バングラデシュ空軍の戦闘機F7の訓練機が21日、首都ダッカにある大学に墜落し、少なくとも3人が死亡、100人以上が負傷した。機体は炎上し、消防当局が消火や救助活動を進めた。空軍が墜落原因を調べている。地元メディアが報じた。
報道によると、訓練機は午後1時6分(日本時間午後4時6分)ごろ離陸。午後1時18分ごろまでに大学敷地に墜落したもようだ。訓練機が突然大きな音を出して墜落し、学生や職員が混乱に陥ったとの目撃証言がある。
現場を写した動画では、赤い炎と黒煙が立ち上り、負傷したとみられる人が木の板に乗せられて搬送されたり、兵士に抱えられたりしていた。上半身をやけどしたとみられる人の姿もあった。(共同)