お笑いコンビ「ザ・ぼんち」(ぼんちおさむ、里見まさと)が19日放送の関西テレビ「おかべろ」に出演。漫才ブーム時代の〝お金事情〟について語った。

 同級生コンビの2人は1972年、20歳のときにコンビ結成。80年、フジ系「THE MANZAI」でブレークし、最高月収は860万円に上ったという。

 その使い道について聞かれると、里見は「税金、税金、税金で後2年間ぐらいずーっと税金払ってました、僕ら。そっちで消えてた」とこぼした。

 進行役のノンスタイル・石田明から「『売れたな』っていう実感はあったんじゃないですか?」と質問されると、おさむは「地球は自分のために回ってるんちゃうか?と思うぐらい。マッチと田原(俊彦)が出てる番組に僕らが出て、僕らの方が拍手と女の人の声援がすごかってん」と回想。里見は「細かくいくと、『恋のぼんちシート』を出した。これでもう一つ(他の漫才師より人気が)抜けてもうたんですよ」と証言した。

人気絶頂だった頃のザ・ぼんち(1981年)
人気絶頂だった頃のザ・ぼんち(1981年)

 2人が81年にリリースしたレコード「恋のぼんちシート」は80万枚以上出荷し、5億円以上を売り上げる大ヒットとなった。

 石田が「さすがに『ぼんちシート』によってすごいことになったんじゃないですか?」と確認すると、おさむは「ところが、その原盤権というやつが。版権ね。吉本興業に『原盤権を買いませんか?』と(話が来た)。『なんや、それ』って言うたら『レコード売れたら印税が入って来るんですよ』『なんぼするの? 原盤権』『30万』『あ? そんなんもったいない。出されへん』って断りよった。断らへんかったら5億入っててん」と吉本の〝判断ミス〟を悔やんだ。

 MCのナインティナイン・岡村隆史も「お金どこいったんや、5億円!」と嘆いていた。