美唄市贈収賄事件 贈賄側の被告2人 初公判で起訴内容認める

美唄市が発注した水道工事をめぐる贈収賄事件で、市の元課長補佐に賄賂を渡したとして、贈賄の罪に問われている水道設備工事会社の元社長ら2人の初公判が開かれ、いずれも起訴された内容を認め、検察は、2人に懲役1年と懲役10か月をそれぞれ求刑しました。

水道設備工事会社、「サニー設備工業」の元社長、伊藤義則被告(67)と、元役員の磯田諭被告(52)は、去年7月までの3年間に、美唄市が発注した6件の工事で、市の上下水道課元課長補佐の本田強志被告(53)から入札情報を教えてもらう謝礼として、旅行代金や飲食代などおよそ85万円相当を肩代わりするなどの賄賂を渡したとして、贈賄の罪に問われています。

18日、札幌地方裁判所で開かれた初公判で、2人はいずれも、起訴された内容を認めました。

検察は、「2人は元課長補佐に対して、接待をすることが違法だという意識を持ちつつも、確実に工事を落札するために犯行に至っていて、自社の利益のみを優先し、公務の公正や公務への信頼をないがしろにした」などとして、伊藤元社長に懲役1年、磯田元役員に懲役10か月を求刑しました。

一方、弁護側は、「反省していて、再犯のおそれもない」などとして、執行猶予を求めました。

判決は、来月29日に言い渡されます。

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