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【参院選】石破茂首相に麻生太郎氏「続投認めない」テレ朝、惨敗の情勢受け「退陣に追い込む構え」報道

[ 2025年7月20日 20:46 ]

参院選東京選挙区に立候補した自民党の武見敬三氏の最終総決起集会に応援に駆けつけた麻生太郎最高顧問(撮影・小田切 葉月)
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 テレビ朝日系「選挙ステーション2025」(後7・54)が20日、放送され、この日投開票の参院選で与党過半数割れが確実になった元首相で自民党の麻生太郎最高顧問が周囲に、石破茂首相の退陣を迫る方針であることを伝えた。

 事実上の政権選択選挙となった今回の参院選。自公与党は非改選を含めて過半数を確保するために50議席が必要だったが、大逆風で過半数割れは確実な情勢に。昨秋の衆院選に続いて、就任後2回の国政選挙、都議選と選挙戦で次々と敗れている。

 惨敗の予測を受け、同番組のキャスター大下容子アナウンサーが「自民党内では、石破総理の退陣論が強まっています」と伝えた。麻生派の議員が集まって情報を分析しており、麻生氏が周囲に「続投は認めないと話している」と報じ、「退陣に追い込む構えを見せている」とした。

 石破氏は公示前の先月30日、テレビ朝日系「報道ステーション」で党首討論に参加。「まずは50議席、過半数を維持させていただく」と目標を掲げつつ、結果責任について「自公で力を合わせ、全身全霊で選挙に臨む。有権者の審判が下れば、厳粛に受け止めるべきものだと分かっている」と述べていた。

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