絶大な人気があった「洋ピン」のシャロン・ケリー 〝老いるショック〟でブーム再燃
シャロン・ケリーはその表紙を飾るほど絶大な人気があった。新作紹介ページには彼女の『秘密ポルノ放送/ダーティサリー』が載っていて、僕はさぞかしエロい放送をしてんだろうな、聞きてぇーなァーと思ったものだが当時、まだ洋ピン館に行く勇気は持ち合せていなかった。
その後が『シャロン・ケリー/ポルノ探偵局』ときて、遂に来日『色情トルコ日記』(共演・梅宮辰夫!)と相成ったのである。
どれも後にビデオ化されてから観たのだが、当然レンタルなんてヘボなマネしなくて買い。
そん時は僕の妄想の方が勝っていたので、ボカシのやたら入る〝洋ピンは遠きにありて思ふもの〟と、かなりガッカリしたけど、ここにきて老いるショックの影響かシャロンブームが再燃したって話なんですけどね。以上。
■みうら・じゅん 1958年2月、京都市生まれ。イラストレーター、漫画家。エッセイストとしても知られ、97年に「マイブーム」で新語・流行語大賞を受賞した。2021年本屋大賞「発掘部門/超発掘本!」で、著書『「ない仕事」の作り方』(文春文庫)が受賞。近著にコラムニストの辛酸なめ子さんとの共著『ヌー道―nude―じゅんとなめ子のハダカ芸術入門』(新潮社)、新刊『マイ修行映画』(文藝春秋)、『マイ遺品セレクション』(文春文庫)が発売中。
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