それでも、伝えなきゃいけない気持ち 2 | 青い芝生だった私達

青い芝生だった私達

理想の結婚をしたつもりだった。でも蓋を開ければ全部違った。
信じていた人に裏切られることがこんなにも苦しいことを知りました。
幸せな結婚をした後に起こったこと、毒親のこと書いていきたいと思います。

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※今書いてる話は
【私の妹】美紀の話です。

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その日の夜、

サアヤから電話が鳴った。


> 「もしもーし!元気?


この間はごめんね。

(サアヤの子どもが熱を出して

会える約束が流れてしまっていた)



そう言えばお義母さん、

父さんのところに電話してきたらしいよ!


“最近、美紀さん、

私の話に耳を貸してくれない。

育児ノイローゼになってるんじゃないか”って。」




私は目を閉じて大きく息を吐いた。

そうくるか——。





思わず、スマホを持つ手が震えた。


義母はこう続けたようで



> 「お父様から、伝えてくださる?


先輩ママ(義母)の話を素直に聞くようにって。なんでも、私に頼りなさい!と言っておいて下さいな。



だって!!

ふざけんなだよね?!


でもコレ聞いて私安心しちゃった!笑

ちゃんと言えてるね?

自分の気持ち!!」







「うん。嫌なことは嫌って

健人にも伝えてる。

もう少しお義母さんと距離が欲しくて。」






「それでいいんだよ。

ただでさえ、赤ちゃん育ててたら大変なのに

義母の相手までさせんな!ってね!」






「そうだよね。

それで良いんだよね。

それで健人とギクシャクしてるんだけどね⋯。」




「そっかぁ。

健人さんマザコンだから仕方ないね。。。


でも、ちゃんと伝えていいよ!

嫌なことは嫌、

無理は無理。

それでいいんだから!」







サアヤの肯定してくれる言葉は

いつも私の心を軽くしてくれる。



  














その夜、健人は珍しく早く帰ってきた。


食卓には、

冷めた味噌汁と簡単な煮物。

いつもなら「ごはん、これだけ?」

と小言を言う健人が、

その日は何も言わなかった。





代わりに、ぽつりと呟いた。


「……母さんのこと、

少し、考えてみるよ」




「え?」


「何でも“ありがたい”って思えって、

俺も言いすぎてたかも」




私は驚いたけれど、

それ以上何も言わなかった。



「ありがとう」と返す代わりに、

ひかりを抱きながら、小さく微笑んだ。


 





——ほんの、少しだけ。




ふたりの距離が、

また、元に戻れた気がした。





でも——またすぐに揺れる。





だって、義母の干渉は止まらない。


だからこそ、

私は「味方」を大事にして、

「自分の気持ちを守ること」を、

もう手放さないと決めた。








 

 




 

 







続きです↓

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