BOOTH、AI生成物締め出し

 2025年7月18日、Pixivが運営するネットショップサービス「BOOTH」が、下記の条項を掲げ、AI生成物排除に着手。

 

特定の作品・作家への依拠性が高い商品を出品する行為
上記に準ずる商品を大量・連続的に出品する行為

https://booth.pm/announcements/828

 

https://booth.pm/announcements/828, 2025/7/18

 

 BOOTH(Pixiv)は、skebのような「経営者自身が完全な反AI」という企業に比べると、比較的AIに対して親和的なスタンスを取っていたが、今回は「反AI側に寄る」という判断をしている。BOOTHは元々「AI生成物を拒否はしないが検索結果からは除外する」というスタンスを取っていた。これが今後は「気分次第でbanする」という事になる。判定基準については、検索結果除外の時点で「基準を逆手にとった境界付近を狙う悪質行為を防ぐため」としてブラックボックス化しているので、おそらく今回もブラックボックスになる。これらはローカルルールであり、もちろん法的な根拠はない。

 

https://booth.pm/announcements/646, 2023/5/16

 

 こういった取り組みは、判定基準が「主観のみ」で曖昧なため、主観のみで人を裁こうとする反AIとの相性が良い。しかもこのルールは、「AI使用禁止」ではなく、「特定作家に寄せたら」「大量に出品したら」という曖昧な条件なので、「寄せている」「寄せていない」「大量だ」「大量じゃない」で水掛け論になるのも目に見えている。さらに「寄せても手描きならセーフ」という(一般人からすれば)一貫性のないルールである事も理解を難しくしている。

 

 また、反AIの真の目的は、「国レベルでのAIの完全使用禁止(AI使用罪)」と「AI絵師の根絶」なので、こうした中間的な取り組みは評価されにくい。コメント欄はいつも通り「完全禁止にしろ」「やっと分かったのか」といったような謎のマウントの類で埋まっている。

 

https://x.com/NoMoreGAI/status/1946075599807922501

 

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https://x.com/Katameron_2/status/1946073501825445940

 

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https://x.com/dGXxiEFnX466055/status/1946091952807739900