タミヤよりRCタンクの最新キット「1/16RC M4シャーマン(105mm榴弾砲搭載型)メカニカルステアリングシステム」が登場!実車同様の制御差動式操向装置を再現!(動画あり)
タミヤより、M4シャーマン105mm榴弾砲搭載型を1/16スケールで再現した電動ラジオコントロールタンクの組み立てキットが登場! 「1/16RC M4シャーマン (105mm榴弾砲搭載型)メカニカルステアリング」が2025年8月30日(土)発売予定です。
第二次大戦中、連合軍の勝利に貢献したM4シャーマン戦車の中でも、火力支援用として開発された105mm榴弾砲搭載型は、圧延鋼板製の車体に空冷星型エンジンを備え、榴弾・発煙弾・焼夷弾を発射可能でした。足回りをHVSSに改良した後期型は約840輌が生産され、欧州や太平洋戦線で活躍。歩兵支援や陣地攻撃のほか戦車戦でも奮闘し、その火力を存分に発揮しました。
M4シャーマンには、従来のクラッチ・ブレーキ式の欠点を克服した「制御差動式操向装置(クレトラック式)」が採用されました。これは、旋回時に片側のスプロケットを減速させつつ、もう一方を増速させる仕組みで、スムーズな旋回と最小限の駆動ロスを実現。ブレーキの過熱も抑えられました。この優れたメカニズムはM24やM8など他の米軍車輌にも採用され、連合軍の勝利を支えたのです。
キットでは、そんなM4シャーマン(105mm榴弾砲搭載型)の外観からギミックまで実感豊かにモデル化。航空機用をベースとした空冷星型9気筒エンジンを搭載したことによる、腰高ながら全長が短いコンパクトな姿が忠実に再現されており、砲塔の鋳造肌もリアルな仕上がり。砲塔上面左側のローダーズハッチは開閉可能で右側キューポラの車長用ハッチは開閉選択式です。
M1ヘルメットを着用し、戦闘シーンを意識したコマンダーの人形付き。また、M2重機関銃は本体はもちろん、弾薬箱トレイに別パーツの弾薬箱をセットするなど、精密な仕上がりとなっています。
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