京都アニメーション主催の追悼式で八田英明社長が述べた挨拶は以下の通り。
本日は6年目の追悼式に皆様ご参列いただいたこと厚く御礼申し上げます。
追悼式にあたり一言ご挨拶申し上げます。
6年の月日は長いようですが、あっという間に過ぎ去りました。ご家族の皆様におかれましてはつらい日々をお過ごしのことと存じます。大切なご家族を守れなかったこと、何年が経とうと心より申し訳なく存じます。
当社社員も仲間を忘れたことはありません。事件以後に入社した社員もこの追悼式に多く参列しています。
昨年は、5年目の節目でした。宇治市ほか皆様のご理解とご協力のもと「お茶と宇治のまち歴史公園」に「志を繋ぐ碑」を寄贈させていただきました。5年目の節目に36人の皆が京都の宇治の地で働いていたこと、その証をご家族を代表する幹事の皆様、当社それぞれの代表、関係の皆様と打ち合わせを重ねて完成できたことはなによりと存じています。
そして、今は6年という月日のなかで、ともに作ってきた作品をもとにして7本の劇場作品と4本のテレビシリーズを作ってきています。現在、映画『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』が劇場公開中です。また、新たなテレビシリーズをみんなの志とともに、7月より放送していますが、作品を制作するなかで、いかに皆の力が大きかったかを思います。
しかしながら、ともによってたかって作ってきた仲間と、事件以後に入社した社員とともに心を一つにして恥ずかしくない作品を作り続けたいと存じます。
最近の状況ですが、12年ほど共に作ってきた『Free!』シリーズのオーケストラコンサートを今年の5月に鳥取市で、翌日にはロケ参考地になった隣町の岩美町でイベントを行いましたが、全国から約3,000人のファンの方が集まりました。
ともに、よってたかって作ってきた作品が多くの人に届いている証かと存じます。
これからも仲間の心とともに繋いでいきたいと存じます。
先日の7月12日は会社設立40周年でした。みんながいてくれたら、記念日としてともに盛大にお祝いできたのですが、ささやかに祝しました。
今後も50年を目指して社員一丸となって、36人の志とともに邁進したいと存じます。
当方も、後期高齢者になり、体調を崩したりしていますが、大事な会社の慰霊碑建立、ほか、ともに進みたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。