松本市立病院で分べん時に医療事故 助産師が胎児の心拍モニターの異常を医師に報告せず 新生児は脳に障害 23日から分べん休止
松本市立病院で今年4月、分べん時に医療事故があり、新生児が脳の障害を負っていたことがわかりました。病院は、23日から分べんを休止するとしています。
松本市波田にある松本市立病院が22日午後、会見を開き明らかにしたものです。
病院によりますと、今年4月、20代女性の分べん中に、胎児の心拍数を示すモニターに軽度から中等度や高度の異常波形が出ましたが、監視していた2人の助産師は回復するため大丈夫だと判断し、 産科医師に報告しませんでした。その後、赤ちゃんは仮死状態で生まれたということです。後日、別の病院に搬送され、「低酸素性虚血性脳症」と診断されました。
第三者を交えた事故調査委員会は「助産師のモニター分析がされておらず発見が遅れたことによる分娩時の重症仮死事例で、過失であり医療過誤である」としました。
病院はこれを受け、23日から分べんを休止し、分娩体制の見直しを検討するとしています。