「本物だと思っている」と豪語した卒業証書を提出拒否! 学歴詐称疑惑の伊東市長が語っていた“強気の主張” 「利権集団に刺された、とする見方も」
「利権集団に刺された」とする見方も拡大
市民ファーストを掲げ、快進撃を続けてきた彼女だが、今回の対応を目にした支持者からは「往生際が悪い」と離反の動きも見え始めているという。 「他方、ワイドショーなどで連日のように取り上げられるうち、“入学は間違いなく、卒業が除籍だっただけでここまでたたくのはやり過ぎだ”と同情する声も少なくない。最近では、彼女が見直しを決めた市の大型事業に絡んだ“利権集団に市長は刺されたんだ”とする見方も広まっています」(前出の記者) 田久保氏自身もこう語る。 「新図書館建設は就任後、すぐ入札中止などの手続きを取りましたが、今回の騒動を経て、削ろうとした補正予算を復活させる動きがあります。そもそも学歴問題の端緒は怪文書が市議らに送られたことでしたが、実はその原本が私の地元の100円ショップのコピー機に置き忘れたままになっていたことが確認されています。すでに書いた人間のおおよその目星もついています」 田久保市長は18日、百条委員会に対し、卒業証書の提出を拒否したことを明らかにした。“本物”のはずでは……?
「週刊新潮」2025年7月24日号 掲載
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