18日午前11時半ごろ、京都市中京区三条通新町東入ルの路上で、祇園祭後祭(あとまつり)の鷹山が山建ての作業中、部材の一部が折れて大きく傾いた。京都府警中京署によると、けが人はなかった。
折れたのは真松(しんまつ)と呼ばれる木の棒の根元の部分。真松は、松の木と、松の木を支えるためのヒノキの丸太をつないだ木の棒のことで、山を貫くように立てる。全長計約18メートル。横倒しにした櫓(やぐら)の中心に差してから綱で曳(ひ)いて起こす作業は、真松立てと呼ばれる。
鷹山保存会によると、丸太の根元が折れたため作業を一時中断。クレーンで真松を引き上げ、折れた部分を含む約1・5メートルを切り取った後、午後3時ごろから真松立てを再開。「ゆっくり、ゆっくり」という指示の声が響く中、慎重に綱を曳いて作業を終えた。24日の後祭の山鉾巡行では、昨年よりも低い山が都大路を進むという。