＜制作意図＞

今度の入試から、共通テストに教科「情報」が導入されます。これからの時代「情報」を学ぶことが大切なのはよくわかるのですが、テストのための勉強となると、点数を取ることに一生懸命になるあまり、本当に大切なことを見失ってしまうのではないかと考えました。このような考えを、新たに導入された教科「恋愛」に取り組む高校生を描くことで伝えようと思い、このドラマを制作しました。

＜制作意図＞

人間は、一人にしてならず。人間は一人で何でもやるのは難しい。特に放送部のドラマとは一人で全てを創りあげることは不可能です。そんな当たり前の事をかつての私のように分かっていない人もいると思います。そんな人たちに「周りの人の協力があってこその自分がいる」ということを、私はこのドラマを通じて皆さんに再認識していただきたいのです。

＜制作意図＞

わが放送部は部員が少ない。毎年4月、見学者はほとんど来ない。でも、いったん入部してみると案外続く。面白いか、面白くないか、続けられるか、続けられないかは、本人の経験によってでしか判断できないはずだ。このことを表現してみた。引き算の考え方で作った「すこし不思議な空間」の中で撮影した「一人の人物があるものを好きになるまで」のストーリーを描くことで、観る人に何かを始める気持ちになってもらいたい。