<ミャンマーの声>
6月29日の東京新聞記事でミャンマー人留学生たちの来日後の苦境を伝えたところ、匿名の読者から100万円の支援金が寄せられた。記者が留学生たちに渡すと、勉強中の日本語で「うれしい。ありがとうございます」と感謝の言葉が次々返ってきた。(北川成史)
◆「窮状緩和の一助に」と書かれた手紙と現金
記事では、4月から甲信越地方の日本語学校に通うミャンマー人留学生23人を取り上げた。多くはアルバイト先が見つからず、生活に困窮して学業の継続が危ぶまれていると伝えた。
掲載2日後の今月1日、「窮状緩和の一助に」と書かれた手紙と現金が入った郵便物が東京新聞に届いた。消印は6月30日付で、差出人の名前や住所はなかった。
記者は支援金を23人に分けて渡し、余った金額でコメや肉、即席麺、油などを購入して差し入れた。
6月の記事に登場した女性ミンさん(23)=仮名=は「生活が大変なのでうれしい」と喜びつつ「まだバイトが見つからない。来日の際に9月まで半年分の寮の家賃は前払いしたが、その後どうしていくか」と気をもんでいた。
ミンさんを含め、留学生らは「想像していた生活と違う」と口をそろえる。
◆留学生の半数はバイト先がなく
留学生らによると、来日前に仲介業者から「日本では学校とエージェントが一つずつバイトを紹介する」と言われた。だが、今月13日現在、23人中13人にバイト先がない。地方都市で外国人向けの求人が限られる上、学校のサポートも十分ではないそうだ。バイト先がある10人のうち学校経由は2人で、ほかは地元に長く住むミャンマー人の力添えなどで見つけたとい...
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