おはようございます。衛生兵な天の宮です(゚ω゚)
こちらの記事ではメタルギアソリッドV ファントムペインのガチなネタバレについて語っていきます。まずはこちらをご覧ください
全体的にシリーズ全編通してのネタバレは隠していないのでこれからプレイする方は絶対に見ないでください。
でも絶対に見ておいた方がいいです^^;
全体的にシリーズ全編通してのネタバレは隠していないのでこれからプレイする方は絶対に見ないでください。
でも絶対に見ておいた方がいいです^^;
ややこしくなるので
ヴェノム・スネーク:ヴェノム
ビッグボス:ボス
として話を進め目ます。
ビッグボスのファントム/メディック/ヴェノム・スネーク/エイハブ
TPPの主人公:ヴェノムスネークはネイキッド・スネーク/ビッグボスではなく本編の9年前(GZ)にスネーク/ビッグボスを庇い重傷を負い9年間昏睡したメディックでした。(↑は鏡に映っているシーンなので反転してます)
後述のことを考えるとケガによる昏睡ではなかったのかもしれない。
後述のことを考えるとケガによる昏睡ではなかったのかもしれない。
MSFでは最も優秀な隊員でボス、ミラーとも仲が良かった模様。衛生兵を任されるだけあり医師の資格も持っていたらしい。
ボスが重傷を負い昏睡した報を聞きつけたゼロの手によりビッグボスと共にキプロスの病院に隠され、”秘策”として変性意識状態を利用しそれまでの記憶を封印、ビッグボスの作戦記録を追体験させ、顔も成形することで自他ともにビッグボスと感じる精神的な複製:ファントム(影武者)に変貌しました。
今作ではゲーム開始時にアバターを設定できるのですが、その顔がGZの時の回想でメディックに反映されるようになっています。伏線としてはいいんですが・・・このギミックはGZでやれないとダメでしょうに。
実はちゃんと伏線があり、目の色、眼帯のデザイン、イーライの遺伝子検査、クジラを食べたことがない(?!)など多数。ただしGZには反映されないのでちぐはぐな印象はぬぐえないです。
ゲームプレイデモで上半身裸のヴェノムをみてボスとは別人だと悟った方も多いのでは?
TPPでのパスの登場も伏線であり、二個目の爆弾に気付けなかったことに罪悪感を抱いていたヴェノムが見た幻視でした。
ゲームプレイデモで上半身裸のヴェノムをみてボスとは別人だと悟った方も多いのでは?
TPPでのパスの登場も伏線であり、二個目の爆弾に気付けなかったことに罪悪感を抱いていたヴェノムが見た幻視でした。
本物のパスは人間爆弾への処置により臓器を抜き取られており、仮にGZで生存したとしても数日の命でした。
エピローグでボスから『世界を売った男より』と書かれたカセットテープを受け取り『もう一人の俺』であるとのメッセージと『俺たちは二人でビッグボスだ』との言葉を受け、単なるファントム(影武者)ではなく名実ともに『もう一人のビッグボス』となり南アフリカにアウターヘブンを築き上げます。
つまり初代メタルギアでスネークに殺害されたのは
ヴェノムだったのでした。
先述のカセットテープのB面には『OPERATION INTRUDE N313(初代メタルギアでソリッド・スネークに課せられた任務名と同じ)』と書かれており、ヴェノムがそのテープをMSX2にセットし、ソリッド・スネークがアウターヘブンに潜入したことを予感させつつMGSVは幕を閉じます。
私は世代的にMSXは知らないんですが。
ヴェノムはあくまでもビッグボスのファントム(影武者)。これは決して明るみに出ないことであり、ボスの表の顔『悪に墜ちた英雄:ビッグボス』という役割でした。
この真実はヴェノム(プレイヤー)、ボス、オセロット、ゼロ、(たぶん)EVAしか知らず、殺害したソリッドスネークでさえ生涯知りえないことでした。
兵士としてのヴェノムはおそらくピースウォーカーの時点(まだ衛生兵の時)でボスに匹敵していたでしょう。
CQCをはじめとした『技術』はボスから文字通り叩き込まれていたはずですし。
しかしMGS3でザ・ボスが言っているように心・技・体は一体のものだが、人から教えてもらえるのは『技術』のみ。
つまりボスが持っていたカリスマを与えてもらうことはできないのです。
そのできないことを人為的にやってしまおうというのが『ファントム計画』だったわけですね。
CQCをはじめとした『技術』はボスから文字通り叩き込まれていたはずですし。
しかしMGS3でザ・ボスが言っているように心・技・体は一体のものだが、人から教えてもらえるのは『技術』のみ。
つまりボスが持っていたカリスマを与えてもらうことはできないのです。
そのできないことを人為的にやってしまおうというのが『ファントム計画』だったわけですね。
ですがヴェノムはダイヤモンドドッグズの司令官たるカリスマは発揮していましたね。記録に残っている限りの『ビッグボスの過去』を追体験したからなのか、そもそもその素質はあったのか・・・
お前たちの無念を海の藻屑にはしない
お前たちはダイヤモンドだ
お前たちはダイヤモンドだ
再発した声帯虫に感染した仲間たちを火葬しているシーンはMGSVの中でも屈指の名シーンだと思います。
経緯はどうあれボスに匹敵するほどのカリスマを発揮できたヴェノムだからこそ、ボスのファントムになりえたのでしょう。
ビッグボス/ジョン/ジャック/イシュメール
GZの主人公。TPPでは冒頭と終盤というほんの一部にしか登場しません。
キプロスの病院でヴェノムを助け、ともに脱出した包帯男:イシュメールこそがビッグボスその人でした(声でバレバレでしたが)。メディックと共に9年間昏睡するものの、少し早く覚醒しオセロットから『ファントム計画』を聞かされました。
キプロスの病院でヴェノムを助け、ともに脱出した包帯男:イシュメールこそがビッグボスその人でした(声でバレバレでしたが)。メディックと共に9年間昏睡するものの、少し早く覚醒しオセロットから『ファントム計画』を聞かされました。
ボスも当初は困惑していましたが、9年にも渡り準備されてきたことやヴェノムがボスを守ろうとした行動等を聞かされしぶしぶながら了承するのでした。
ヴェノムと共に病院から脱出した後はオセロットの用意したバイクでどこかに走り去って行きました。
その後、ボスはファントムであるヴェノムに表のビッグボスを任せ、その裏で自身もサイファー(愛国者達、ゼロ)に対抗するために力を蓄えること(ザンジバーランド建設)に専念します。
エピローグでヴェノムに『世界を売った男より』と書かれたカセットテープを送り、二人一人として歴史を刻んでいく事を誓うとボスはヴェノム(プレイヤー)にBIGBOSSの称号とダイヤモンド・ドックズの組織を託しました。
そしてゼロに引導を渡すため、裏のビッグボス『FOXHOUND司令官:ビッグボス』としてアメリカに舞い戻り、ソリッドスネークを情報攪乱のためにアウターヘブンに送るのでした。
恐るべき子供達計画については激しい嫌悪感を示しており、オセロットがデイビットとイーライを『息子』と呼んだ際には「あれは息子でも、まして俺自身でもない」と即答しています。
更に「研究室で培養された細胞片だとでも?」と非難された際は「もっとおぞましいものだ」と断言しています。
しかし人間としては対等に考えているようでイーライへの対応についてオセロットに尋ねられた際には普通の人間として扱うように指示していおり、MGS4でのソリッドへのセリフとリンクしています。
この辺がボスがボスたる所以ですね。
更に「研究室で培養された細胞片だとでも?」と非難された際は「もっとおぞましいものだ」と断言しています。
しかし人間としては対等に考えているようでイーライへの対応についてオセロットに尋ねられた際には普通の人間として扱うように指示していおり、MGS4でのソリッドへのセリフとリンクしています。
この辺がボスがボスたる所以ですね。
今作ですごいのは大塚さんの演じ分け。ボスは当然としてTPPのヴェノムとGZのヴェノム=メディックも演じておられますが、全員ちゃんと別人に聞こえます。ヴェノムはボスに似ているんですがよく聞くと喋り方が違うし、メディックに至っては完全に別人です。お見事!!
実はポリゴンモデルも微妙に違っていて、ボスは比較的細面なんですがヴェノムはガッシリしており目の彫の深さも違います。ほんとよくできたゲームですよ。
クワイエット
キプロスの病院をXOFが襲撃した際にエイハブとイシュメールに撃退された女性兵士であり、その時に全身を焼かれたことで瀕死状態に。
スカルフェイスの手でパラサイトセラピーを施され生き延び、アフガンの地でヴェノムに接触したのでした。
その目的は¬ビッグボス(≒ヴェノム)に対する報復とスカルフェイスの計画が失敗した時の保険であり英語株の声帯虫も宿されていたものの、ヴェノムに好意を抱いてしまい生涯沈黙(クワイエット)することを決意します。しかし声帯虫のさらなる危険性からDDを離脱するのでした・・・
ゲーム中ではその後の生死は不明ですが、ノベライズによると死亡したとのこと。
キプロスの病院をXOFが襲撃した際にエイハブとイシュメールに撃退された女性兵士であり、その時に全身を焼かれたことで瀕死状態に。
スカルフェイスの手でパラサイトセラピーを施され生き延び、アフガンの地でヴェノムに接触したのでした。
その目的は¬ビッグボス(≒ヴェノム)に対する報復とスカルフェイスの計画が失敗した時の保険であり英語株の声帯虫も宿されていたものの、ヴェノムに好意を抱いてしまい生涯沈黙(クワイエット)することを決意します。しかし声帯虫のさらなる危険性からDDを離脱するのでした・・・
ゲーム中ではその後の生死は不明ですが、ノベライズによると死亡したとのこと。
燃える男
その正体はMGS3に登場したヴォルギン大佐。ボスに倒された後、瀕死状態のまま回収され、その特異体質をソ連に研究されていました。
しかしボスの覚醒に反応し『報復心』を爆発させた結果、偶然近くにいた第三の子供と同調し燃える男として覚醒、キプロスの病院を襲撃します。
その後は第三の子供がスカルフェイスに同調したことで彼の配下として操られることになります。
当然ながら意識はなく、第三の子供の超能力で動かされているだけなので、彼がいなければ文字道理の屍です。
第三の子供
(ノベライズによれば)MGS1に登場したサイコマンティス。報復心に強く反応しその意思に操られるという性質は『より強い報復心』に影響されるため最初はヴォルギンの報復心に寄生するものの、キプロスの病院ではヴェノムに、本編ではスカルフェイスに寄生し、最終的にはイーライに寄生することになります。
実はヴェノムの報復心に寄生しているシーンもあります。
どの人物に寄生しているかは第三の子供をよく見るとわかります。↑だと第三の子供にも角があるのがわかると思います。
ちなみにこれほどの能力が覚醒した原因はヴェノムとボスでした。ヴェノムとボスが昏睡から覚醒すると同時に爆発させた報復心により偶然近くにいたヴォルギンを燃える男として覚醒させヴォルギンの意志に同調したことでキプロスの病院に現れます。スカルフェイスはこの事実を知り自分の計画に利用していました。
ちなみにこれほどの能力が覚醒した原因はヴェノムとボスでした。ヴェノムとボスが昏睡から覚醒すると同時に爆発させた報復心により偶然近くにいたヴォルギンを燃える男として覚醒させヴォルギンの意志に同調したことでキプロスの病院に現れます。スカルフェイスはこの事実を知り自分の計画に利用していました。
燃える男共々重要な役回りですが、ストーリー的に何故出て来たのかわからないのが残念なところ。
正直サイコマンティスじゃない方がしっくりくる・・・単に同じ研究の被験者だったとかね。
正直サイコマンティスじゃない方がしっくりくる・・・単に同じ研究の被験者だったとかね。
スカルフェイス
第三の子供がイーライに寄生したことによりサヘラントロプスの主導権を奪われ、燃える男も失い、自身も重傷を負ってしまいました。
そこに駆け付けたヴェノムとミラーに四肢をもがれ生かされるという報復を受け、ヘリに便乗していたヒューイに引導を渡されました。
ヒューイ
今作で一番の害悪。GZでは真相は知らなかったとはいえマザーベース壊滅の原因を作り、その後も保身なのか脅されたのかスカルフェイスに加担。
ボスが昏睡している9年間に新型メタルギアやウォーカーギアなどの研究成果を得ていました。
しかし新型メタルギア:サヘラントロプスの開発の遅延からXOFに居心地が悪くなると亡命のためとしてマザーベースに回収を依頼。
ボスが昏睡している9年間に新型メタルギアやウォーカーギアなどの研究成果を得ていました。
しかし新型メタルギア:サヘラントロプスの開発の遅延からXOFに居心地が悪くなると亡命のためとしてマザーベースに回収を依頼。
マザーベースでバトルギアやD-ウォーカーを開発するも冷遇され、回収されたサヘラントロプスもヴェノムが目印としてしか扱う気がないと知ると再びサイファーへの鞍替えを画策。
サイファーが手出ししやすいように数々のトラブルを引き起こします。
具体的には・・・
・イーライ率いる少年兵たちにサヘラントロプスを修理・奪取させる。
・放射能を使って声帯虫をより凶悪の状態に変異させる。
・それを手土産にサイファーへの亡命しようとする。
・変異した声帯虫の入手に失敗すると八つ当たりと言わんばかりにヴェノムを罵倒する。
等なかなかのクズップリ。スカルフェイスを殺害したのも報復ではなく単なる口封じでした。
またこれ以前にも息子のハルを実験台としてメタルギアに乗せ、それに反発したストレンジラブをAIポッド内に閉じ込め衰弱死させてしまっています。
このように数々の問題を起こした為、DDメンバーの怒りを買い、マザーベースは暴動寸前の状態となってしまいます。
ミラー、オセロット、ボスによる裁判の結果、追放余分となりました。
実際のところ本人もかなり情緒不安定であったようで、オセロット曰く保身の為の嘘をつきすぎて自分でも自分のことをただしく理解できなくなっていたとのこと。
まぁ、実際のところスカルフェイスに利用されていただけとも取れるのですが。
その後、どうしてはいたかは不明ですが、MGS2で語られているように再婚しオタコンも引き取ってはいたものの自殺することになります。
しかも嫁の連れ子(エマ)を道連れにしようとしてます(エマは生存)
ちなみに潔白だったという見方もできますが、当ブログでは書きません。
このように数々の問題を起こした為、DDメンバーの怒りを買い、マザーベースは暴動寸前の状態となってしまいます。
ミラー、オセロット、ボスによる裁判の結果、追放余分となりました。
実際のところ本人もかなり情緒不安定であったようで、オセロット曰く保身の為の嘘をつきすぎて自分でも自分のことをただしく理解できなくなっていたとのこと。
まぁ、実際のところスカルフェイスに利用されていただけとも取れるのですが。
その後、どうしてはいたかは不明ですが、MGS2で語られているように再婚しオタコンも引き取ってはいたものの自殺することになります。
しかも嫁の連れ子(エマ)を道連れにしようとしてます(エマは生存)
ちなみに潔白だったという見方もできますが、当ブログでは書きません。
ゼロ少佐
近作では声のみの出演。カリブの大虐殺はゼロの意志に反発したスカルフェイスが独断で行ったことであり、ボスをあのような状態にすることはゼロ少佐も全く想定していませんでした。
あの大惨事にもかかわらず、ボスが生存したことを隠ぺいできたのもゼロ少佐のおかげでした。
あの大惨事にもかかわらず、ボスが生存したことを隠ぺいできたのもゼロ少佐のおかげでした。
ボスはMGS4で語っているように互いに憎しみあっていたと思っていましたが、ゼロは恐るべき子供達計画の件で関係が縺れた後もボスへの信頼は捨てていなかったのです。もう元の関係に戻れないと悟りながらも・・・
スカルフェイスをアフリカへ左遷するとともにボスのファントム計画と後のSOPやAIネットワークの準備を進めていたものの、パスから隠れ家の場所を聞き出したスカルフェイスの襲撃を受け、寄生虫を仕込まれ脳損傷を負います。
昏睡2年目のころのボスを見舞うとその後完全に行方をくらますのでした。機械(AI)の奥にてかがりを残して・・・
そして2014年、ボスもとい親友:ジャックの手によりその生涯を終えたのでした・・・
イーライ
マザーベースからメタルギアを奪った後はどこかの島にたどり着き、大人たちを声帯虫(または第三の子供の力)で全滅させ『蠅の王国』を築きます。
ゲーム本編では年表に出てくるだけで、どうなったかは謎のままです。
マザーベースからメタルギアを奪った後はどこかの島にたどり着き、大人たちを声帯虫(または第三の子供の力)で全滅させ『蠅の王国』を築きます。
ゲーム本編では年表に出てくるだけで、どうなったかは謎のままです。
本編ではその言動からヴェノムの事をボスだと勘違いしているらしく、自分を呪縛から解放するにはオリジナルであるスネーク≒ビッボスを殺害するしかないと考えているようです。
特典映像の『蝿の王国』では、ヴェノムがファントムである事に気づいており、本物のビッグ・ボスを倒す前にヴェノムを殺害するとしています。
しかしDDとの全面戦争の結果メタルギアは頭部と胴体の形状がかろうじてわかるレベルまで破壊され敗北。声変わりにより声帯虫が発症してしまいます。
ヴェノム達が去った後で自決しようとするものの第三の子供によって声帯虫を取り除かれ生存します。
その後、MGS1までの状況は不明ですが、これまで以上にビッグボスに執着していくことになります。
しかし彼の願いはかなわずビッグボスは二人とも双子の兄弟であるデイビット(ソリッド・スネーク)に殺害されてしまいます。
結局、蠅の王国は未収録となったため、第三の子供との関係含め大部分は謎のままになってしまいました。
蠅の王国はともかくとしてなぜ出したんですかね?個人的には、はなから出てこない方が良かったな・・・
しかしDDとの全面戦争の結果メタルギアは頭部と胴体の形状がかろうじてわかるレベルまで破壊され敗北。声変わりにより声帯虫が発症してしまいます。
ヴェノム達が去った後で自決しようとするものの第三の子供によって声帯虫を取り除かれ生存します。
その後、MGS1までの状況は不明ですが、これまで以上にビッグボスに執着していくことになります。
しかし彼の願いはかなわずビッグボスは二人とも双子の兄弟であるデイビット(ソリッド・スネーク)に殺害されてしまいます。
結局、蠅の王国は未収録となったため、第三の子供との関係含め大部分は謎のままになってしまいました。
蠅の王国はともかくとしてなぜ出したんですかね?個人的には、はなから出てこない方が良かったな・・・
いかがでしょうか? かなり端折ったので分かり難いかもしれませんが相変わらずの濃厚なストーリーで私はおおむね満足でした。前作ありきなストーリーなのでシリーズ初心者にお勧めするには向かない内容です^^;
ここからは巷でさんざん言われている事について
未完成
個人的に『未完成』は言い過ぎだと思います。『未完結』といった方がしっくりきます。シナリオはまぁ未完結ですがゲーム・システム面は完成しているもので『未完成』ではありませんね。
特典映像の蠅の王国やPVにあった明らかに本編と思われるデモシーンがあるため、誤解が広まったようです。
蠅の王国が未収録だったのでイーライと第三の子供は何のために登場したのかよくわからないことになってしまいました。
しかしMGSVがゲームとしては面白いけど何が言いたいのかよくわからないものになっているのは意図的なものだと思います。GZからの伏線はすべて回収されているし、スカルフェイスへの報復もちゃんと果たされるし、ちゃんと時系列はつながっていますからね。
個人的に『未完成』は言い過ぎだと思います。『未完結』といった方がしっくりきます。シナリオはまぁ未完結ですがゲーム・システム面は完成しているもので『未完成』ではありませんね。
特典映像の蠅の王国やPVにあった明らかに本編と思われるデモシーンがあるため、誤解が広まったようです。
蠅の王国が未収録だったのでイーライと第三の子供は何のために登場したのかよくわからないことになってしまいました。
しかしMGSVがゲームとしては面白いけど何が言いたいのかよくわからないものになっているのは意図的なものだと思います。GZからの伏線はすべて回収されているし、スカルフェイスへの報復もちゃんと果たされるし、ちゃんと時系列はつながっていますからね。
コナミは監督の退職の件もあり国内外から批判されてますがとんだとばっちりですね^^; まぁ自業自得か。
さすがに少年兵と武装集団の全面戦争は駄目だったんだろう。
個人的に蠅の王国関連にはあまり興味がないというのもありますが。ほんとなんでイーライ出したんですかね?
悪に落ちるというというのも嘘だったと言われていますが、私から言わせればMPO~MGSVGZの段階でビッグボスは十分悪どいことはしています。
TPPだけ見ても報復という目的や現地PFの回収、さらに少年兵までも(やむを得なくですが)回収(誘拐)しています。
それらの過程で現地のPFに多大な混乱を及ぼしているなど普通に考えたら十分、悪に墜ちています^^;
メタルギア全体から見たストーリー的な説明をすればボスがヴェノムにビッグボスの表を任せる(役割を与える)ということが悪に堕ちるということですね。
何故かというとMGSV以降のストーリ上、ビッグボスは表向き(世間的)には『核搭載二足歩行兵器を作り、世界を恐怖のどん底に落とした極悪人』です。
マザーベース壊滅以来ビッグボスは軍関係者の間で実在したかどうかも不明な『伝説の英雄』となりました。しかしヒューイが言っていたようにビッグボス率いるダイヤモンドドッグズのメンバーは世間から見れば他のテロリストと変わりません。
しかしボス(裏のビッグボス)は正義である必要があるのです。この場合の正義とは『正義=アメリカ』という前提であり、ボスはこの後ゼロ(≒アメリカ)を倒すためにFOXHOUNDの司令官になりますが、FOXHOUNDはアメリカの組織なので悪に反発する正義(アメリカ)の組織の司令官:ビッグボス=裏のビッグボスということですね。
つまり表のビッグボスは『悪魔の兵器:メタルギア』を作り、世界を核の恐怖に曝す悪者なのです。TPPの最後で鏡に映ったヴェノムの顔が血まみれだったのはこのことを暗示していたのでしょう。
アウターヘブンの首領がビッグボスであることは初代メタルギアでも序盤~中盤では判明しておらず、裏のビッグボスがスネークの上官として登場しているのでややこしいですが^^;
こうしてみると別にMGSVのキャッチコピーがおかしいわけでは無いことがわかります。
もともとMGSVは新たなシリーズのもう一つのプロローグに当たるもの(こちらとこちら)だとされていたので、ヴェノム編の続きも構想はあったのかもしれませんね。第三の子供とか蠅の王国とか謎が増えてしまっていますから。単にアウターヘブンとザンジバーランドの関係のことを指しているとも取れます。
今作ではMGS4でビッグママが語った『ビッグボスの真実と虚構の物語』の『虚構』が語られたということですね。
ヴェノム・スネークがビッグボスのファントムだったことについて
私は最後のシーンでメタルギアに繋がると理解した瞬間愕然としました。そういうことか!!!!!と。
もともと、私は初代メタルギアとメタルギア2のつながりに疑問を感じていたので余計に納得でした。
その疑問とは「伝説の英雄:ビッグボス」を名乗る人物がボスの他にもいたのではないか?といいうこと。
MG1の時点でビッグボスは存在したかどうかさえ不明な人物とされているので↑のようなこともできなくないのでは?と考えてました。事実、初代メタルギアでは途中でビッグボスの通信周波数が変更になる描写があります。
何故影武者が思いつかなかったのかとorz まぁボスはこういうことはやらなそうというのが盲点だったんでしょうね。実際にファントムを計画したのはゼロで実行しボスに説明したのはオセロットだし。
ちなみにMGS4でビッグママ(EVA)が真実と虚構を織り交ぜた~と説明していることからも『伝説の英雄:ビッグボス』が一人だけではなかったということが読み取れます。
またそのシーンで使用されているイラストを良く見ると角が生えているように見えるビッグボスのイラストが数点あるのでビッグボスのファントムという構想自体は昔からあった・・・のかもしれないと考えてみても面白いかも?
PV等で見れるヴェノムスネークとビッグボスの容姿等からなんとなく想像ができていましたし。
それにしてもコナミはこれからどうするつもりなんでしょう?なんとなくコミックボンボンの末期に似ている気がする。
武装神姫はコトブキヤでコナミ版権のまま継続しますが、これがいかに奇跡的なことなのかよく分かりましたよ^^;
何にしても個人的にはメタルギアの物語が一周回って完結したことに満足しています。コナミの問題にしてもコジプロの今後にしても私にはもう関係ない話なので発売するゲームに興味があれば買うし、興味が無ければ買わないだけです。
何にしても個人的にはメタルギアの物語が一周回って完結したことに満足しています。コナミの問題にしてもコジプロの今後にしても私にはもう関係ない話なので発売するゲームに興味があれば買うし、興味が無ければ買わないだけです。
これからプレイをお勧めするにはあまりに酷なシリーズですが、心の底からはまってよかったと思えるゲームです^^;
興味があればぜひ皆様も体感してください。世界を狂わせてしまった英雄の物語を。
興味があればぜひ皆様も体感してください。世界を狂わせてしまった英雄の物語を。
では~(゚∀゚)ノシ
BIG BOSS SAGA
1964~2014
1964~2014
ビッグボスの誕生から終焉を描いた物語はこれで終わりです。
MGSV:TPPをプレイして残った物が幻肢痛だったのか、喪失感だったのか、永遠の空白だったのか、
それとも報復心だったのか・・・
どんなものが残ったとしてもそれは間違いではないのです。本当の真実はプレイヤーの解釈次第なのだから。
ザ・ボスの意志を受け継いだビッグボスはその解釈を誤り
自分の半身とまで呼んだかけがえのない友=ヴェノムスネークを失うことになりました。
かつての盟友たちは全てこの世を去り、親友だったゼロもその手で殺し
最後には過ちだけが残りました。
そして最後は自分のコピーであり犠牲者でもあるソリッド・スネークに命を絶たれました。
過ちをすべて受け入れて・・・
死の直前にビッグボスは・・・
もうやめておきます。この記事に書いた事実は全て私の『解釈』です。
プレイヤーのあなたがみた『解釈』は
あなたが体感した『伝説』は
あなたと共に物語を創ったビッグボスの紛れもない
『真実』です
それは虚構ではなく、偽りでもなく・・・
決して幻(ファントム)などではないのだから・・・
『最後の瞬間はあなたたちの物』
その『真実』はあなたの胸だけに
『最後の瞬間はあなたたちの物』
その『真実』はあなたの胸だけに
閉まっておいてください。