最新のAI、o3-proなどのモデルは、すでに医師国家試験でほぼ満点を取れそうです。人間の受験生の全員を超えて1位になる能力です。普通に考えて、薬剤師の試験も同水準でしょう。
そうなると、ちょちょっと話を聞いて薬を出すだけ、みたいなものは、AIに置き換えれば良いことになります。
例えば、花粉症の薬や、皮膚科や精神科の薬など、もはやマイナンバーカードを読み込ませて自販機で購入できるようにする、で良くないですか?
私、シダキュアという花粉症の薬をもらうため、毎月1回、病院に通ってますが、診断10秒くらいです。本当に。何の意味があるんでしょうか?形式的に舌を見られるだけです。
恐らく、すでにAIの方が誤診する確率も低いと思いますし、そうでなくとも2年以内にはそうなるでしょう。
「トラブルがあったときに誰が責任を取るんだ!」という人も居ますが、現実的に責任は人間の医師でも取れないので、お金で解決するわけです。それならば、お金で補償する制度を用意すれば良いでしょう。
人間の医者に診てもらいたい人は、そうすれば良いと思います。しかし、自販機によって予約も待ち時間もほぼゼロ、誤診率も低いし、金額も割安、となる場合、自販機を好む人は多いでしょう。
いずれそういう制度になっていくのは確実なんでしょうから、だったら早い方が良くないですか?結局、既得権益者との戦い、なんですかね。
なんで、医療関係者の利益を特別に政治的に守らなければならないんですかね。民間企業は常に競争と技術革新にさらされて、経営の効率が低い企業はバタバタと倒産していきます。
医業が特別に守られるとしたら、それは患者の利益を守るという公共性の観点からでしょう。しかし、予約や待ち時間や誤診率など、AIを導入しないことで患者の利益が損なわれるのであれば、その限りでは無いでしょう。
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それと、尊厳死関連もどうにかして欲しい。
最小限の制度変更としては、
"治療の見込みの無い延命は虐待・人権侵害とする。延命する場合は、本人の意思表示があればそれを優先し、無ければ、少なくとも親族の意思表示が必要。"というようにするのが良いと思います。
通すのが難しそうな尊厳死とか安楽死とかまで踏み込まなくても、ひとまず、デフォルト対応を逆に設計するだけで、かなり改善するでしょう。これくらいの変更なら、ギリギリ、日本の政治でもやれるかも知れない。
現在の制度は、これの逆です。延命することが人道的とされ、それを打ち切ると医者が訴えられます。そのせいで、医師すらも非人道的だと感じるような延命が行われることがあるようです。本当に悲惨です。誰も望んでない場合すら延命が行われるのは間違っているでしょう。
挙句の果てには、介護疲れで親子で殺人まで起きています。人を健康にするどころか、殺人犯を生み出す現行制度は破綻していると言えるでしょう。それで執行猶予つけるんなら、そもそもそんな制度にするなと言いたい。
自分が脳卒中とかで倒れて、寝たきりで無理やり延命されるとしたら、本当に恐ろしいですよね?私は恐ろしいです。どうせ死ぬならポックリ死なせて欲しい。