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モラ夫の話を書いてます
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その日の夜、
サアヤから電話が鳴った。
> 「もしもーし!元気?
この間はごめんね。
(サアヤの子どもが熱を出して
会える約束が流れてしまっていた)
そう言えばお義母さん、
父さんのところに電話してきたらしいよ!
“最近、美紀さん、
私の話に耳を貸してくれない。
育児ノイローゼになってるんじゃないか”って。」
私は目を閉じて大きく息を吐いた。
そうくるか——。
思わず、スマホを持つ手が震えた。
義母はこう続けたようで
> 「お父様から、伝えてくださる?
先輩ママ(義母)の話を素直に聞くようにって。なんでも、私に頼りなさい!と言っておいて下さいな。
だって!!
ふざけんなだよね?!
でもコレ聞いて私安心しちゃった!笑
ちゃんと言えてるね?
自分の気持ち!!」
「うん。嫌なことは嫌って
健人にも伝えてる。
もう少しお義母さんと距離が欲しくて。」
「それでいいんだよ。
ただでさえ、赤ちゃん育ててたら大変なのに
義母の相手までさせんな!ってね!」
「そうだよね。
それで良いんだよね。
それで健人とギクシャクしてるんだけどね⋯。」
「そっかぁ。
健人さんマザコンだから仕方ないね。。。
でも、ちゃんと伝えていいよ!
嫌なことは嫌、
無理は無理。
それでいいんだから!」
サアヤの肯定してくれる言葉は
いつも私の心を軽くしてくれる。
その夜、健人は珍しく早く帰ってきた。
食卓には、
冷めた味噌汁と簡単な煮物。
いつもなら「ごはん、これだけ?」
と小言を言う健人が、
その日は何も言わなかった。
代わりに、ぽつりと呟いた。
「……母さんのこと、
少し、考えてみるよ」
「え?」
「何でも“ありがたい”って思えって、
俺も言いすぎてたかも」
私は驚いたけれど、
それ以上何も言わなかった。
「ありがとう」と返す代わりに、
ひかりを抱きながら、小さく微笑んだ。
——ほんの、少しだけ。
ふたりの距離が、
また、元に戻れた気がした。
でも——またすぐに揺れる。
だって、義母の干渉は止まらない。
だからこそ、
私は「味方」を大事にして、
「自分の気持ちを守ること」を、
もう手放さないと決めた。