太地町の国際鯨類施設で29日(火)から8月10日(日)まで、クジラ専門の研究所による特別企画「クジラ博士になろう」が開催される。一般財団法人日本鯨類研究所の主催。「クジラ博士育成セミナー」や「くじらかるた大会」の開催、工芸品や図書の展示、映像上映会などでクジラや鯨類研究への理解を深められる。入場無料。
2023年にクジラの町・太地に完成した国際鯨類施設で開催。エントランスホールではクジラバルーン、クジラ頭部模型、ニタリクジラ実物大の幕、工芸品やパネルの展示、クジラ遊泳VR体験など盛りだくさん。
時間は午前9時30分から午後4時まで。問い合わせは日本鯨類研究所太地事務所(電話0735-29-2281)。
盛りだくさん 誰でも
特別イベント「クジラ博士育成セミナー」は土日限定。定員は先着90人。内容は中学生レベルで、若者、大人、親子連れなど誰でも参加可能。
8月2日(土)・3日(日)が「生き物としてのクジラコース」で▽クジラの年齢を科学する(午前10時~11時・午後1時~2時)▽クジラは何を食べているの(午前11時30分~午後0時30分・午後2時30分~3時30分)—からなる。
8月9日(土)・10日(日)は「人間とクジラの関わりコース」で▽クジラの頭数の数え方を学ぼう(午前10時~11時・午後1時~2時)▽クジラを減らさない方法とは(午前11時30分~午後0時30分・午後2時30分~3時30分)—からなる。
なお、平日は研修ホールでクジラに関する映像の上映会を行う。上映スケジュールは別枠参照。
その他、31日(木)と8月1日(金)にはくじらかるた大会を開催する。また土日限定でアンケートに答えて「日本近海にいる鯨類」の下敷きプレゼントもある。さらにスタンプラリーも。