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「もっちもちの生パスタ」製法めぐり神戸の製麺メーカーが提訴「企業秘密不正に使われた」委託先は反論「特許情報から明らか」

2025年7月17日 18:39
「もっちもちの生パスタ」製法めぐり神戸の製麺メーカーが提訴「企業秘密不正に使われた」委託先は反論「特許情報から明らか」

 企業秘密にあたるパスタの製法などを不正に使われたとして、神戸市の製麺メーカーが委託先に対し、損害賠償などを求め提訴していたことがわかりました。

 訴えを起こしたのは、生パスタなどを製造する神戸市にある製麺メーカー「神戸瑞穂本舗」です。

 訴状によりますと、神戸瑞穂本舗は、独自に開発した業務用の「もっちもちの生パスタ」をめぐり、2013年に委託先の「シマダヤ」と秘密保持契約を結び、製造方法を開示しました。

 シマダヤは翌年から自社製品として、「ゆであげ生パスタ」の販売を開始しましたが、神戸瑞穂本舗は、もちもち感を出すための、原材料の配合や製法を不正に使われたとして、1億円の損害賠償と商品の販売差し止めなどを求めています。

 17日の第1回口頭弁論で、シマダヤ側は「どの部分が企業秘密にあたるのか判然としない」などと主張しました。「製法はすでに特許情報から明らかだった」などと反論しているということです。

最終更新日:2025年7月17日 18:39
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