABEMAの開票速報番組で「私たちは非常に小さな野党で、国を動かす力はないが、1つずつ、1議席ずつ、時間がかかっても、日本を豊かに、強くするためにやっていく。私たちの国会での発言をもとに、どんどん、与党やほかの野党にも真似してもらいたい」と述べました。

22:00すぎ

立民 野田代表「民意は石破政権に明確に『ノー』」

立憲民主党の野田代表は、午後10時すぎ、NHKの開票速報番組で「接戦区が多いので緊張感を持って見守っていきたい」と述べました。その上で「今回の選挙で、民意は石破政権に明確に『ノー』という意思表示を示した。続投するならば、なぜなのか、しっかりと説明してもらいたい」と述べました。
また、今後の内閣不信任決議案の取り扱いについて「もし石破総理が続投するなら、あすどういう会見をするのかを見ながら判断していきたい」と述べました。
一方、今後の与党との向き合い方については「野党が連携して何ができるのかをしっかりと議論したい。臨時国会が開かれたらできることを積み上げていきながら野党との政権構想を誠意ある対話の中で見いだすことが大事なプロセスになる」と述べました。

22:00すぎ

共産 田村委員長「衆参で自公 過半数割れが非常に大切」

共産党の田村委員長は、午後10時すぎ、TBSラジオの開票速報番組で「自民・公明両党が、衆議院に続いて過半数割れになることが、非常に大切だ。特に『消費税を守り抜く』と言った自民党に、厳しい審判が下されようとしている。自民党の政治にかわる新しい政治へという動きを作るため、力を尽くしていく」と述べました。

22:00ごろ

公明 斉藤代表「物価高対策 浸透しきれなかった」

公明党の斉藤代表は午後10時ごろ、ニコニコ生放送の開票速報番組で、与党が議席を減らした要因について「最大のテーマは物価高対策で、われわれは『減税も給付も』と説明したつもりだが、いまひとつ浸透しきれなかったのが大きな要因だ」と述べました。また、自民党との連立政権や選挙協力の是非について問われたのに対し「自民党の穏健な保守の人たちと一緒に地域社会をつくる方向性は一緒だ。選挙の結果が悪くなったから『じゃあ、もう離れましょう』というのはかえって国民の信頼を失う」と述べました。

21:30すぎ

立民 小川幹事長「選挙で政権交代を目指すというのが基本線」

立憲民主党の小川幹事長は、午後9時半すぎ、NHKの開票速報番組で「自民党と立憲民主党は対じすべき与野党の第1党どうしで、選挙で政権交代を目指すというのが基本線だ。衆議院の議席を含めて圧倒的な野党第1党である責任は変わらないので、ほかの野党に対して懐深く謙虚にさまざまな呼びかけをしていきたい」と述べました。

22:00前

石破首相 開票センター入り

石破総理大臣は午後10時前、自民党本部4階に設けられた開票センターに入りました。

21:30ごろ

自民 森山幹事長「責任どう果たすか 石破首相と協議したい」

自民党の森山幹事長は午後9時半ごろ、NHKの開票速報番組で「全国を訪ね、厳しい選挙だと感じていたが、もっと厳しい結果だった」と述べました。その上で、党執行部の責任について問われ「責任は非常に感じている。ただ、どういう形で責任を果たすかは石破総理大臣とよく協議したい」と述べました。また、幹事長を辞任する考えがあるか問われたのに対し「石破総理大臣とよく相談したい」と述べました。

21:00すぎ

参政 神谷代表 “高齢女性は産めない”発言は「問題提起」

参政党の神谷代表は、午後9時すぎテレビ朝日の開票速報番組で、選挙期間中の街頭演説で「高齢の女性は子どもが産めない」などと発言したことについて「訂正する気も謝罪する気も一切なく、当たり前のことをしっかり問題提起した。国会でも、引き続き同じテーマで訴えていきたい」と述べました。その上で「生物学的に、高齢になったら女性は子どもを産めなくなる。そういったことをただ説明しただけなので、傷つくと言われても、私は困ってしまう」と述べました。

21:00ごろ

参政 神谷代表“自公との連立 参院選終了時は考えていない”

参政党の神谷代表は、午後9時前、インターネットの開票速報番組で「国益にとって大事で、なんとしても通さなければいけないものがあれば、テーマや法案ごとに、自民党などと協力することも考えないことはないが、すり寄って何か役職をもらおうといったことは、まったく考えていない」と述べました。
また日本テレビの開票速報番組で、自民・公明両党との連立について問われ「参議院選挙が終わった段階では考えていない。まだわれわれは小さい党であり組織ができていないため、いきなり政権与党に関わると、われわれが逆に崩されてしまうことになる。将来的に私が考えてるのはヨーロッパのような小党がいくつか連立を組んで4党、5党ぐらいで連立内閣をやっていくことだ」と述べました。

21:00前

公明 西田幹事長「物価高対策 訴えが浸透せず」

公明党の西田幹事長は午後9時前、ニッポン放送の開票速報番組で「有権者の審判なので、厳粛に受け止めたい。賃金が物価上昇に追いついていない中、物価高対策を実施してきたが『これからこういうことをやっていく』という訴えが浸透しきれなかったと感じている」と述べました。

21:00すぎ

維新 吉村代表「自民との連立 考えていない」

日本維新の会の吉村代表は午後9時過ぎ、大阪市で記者会見し「非常に厳しい中からのスタートだった。関西においては何とかギリギリ土俵際で踏ん張ったと思っている。今も開票が続いているので、候補者が1人でも多く当選できるように開票を最後まで待ちたい」と述べました。その上で「全国的にはまだまだ厳しい状況であり、新興政党がいる中で、原点に立ち返って改革政党であるということを胸にして、さらにまい進していきたい」と述べました。また、石破総理大臣の進退について考えを問われたのに対し「総理自身が判断することだ」と述べました。
また政権の枠組みをめぐって「現時点で、自民党と連立することは考えていない。野党とは、政策ごとの協議はあると思うが、ちょっと難しい。共産党など、憲法的な価値観がまったく違うところと、国家の屋台骨を運営していけるかというと、現実的ではないのではないか」と述べました。

21:00すぎ

石破首相 自民党本部入り

石破総理大臣は午後9時すぎ、自民党本部に入りました。このあと4階に設けられた開票センターで、報道各社のインタビューに応じる予定です。

20:30前

みらい 安野党首「当選はゴールではなくスタート」

政治団体「チームみらい」の安野党首は午後8時半前に都内で記者会見し「われわれが訴えていたことをここまで広く支持してくれる人がいたのが、まず第1にものすごくうれしい。当選はゴールではなくスタートだ。分断が、民主主義の中で大きな課題になっているので、われわれは分断をあおらず、敵をおとしめることなく、正々堂々まっすぐに建設的に議論していくことを体現したい」と述べました。

20:00すぎ

れいわ 山本代表「争点がおかしい選挙だった」

れいわ新選組の山本代表は午後8時すぎ、党のYouTubeチャンネルで「今回は特にマスコミの選挙の争点のそらし方がひどかった。この選挙で何が問われるべきかというタイミングの時に『外国人』というテーマで席けんされ、あまりにも争点としておかしかった」と述べました。その上で「30年の不況でコロナがやってきて、それから立ち直る前に物価高になり、バタバタと中小零細がつぶれている状況だ。この状況で今、一番問われるべきは何かといったら国民生活であり、この国の経済だ。待ったなしの状況にあるにもかかわらず、外国人問題に話題をシフトさせて『何なんだ、それ』ということだ」と述べました。そして「もちろん『外国人』をめぐる問題があることは認識していきながらも、これを変えていく議論を国会の中でしていくことは、私たちも決してブレーキをかけるつもりはない。ただ、とにかく今は経済だ。その経済を覆い隠すようなさまざまなテーマ隠しが行われた選挙だった」と述べました。

20:00すぎ

N党 立花党首「『得票率2%』は期待 政治家は継続」

政治団体「NHK党」の立花党首は、午後8時すぎ、神戸市で記者会見し「党として、議席が取れない情勢だと聞いている。ただ、国政政党に復帰するのがいちばんの目的で、要件となる『得票率2%』は期待が持てる。私自身は、国政に返り咲けなくても、政治家をこのまま継続し、兵庫県を中心にやっていく」と述べました。

20:30すぎ

自民 森山幹事長「比較第1党として衆参で責任を果たす」

自民党の森山幹事長は午後8時半すぎ、ニッポン放送の番組で「厳しい選挙だと自覚していたが思ったよりも、さらに厳しい結果になる感じがしている」と述べました。また、自身の責任のとり方について問われたのに対し「政権を担っている党の幹事長としてどうあるべきか石破総理大臣ともよく協議をしたい。参議院でも比較第1党であることは間違いないだろうと思っており比較第1党として衆参で責任を果たすということに尽きる」と述べました。

自民 小野寺政調会長「責任は重く受け止めている」

自民党の小野寺政務調査会長は、午後8時すぎ、BS朝日の開票速報番組で「選挙運動をする中でかなり厳しい声を聞いてきた。十分、自民党の考え方を説明しきれなかったことについて、政策責任者の1人として責任は重く受け止めている」と述べました。

共産 小池書記局長「国民の不満や憤りを肌で感じる選挙戦」

共産党の小池書記局長は、午後8時半すぎ、文化放送の開票速報番組で「いまの政権への、国民の不満や憤りを肌で感じる選挙戦だった。1人区で一本化の努力をしてきたことが、かなり効果を上げた」と述べました。また、小池氏は「民族差別・排外主義を声高に訴える政党が出ていることは、深刻な危機だ。多様性を尊重する連帯の政治を訴えていくことが、これからの私たちの課題になっていく」と述べました。

立民 辻元代表代行「石破首相の判断 注視していきたい」

立憲民主党の辻元代表代行は東京エフエムの開票速報番組で「自民党に対する批判が非常に強かったと思う。私たちが特に力を入れたのは1人区で、野田代表が精力的に応援に入った。今まで全く保守地盤で崩せなかったところをかなり崩せたのではないか」と述べました。

またNHKの開票速報番組で「自民・公明両党の政権に対する批判が全国に広がって地殻変動のようになっていたと思う。私たちは物価高対策や農業政策を訴えたが、自民党は無策というか、なかなか何を言ってるのかわからないという印象を受けた」と述べました。その上で「今後の政局がどうなっていくかは、まだ見通せない状況だ。石破政権に対して非常に厳しい審判が下ったが、石破総理大臣がどういうふうに判断されるのかも、しっかり注視していきたい」と述べました。

国民 榛葉幹事長「与党との連立はないと思う」

国民民主党の榛葉幹事長は、民放の開票速報番組で「与党との連立はないと思う。そもそも昨年の衆議院選挙の民意の結果を受けて、年収の壁の引き上げやガソリン税の暫定税率の廃止を自民・公明・国民民主の3党の幹事長が約束をして予算案に賛成したが、はしごをはずされた。われわれより国民が大きな失望をしたのではないか」と述べました。その上で「参議院選挙も終わり、新しい枠組みになって国会の景色が変わるので、堂々と勝負したいと思う」と述べました。

20:00すぎ

自民 森山幹事長「物価高対策の説明も足りなかったと反省」

自民党の森山幹事長は午後8時すぎ、テレビ東京の開票速報番組で「社会保障と消費税の関係について、国民に十分理解頂けるところまで説明を尽くせなかったことが1つの原因ではないか。また、物価高対策についての説明も足りなかったと反省している」と述べました。一方、幹事長として責任をどう考えるか問われたのに対し「まだ開票が進んでいるので、責任のあり方について、いま発言することは遠慮したい」と述べました。

20:00ごろ

参政 神谷代表「多くの議席をいただける手応え」

参政党の神谷代表は午後8時ごろ、東京 新宿区の開票センターの会見場に入る際「17日間の選挙の中で追い風も吹いていることも感じたが、攻撃もたくさんあった。各社の出口調査を見ていると目標の20議席は難しいかもしれないが、当初予定していた6議席よりは明らかに多くの議席をいただける手応えを感じて、この瞬間を迎えている」と述べました。

維新 幹部「政権 失望が広がったのでは」

日本維新の会の幹部はNHKの取材に対し「石破政権が改革をしてくれるという国民の期待が裏切られ、誰がトップになっても変わらないことが分かり、失望が広がったのではないか。参議院も与党過半数割れとなり、われわれの政策を実現できる可能性が高まったので、国民と約束した公約の実現にいっそう取り組んでいきたい」と述べました。

参政 国会議員「党の主張が響いた」

参政党の国会議員の1人はNHKの取材に対し「自公政権がきちんとした政策を実行してこなかったということではないか。国民の生活は困窮する中、参政党が掲げる国民負担率を引き下げるという主張が響き、外国人の問題に対しても危機感を感じた国民が多かったのではないか」と述べました。その上で「選挙結果をありのまま受け止めた上で、今後、国会の中で力を発揮して、わが党の政策の主張を広く理解してもらえるように活動を積み重ねていく」と述べました。

国民 幹部「有権者の民意が明確に示された」

国民民主党の幹部はNHKの取材に対し「去年の衆議院選挙で与党が過半数割れしたのに続いて、今回の参議院選挙でも有権者の民意が明確に示された。自公政権が物価高騰対策に対して、ろくな対策をしないまま、無策だったということだ」と述べました。その上で「『手取りを増やす』経済政策を継続して訴えてきたが、今回の参議院選挙でも手応えを感じた。今後は『103万円の壁』を、178万円を目指して引き上げることと、ガソリン税の暫定税率廃止を目指して引き続き取り組んでいきたい」と述べました。

立民 幹部「与党 信頼取り戻せず」

立憲民主党の幹部はNHKの取材に対し「与党は、政治とカネの問題で有権者からの信頼を失い、物価高対策でも、ガソリン税の暫定税率の廃止を先送りするなど、有効な策を示すことができず、その信頼を取り戻せなかったということではないか。与党が参議院全体で過半数を割るのかが注目だ。立憲民主党としては選挙で掲げた物価高対策の実現に全力を尽くしたい」と述べました。

20:00すぎ

自民 木原選対委員長「有権者に届いたか 結果とともに検証」

自民党の木原選挙対策委員長は午後8時すぎ、東京エフエムの開票速報番組で「減税を求める声は強かったが、真摯(しんし)にわれわれの考えを伝えた。現金給付のほうが早いし、重点化できると訴えたが、有権者に十分届いたかは選挙結果とともに検証したい」と述べました。

公明 幹部「厳しい結果 与党に対して厳しい目線」

公明党幹部の1人は、NHKの取材に対し「厳しい結果だ。物価高対策など、われわれの訴えがなかなか理解してもらえず、有権者に届かなかった。与党に対しての厳しい目線が野党の支持に回ったのではないか」と述べました。

自民 幹部「自民の政策が全く伝わらなかった」

自民党幹部の1人は、NHKの取材に対し「自民党の政策がまったく伝わらなかった。物価高や賃金が上がらないことへの不安に向き合えず、『増税』のイメージが付いてしまった」と述べました。

自民 閣僚経験者「与党過半数割れなら石破首相 責任とるべき」

自民党の閣僚経験者の1人はNHKの取材に対し「仮に与党で過半数を確保できなかった場合、石破総理大臣は責任をとるべきだ。衆議院選挙、東京都議会議員選挙、参議院選挙に負けたことになり『スリーアウト』だ」と述べました。

20:00前

保守 百田代表 開票センター入り

日本保守党の百田代表は午後8時前、東京・中央区の開票センターに入りました。

19:30ごろ

公明 斉藤代表が党本部入り

公明党の斉藤代表は午後7時半ごろ、党本部に入りました。

19:20ごろ

参政 神谷代表が開票センター入り

参政党の神谷代表は午後7時20分ごろ、東京・新宿区の開票センターに入りました。

19:00すぎ

自民 森山幹事長 党本部入り

自民党の森山幹事長は、午後7時すぎに党本部に入りました。党本部には、菅副総裁、鈴木総務会長、木原選挙対策委員長らもすでに集まっています。幹部の1人は、党本部に入る際、記者団に対し「厳しい状況だ」と述べました。

獲得議席予測は

投票日の20日、NHKは、読売新聞や日本テレビ・NNNと合同で全国およそ1700か所の投票所で、投票を終えた有権者22万人余りを対象に出口調査を行い、62%にあたるおよそ14万人から回答を得ました。

出口調査や情勢分析の結果、自民・公明両党の獲得予想議席はあわせて32議席から51議席となり、選挙前の66議席から大幅に減らし、目標としていた参議院全体での過半数の維持に必要な50議席を確保するのは難しい情勢です。

衆議院に加え仮に参議院でも過半数を割り込めば、自民党を中心とした政権では1955年の結党以来、初めてのことになります。また、自民・公明両党の獲得議席は1999年の連立政権発足以降最も少なかった46議席を下回る可能性があります。
【自民党】
獲得予想議席は27議席から41議席で、選挙前の52議席から減らすのは確実な情勢で、過去最も少なかった36議席を下回る可能性もあります。

【立憲民主党】
18議席から30議席で、選挙前の22議席を上回る勢いです。

【日本維新の会】
6議席から9議席を獲得する見通しです。

【公明党】
5議席から12議席で、選挙前の14議席から減らすのは確実な情勢です。

【国民民主党】
14議席から21議席と選挙前の4議席から大幅に増やし、目標の16議席を獲得する勢いです。

【共産党】
3議席から5議席を獲得する見通しで、選挙前の7議席を下回ることが確実な情勢です。

【れいわ新選組】
2議席から4議席を獲得する見通しです。

【参政党】
10議席から22議席を獲得する見通しで選挙前の1議席から大幅に増やす情勢です。

【日本保守党】
1議席から3議席を獲得する見通しです。

【社民党】
1議席を獲得する可能性があります。

【みんなでつくる党】
議席の獲得は厳しい情勢です。

【政治団体「NHK党」】
1議席を獲得する可能性があります。

【政治団体「再生の道」】
議席の獲得は厳しい情勢です。

【政治団体「チームみらい」】
1議席から2議席を獲得する可能性があります。初めての議席獲得となります。

【無所属など】
このほか無所属などの候補は7議席から8議席を獲得する見通しです。

◇選挙区(定員75)

定員75の選挙区では
▽自民党は17議席から28議席
▽立憲民主党は12議席から22議席
▽日本維新の会は3議席から4議席
▽公明党は2議席から7議席
▽国民民主党は8議席から13議席を
▽共産党は1議席から2議席をそれぞれ獲得する見通しです。
▽れいわ新選組は議席の獲得が厳しい情勢です。
▽参政党は、4議席から13議席を獲得する見通しです。
▽日本保守党、社民党、みんなでつくる党、「NHK党」、「再生の道」、「チームみらい」は議席の獲得は厳しい情勢です。
▽無所属などの候補は7議席から8議席を獲得する見通しです。

◇比例代表(定員50)

定員50の比例代表では
▽自民党は10議席から13議席
▽立憲民主党は6議席から8議席
▽日本維新の会は3議席から5議席
▽公明党は3議席から5議席
▽国民民主党は6議席から8議席
▽共産党は2議席から3議席
▽れいわ新選組は2議席から4議席
▽参政党は6議席から9議席
▽日本保守党は1議席から3議席をそれぞれ獲得する見通しです。
▽社民党、「NHK党」は1議席を獲得する可能性があります。
▽「再生の道」は議席の獲得は厳しい情勢です。
▽「チームみらい」は1議席から2議席を獲得する可能性があります。

【当確判定の方針】

「当選確実」は、選挙管理委員会の発表とは別に、NHKが独自に判断して放送するものです。投票日の20日、NHKは、読売新聞や日本テレビ・NNNと合同で全国およそ1700か所の投票所で、投票を終えた有権者22万4735人を対象に出口調査を行い、62.3%にあたる、13万9952人から回答を得ました。
また、期日前投票の出口調査や情勢取材なども行っていて、これを総合的に分析して「当選確実」を判定します。

このため、選挙管理委員会の公式発表がない段階や、開票率が低い段階でも、優勢かどうかの見極めがつく場合には「当選確実」と判断し放送します。また、開票が始まる前であっても、分析の結果、大差をつけて当選することが確実だと判断できれば、「当選確実」をお伝えします。

◇投票率も注目 過去の投票率推移

今回の選挙では投票率の行方も注目されます。
参議院選挙の投票率は、1992年以降、11回連続で60%を下回っていて、前回・3年前は52.05%、前々回・6年前は48.80%でした。

【焦点】与党側50議席確保で過半数維持 野党側は阻止できるか

今回の参議院選挙は、248議席のうち、改選の124議席と東京選挙区の欠員補充をあわせた125議席をめぐって争われます。このため、今回争われる議席の過半数は63議席となります。また、自民・公明両党の非改選の議席が75議席あるため、与党側は50議席を確保すれば、全体の過半数を維持することになります。

今回の選挙では、衆議院で少数与党となっている中、与党側が非改選の議席とあわせて過半数を維持できるか、野党側がそれを阻止できるかが最大の焦点です。

《非改選も合わせた選挙前の勢力》

【与党側】
▽自民党が114
▽公明党が27

【野党側】
▽立憲民主党が38
▽日本維新の会が17
▽国民民主党が9
▽共産党が11
▽れいわ新選組が5
▽参政党が2
▽社民党が2
▽NHK党が2
▽無所属が12
このうち今回改選を迎えるのは
【与党側】
▽自民党が52
▽公明党が14

【野党側】
▽立憲民主党が22
▽日本維新の会が5
▽国民民主党が4
▽共産党が7
▽れいわ新選組が2
▽参政党が1
▽社民党が1
▽NHK党が1
▽無所属が7

全国32の“1人区”が与野党の勝敗のカギに

参議院選挙では、全国に32ある定員が1人の1人区が与野党の勝敗のカギを握るとも言われています。これまでの参議院選挙で、野党側は、与党側と1対1の構図に持ち込むため、候補者調整に取り組む例もありました。

6年前の参議院選挙では、当時の立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党の4党などが、32の1人区すべてで候補者を一本化し、与野党1対1の構図に持ち込みました。

一方、3年前は、野党が候補者を1本化できたのは11の選挙区にとどまりました。

今回、公職選挙法上の政党要件をすべて満たす政党で見ますと、野党間で候補の1本化ができている選挙区はありません。また、すべての選挙区に候補者を擁立している参政党を除いた、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、共産党、れいわ新選組の5党に絞って見ても、野党が公認や推薦をしている候補が1人区の半分にあたる16の選挙区で競合しています。

期日前投票 過去最多に 有権者全体の25%余

参議院選挙の投票は、19日までに繰り上げ投票が行われた離島など、一部の地域を除き、20日午前7時から全国およそ4万4700か所の投票所で行われ、午後8時で締め切られました。

一方、今回の参議院選挙で、「期日前投票」を行った人は有権者全体の25.12%にあたるおよそ2618万人で、前回・3年前の選挙より656万人余り、率にして33%余り多くなり、衆議院選挙を含めた国政選挙で過去最多となりました。

今回の選挙戦では
▽喫緊の課題となっている物価高対策が主要な争点の1つとなり、各党とも給付の実施や、消費税率の引き下げや廃止、コメの価格高騰対策などを訴えました。

また
▽社会保障や少子化対策
▽アメリカの関税措置への対応を含む外交・安全保障政策
▽外国人に関する政策などについても激しい論戦が交わされました。

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